
那覇・首里No.685★★★地図で見る →
首里城公園
那覇の街を見下ろす尾根に築かれた琉球王国の王城。火災で失われた正殿の再建が進み、その工事を見るための高いデッキが組まれている。2026年11月に正殿が公開されれば、この眺めは終わる。
- 起点那覇空港
- 約45分ゆいレール+徒歩
- 降車首里駅(ゆいレール)
- 徒歩
- 首里城公園
場所
沖縄のほかの記事 41件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 守礼門参道に立つ朱塗りの門。火災を免れており、無料でくぐれる
- 園比屋武御嶽石門御嶽への小さな石門。これ自体が世界遺産9件のうちのひとつ
- 歓会門石獅子が両脇を固める最初の城門。ここまでは無料区域
- 瑞泉門門の名の由来になった湧き水・龍樋の脇を通る石段の上
- 正殿の見学デッキ有料区域に組まれた高い台。復元中の正殿を見るための場所
- 東のアザナ城内でいちばん高い東側の物見。那覇の街から海までが見渡せる
実際の行き方
- 那覇空港駅→首里駅(ゆいレール・27分・360円)。
- 首里駅→守礼門(徒歩約15分。坂を下って回り込む)。
- 無料区域の門を歓会門・瑞泉門まで上り、奉神門で切符を買う。
- 見学デッキで正殿を見て、東のアザナに上がり、来た道を戻る。
- 那覇空港からゆいレール
- 那覇空港駅から首里駅まで、ゆいレールで27分・360円。路線は空港ターミナルの中から出ているので、行きは乗り換えがいらない。首里駅は公園の東側の玄関口にあたる。
- 首里駅から戻る
- 首里駅まで歩いて戻り、ゆいレールで那覇空港方面へ。日中は本数が多く、帰りの時刻を細かく決める必要はない。ただし終電は深夜前に出てしまう。夕方の光を待って残るなら、ホームの表示を見ておきたい。
どんな場所か
首里は那覇の街を見下ろす尾根の上にある。港と後背の国土を同時に見張れるから、城はここに置かれた。首里城は琉球王国の王城で、中国から東南アジアまでを相手に交易した宮廷の中心だった。公園は城跡一帯を占め、無料の外郭と有料の内郭に分かれている。石垣が直線ではなく曲線を描くのは、本土の城ではなくグスクの造りだからだ。
おすすめの楽しみ方
無料区域は8時、有料区域は8時30分に開く。この30分は、内郭の門が開くまでのあいだに外の門を上っていける時間だ。閉場は4月から11月のほうが冬より遅い。いま来る理由は復元そのものにある。正殿が公開されれば、素屋根も見学デッキも姿を消す。
歴史・背景
尾根の上に城が構えられたのは14世紀のこと。やがて琉球王国の王城となった。1945年、米軍の砲撃で全焼し、そのまま長く廃墟のままだった。正殿と門の復元が完成したのは1992年。2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」9件のひとつとして世界遺産に登録されたが、登録されたのは復元された建物ではなく、その下に眠る城跡のほうだ。そして2019年10月31日、正殿は二度目の火災で焼け落ちた。
行く前に
- 現金
- 外郭は無料だ。守礼門、園比屋武御嶽石門、歓会門、その下の池のあたりまでは切符がいらない。有料になるのは奉神門から先の内郭で、窓口ではクレジットカードと電子マネーが使える。内郭の料金は正殿の公開に合わせて改定されるので、予算を組む前に確認を。
- 行く前に
- 園内の道は石で、傾斜のきつい箇所がある。登りには日陰が少ない。有料区域の閉場は、12月から3月にかけて暖かい季節より早くなる。台風のときは公園全体が閉まり、園内の建物には独自の時間で開閉するものもある。
- 別ルート
- 那覇バスターミナルからの市内バスが公園の近くまで坂を上がるので、駅からの登りを省ける。守礼門から数分のところには王家の墓所・玉陵があり、同じ半日に組み合わせるならここが定番だ。
- 降りたあと
- 首里駅は西側の出口から出て、案内表示に従って坂を下り、回り込むように守礼門へ。舗装路で15分ほど。ウィーヌモー側から入る近道なら6分ほどだが、坂道の見せ場である門の連なりを飛ばすことになる。