鵜戸神宮
実写(ライセンス済み)MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0

宮崎南部・日南No.536★★★地図で見る →

鵜戸神宮

〜海食洞のなかに建つ社〜

history王道を、いちばんいい形で

日南海岸の断崖にあいた海食洞のなかに、朱塗りの本殿が納まる神社。岩肌に沿って刻まれた石段を下って参拝し、すぐ下では波が砕けている。境内は無料。

  1. 起点宮崎駅
  2. 約1時間30分宮崎交通の海岸線バス
  3. 降車鵜戸神宮バス停(宮崎交通)
  4. 徒歩
  5. 鵜戸神宮

場所

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見どころ(歩く順)

鵜戸神宮 楼門Sanjo / CC BY-SA 3.0
  1. 楼門崖の上に立つ朱塗りの門。下りはここから始まる
  2. 崖沿いの石段岩肌に沿って刻まれ、洞窟の口へと下っていく石の階段
  3. 岩窟のなかの本殿洞窟の床に据えられた朱塗りの社殿。すぐ下で波が砕ける
  4. お乳岩本殿の裏、洞窟の壁に並ぶ二つの丸い岩。水がしたたり落ちる
  5. 亀石と運玉本殿の下にある亀の形の岩。そのくぼみをねらって運玉を投げる

実際の行き方

  1. 宮崎駅→鵜戸神宮バス停(宮崎交通の路線バス・飫肥行き・約1時間30分)。
  2. 鵜戸神宮バス停→参道入口(岬のトンネルを抜けて徒歩約10分)。
  3. 楼門をくぐり、崖沿いの石段を洞窟の口まで下る。
  4. 岩窟のなかの本殿を参拝し、裏のお乳岩、下の亀石へと回る。
宮崎駅から宮崎交通バス
宮崎駅→(宮崎交通の路線バス・飫肥行き・約1時間30分)→鵜戸神宮バス停、そこから徒歩約10分で参道入口。乗り換えなしで着くぶん、海岸沿いを長く走る。団体が入る前に洞窟を見たいなら、選べるかぎり朝いちばんの便がいい。
鵜戸神宮バス停から戻る
帰りは道路の反対側の停留所から、同じ海岸ルートで宮崎方面へ。この区間は本数が少ないので、着いたときに時刻表を撮っておきたい。一本逃すと、雨をしのぐ場所もほとんどないまま長く待つことになる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

鵜戸神宮があるのは、宮崎市から南へ延びる日南海岸、鵜戸崎の断崖にうがたれた洞窟のなかだ。参道の向きが、ふつうの神社と逆になっている。楼門を過ぎると石段は岩肌に沿って下りはじめ、社殿は坂を上りきった先ではなく、洞窟の底に見下ろす形で現れる。中に入れば、朱に塗られた社殿が洞の床に据えられ、入口のすぐ外では日向灘の波が岩を洗っている。境内そのものは無料で入れる。

おすすめの楽しみ方

開門は6時、閉門は18時。得をするのは最初の一時間だ。洞窟は日向灘に向かって東に開いていて、朝日はその海の側から差してくる。運玉は授与所で受け、亀石のくぼみをねらって投げる。作法は男性が左手、女性が右手と決まっている。

歴史・背景

主祭神は鸕鷀草葺不合尊。社伝はこの洞窟を、その神の生まれた場所とする。本殿が岬の上ではなく岩のなかにあるのは、そのためだ。江戸時代を通じて飫肥藩の歴代藩主が社殿の維持と改築にあたり、いま立つ朱塗りの権現造もその積み重ねの先にある。2017年には、神社を含む崖と海岸の一帯が「鵜戸」の名で国の名勝に指定された。

行く前に

現金
境内は無料。運玉やお守りは授与所で受ける。この海岸沿いでは現金を持っておくのが無難だ。駐車場は無料で、数百台分の広さがある。
行く前に
正月の期間は時間が変わる。石段は吹きさらしの崖に沿い、洞窟の口には波しぶきが入る。荒天時は通行が制限されるし、日南海岸は台風の通り道でもある。危ないのは高さより、濡れた石のほうだ。
別ルート
公式は鉄道とバスを分ける行き方も案内している。JR日南線で伊比井駅または油津駅まで行き、海沿いの路線バスに乗り換えて同じ停留所で降りる。宮崎空港からなら、日南・飫肥・都井岬方面の路線バスで約60分。歩いて入るなら、旧参道の八丁坂が吹毛井の港から上り438段・下り377段で続いている。
降りたあと
鵜戸神宮バス停からは、鵜戸崎の下を抜けるトンネルを通って参道入口まで道が続く。入口をくぐると高いところに楼門があり、そこから先はすべて下りになる。