神の子池
実写(ライセンス済み)690 Noda / CC BY 3.0

道東・清里No.868★★地図で見る →

神の子池

〜摩周湖の裏へ抜ける道の湧水池〜

nature穴場——実はすごい

道東・清里の山あい、砂利の林道を抜けた先にある小さな湧水の池。青く澄んだ水の底に、倒木が朽ちないまま横たわっているのが見える。凍らない池でもある。

  1. 起点清里町駅
  2. 車で約40分レンタカー・バス便なし
  3. 降車神の子池入口(ハトイ林道)
  4. 徒歩
  5. 神の子池

狙い目

知られていない池ではない。町自身が観光スポットとして載せているし、林道の突き当たりには看板も立っている。それでも混みきらないのは、道のりのせいだ。バスは通わず、終盤は路肩の崩れやすい砂利道で、大型と中型の車両は入れない。携帯の電波も心もとない。水辺に立っている人は皆、同じ林道を走ってきた人だ。

場所

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見どころ

神の子池入口Yobito KAYANUMA / CC BY-SA 3.0
  1. 林道入口の看板砂利道が池に突き当たる地点に立ち、そのわきから水辺へ入る
  2. 水際の遊歩道水深5mほどの池のふちに沿って渡された短いデッキ
  3. 沈んだ倒木年間8℃の水に守られ、朽ちないまま底に横たわる幹
  4. オショロコマ朱色の斑点をもつ小さな魚。倒木のあいだを行き来する
  5. 裏摩周展望台摩周湖の3つの展望台でいちばん低い一台。同じ道道の先にある

実際の行き方

  1. 清里町駅→道道摩周湖斜里線を中標津方面へ。車で約25km
  2. ハトイ林道へ右折し、砂利道を約2km。路肩が崩れやすいので徐行で
  3. 看板のところで車を降り、遊歩道づたいに水辺へ
  4. 道道へ戻り、そのまま裏摩周展望台へ足を延ばして湖そのものを見る
清里町駅からレンタカー
池まで通う路線バスは無い。清里町駅から道道摩周湖斜里線を中標津方面へ約25km、そこでハトイ林道へ右折し、砂利道を約2km進むと看板に着く。路面が乾いていれば40分ほど見ておけばいい。
同じ林道を戻る
来た道をそのまま戻って道道へ出る。片方へ折れれば裏摩周展望台の方向で、町はここまで約37kmとしている。もう片方へ折れれば清里の市街に戻る。林道に照明は無いので、帰りを暗くなってからに残さないこと。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

神の子池は、摩周湖の裏側を走る道沿いの森のなかにある。清里町のはずれ、周囲220mほどの小さな池で、流れ込む川は一本もない。それでも一日およそ12,000tの水が池底から湧き、一本の流れ出しとなって札弦川へ、さらに斜里川へ下っていく。青いのは空の映り込みではない。水が澄み、光が届くだけの深さがあり、底に積もった白っぽい火山灰がその光を返す。だから曇りの日でも青く見える。

おすすめの楽しみ方

林道は冬に閉まる。2025年のお知らせでは12月1日にゲートが下り、再開の日付は雪解け次第で示されていない。裏摩周展望台のほうは別の暦で動いていて、4月20日ごろに開き、10月の末で閉じる。二つを重ねると、一度のドライブで両方に寄れるのは春の終わりから晩秋までということになる。

歴史・背景

池の背後にあるカルデラは、およそ7000年前の噴火でできたもので、以来そこに水を湛えているのが摩周湖だ。アイヌ語で摩周湖はカムイトー、神の湖。この池はその子、という言い伝えがそのまま名前になっている。摩周湖の水が地下を通ってここへ湧く、というのが古くからの説明だった。後の調査は、外輪山に降る雨や雪のほうを水源として示している。それでも呼び名は変わっていない。

行く前に

現金
池そのものは無料で歩ける。林道沿いに施設の案内は無いので、必要なものと燃料は清里で済ませてから折れる。
行く前に
林道は冬期に閉鎖され、雪が消えてから開く。開通日は事前に告知されない。倒木の撤去などで、時期を問わず急に通行が制限されることもある。池の周辺は電波が届きにくいので、舗装路を離れる前に地図を落としておく。
別ルート
摩周湖の側から入るなら、同じ道道を裏摩周展望台から上がってくる形になり、池がドライブの終点になる。この一帯で車を借りるなら、女満別か中標津の空港が近い。
降りたあと
砂利道は「神の子池」の看板で終わり、そこから少し歩けば水辺に出る。湧き出している池底に踏み込まず、ふちの遊歩道を歩く。