
沖縄・石垣島 川平No.811★★★地図で見る →
川平湾
八重山でいちばん撮られている湾。そして、泳いではいけない湾でもある。潮が速いためだ。かわりに川平公園の高みから見下ろし、グラスボートでサンゴ礁の上を渡る。
- 起点石垣バスターミナル
- 約50分東バス9番・約50分
- 降車川平公園前(東運輸 系統9・川平リゾート線)
- 徒歩
- 川平湾
場所
沖縄のほかの記事 9件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 展望テラス斜面に設けられた柵つきの展望所。湾と小島を北向きに見渡す
- 松林を下る遊歩道テラスから浜へ下る舗装路。ほぼ全区間が木陰になる
- 砂浜の乗り場浜に引き上げられたグラスボート。船体の色が事業者ごとに違う
- 湾口の小島湾の入り口に連なる緑の岩島。海の色が帯に分かれる理由
実際の行き方
- 石垣バスターミナル→川平公園前(東バス系統9・川平リゾート線/約50分)。
- 県道から下って展望テラスへ。まず湾を上から見る。
- 松林の遊歩道を浜まで下り、砂浜の各社カウンターで乗船券を買う。
- サンゴ礁の上を渡ってから、同じ停留所に戻って帰りのバスに乗る。
- 石垣バスターミナルから東バス系統9
- 石垣バスターミナル→(系統9・川平リゾート線/約50分)→川平公園前。この方向の便は一日6本で、早朝から夕方まで散らばっている。帰りの計画を立てる前に、乗り場の発車時刻を確かめておきたい。
- バスターミナルへ戻る
- 帰りも系統9がほぼ同じ所要で走り、最終は夕方に出る。島を回る系統7・8・2・3も川平に停まるので、午後は選択肢が少し広がる。
どんな場所か
湾は石垣島の北西海岸に切れ込み、その湾口には九つの小島が浮かぶ。色が変わって見えるのはこの地形のせいだ。砂の上の浅場は淡い緑に、島と島のあいだの水路は濃い青になり、潮が動くにつれてその境目もゆっくり移っていく。水面を見下ろす川平公園の展望テラスは、湾に張り出した斜面の上にある。そこから松の木陰を抜ける舗装路が砂浜まで下り、浜にはグラスボートが引き上げられている。隠れた場所ではないし、歩き回る場所でもない。見て、そして渡る場所だ。
おすすめの楽しみ方
この湾は二度見るのがいい。船は日中ずっと出ていて一周は短いから、行きのバスと次の便のあいだで無理なく収まる。ただし浜へ下りる前に帰りを確かめておきたい。川平公園前を出る最終は19時20分ごろで、それを逃すとこの集落に足はない。
歴史・背景
川平湾は景色であると同時に、働く海でもあった。大正時代からこの湾内で黒真珠の養殖が続いており、いかだが浮かぶのは湾の奥まった腕の内側にあたる。真珠の養殖場が残ったことは、この水域が開発から守られてきた理由のひとつでもある。遊泳を許さない潮の流れは、同じくサンゴ礁を養う流れでもあった。グラスボートはそれに対する地元の答えとして育ち、いまは公園裏の集落に複数の事業者が事務所を構え、同じ砂浜からそれぞれの船を出している。
行く前に
- 現金
- 公園と展望テラスは無料。グラスボートの料金は事業者ごとに違い、支払いは浜の各社カウンターで行うので、値段は現地の窓口で確かめたい。東バスの運賃は現金かタッチ決済のクレジットカードのみで、交通系ICは使えない。運賃箱では釣り銭が出ないため、車内の両替機を使うことになる。
- 行く前に
- 湾内は潮の流れが速く遊泳禁止。これは注意ではなく禁止として運用されている。船は風と波が強いと欠航し、初夏から晩秋にかけての台風の時期はとくに多い。
- 別ルート
- 石垣空港からは系統11・米原キャンプ場線が川平方面へ直通する。空港発は12時15分と15時の2便。車なら空港から一般道で約30分、湾には無料の駐車場もある(有料駐車場もあり)。
- 降りたあと
- 川平公園前は集落の上手、県道沿いにある。海の方へ2分ほど下ると左手に展望テラスが開け、その先が浜への遊歩道になる。