琉球泡盛 首里三箇
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

那覇東・首里No.1018★★★地図で見る →

琉球泡盛 首里三箇

food王道を、いちばんいい形で

琉球王府が泡盛づくりを許した首里の三町、崎山・赤田・鳥堀。いまは普通の住宅地で、首里駅から西へ歩いてすぐ、首里城の南と東の壁沿いに坂と路地が残っている。

  1. 起点那覇空港駅
  2. 約30分ゆいレール+徒歩
  3. 降車首里駅(ゆいレール)
  4. 徒歩
  5. 琉球泡盛 首里三箇

場所

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見どころ(歩く順)

沖縄Pre-war photographer / Public domain
  1. 鳥堀首里駅から最初に入る、三箇の東の町
  2. 赤田石垣と門が続く細い路地。三箇の中ほどにあたる
  3. 崎山首里城の南側の斜面に広がる、三箇のひとつ
  4. 崎山樋川首里崎山町に残る石積みの湧き水。尾根の水源のひとつ
  5. 首里城公園三つの町が囲むように築かれた城郭。歩きの西の終点

実際の行き方

  1. 那覇空港駅→首里駅(ゆいレール・約30分)。
  2. 首里駅→鳥堀・赤田の路地(西へ徒歩数分)。
  3. 赤田→崎山→首里城公園。城壁の手前で歩きを終える。
ゆいレール・那覇空港駅から直通
那覇空港駅→(ゆいレール・約30分)→首里駅。日中は本数が多く、時刻表を細かく調べる必要はない。駅を出て大通りを西へ進むと、数分で鳥堀に入り、続いて赤田の路地が左手に開ける。
首里駅から戻る
路地を北東へ抜けて首里駅に戻り、ゆいレールで那覇中心部や空港方面へ下る。夜遅くまで運行があるが、首里で食事をして遅くなる場合はホームで終電の時刻を確認しておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

泡盛の定義は法律で細かく決まっている。黒麹菌を生やした米麹と水を原料に発酵させ、単式蒸留機で蒸留したもの。地理的表示「琉球泡盛」はさらに厳しく、仕込み水は県内で採ったものに限り、発酵から蒸留・貯蔵・容器詰めまで県内で行うことを求める。その仕込みが集まっていたのが首里三箇、崎山・赤田・鳥堀の三町で、首里城の南と東の斜面を抱き込むように並ぶ。湧き水の豊かな尾根だったことが、ここに集まった理由として挙げられる。今は普通の住宅地で、施設をめぐる場所ではなく、坂と石垣を歩く場所だ。

おすすめの楽しみ方

路地には1時間弱を見ておくといい。首里城とあわせて歩けば、王都の表と裏がひと続きになる。午後遅くは石垣に光が低く当たって歩きやすい。歩くより味わいたいなら、泡盛は那覇の各所で買える。ラベルに「古酒(クース)」とあるものは、3年以上寝かせた酒だ。

歴史・背景

王国時代、泡盛づくりは王府の管理下にあった。王府から命じられた焼酎職が御用の酒をつくり、その仕込みは首里三箇の三町に限られていた。王国が終わると製造は島じゅうに広がり、沖縄戦で首里の家並みはほとんど失われた。戦後に首里へ戻って造り続けた蔵は多くない。「琉球泡盛」の名は現在、地理的表示として保護されている。

行く前に

現金
路地は公道で、歩くのは無料。ゆいレールの運賃は各駅の券売機に掲示されている。歩きの西端にある首里城公園の有料区域に入る場合は、別途料金がかかる。
知っておきたいこと
塀の内側には人が暮らしているので、のぞき込まず、声も抑えて歩きたい。路地は狭く階段混じりで、尾根に沿って上り下りが続く。足元は明るいうちのほうが歩きやすい。
別ルート
那覇の中心部からは、県庁前駅か牧志駅でゆいレールに乗って東へ。空港から乗るより短い時間で首里に着く。
降りたあと
首里駅では城側の出口から出て、大通りを西へ。すぐに鳥堀に入り、道が城へ向かって曲がるにつれて赤田、崎山と続く。