えびの高原
実写(ライセンス済み)STA3816 / CC BY-SA 3.0

宮崎西部・えびのNo.513★★★地図で見る →

えびの高原

〜霧島連山にひらけた火口湖の高原〜

nature王道を、いちばんいい形で

霧島の火山にかこまれた高い盆地。三つの火口湖が、たがいに歩いて回れる距離にならぶ。国立公園として監視が続く土地で、高原を横断する道の一部は週末しか開かない。

  1. 起点えびの駅(JR吉都線)
  2. 半日レンタカーかタクシー・路線バスなし
  3. えびの高原

場所

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見どころ(歩く順)

不動池690 Noda / CC BY 3.0
  1. えびのエコミュージアムセンター登山口に立つ国立公園のビジターセンター。その日の規制はここに掲示される
  2. 韓国岳登山口高原からそのまま取り付ける、霧島最高峰への標準ルートの起点
  3. 白紫池三つの火口湖でいちばん浅く、自然探勝路の最初に現れる池
  4. 六観音御池森にかこまれた火口湖。尾根の上に展望台がある
  5. 不動池道路ぎわの火口湖。規制が続くあいだは、ここが折り返し点になる

実際の行き方

  1. えびの駅(JR吉都線)→えびの高原(タクシーか車。路線バスはない)。
  2. または九州自動車道えびのIC→県道30号えびの高原小田線で高原へ。
  3. エコミュージアムセンター駐車場→白紫池→六観音御池(自然探勝路)。
  4. 六観音御池→不動池。規制が続くあいだは同じ道を引き返す。
九州道えびのICからレンタカーで上がる
高原へ向かう路線バスはない。九州自動車道のえびのICで降り、県道30号えびの高原小田線を登るのが通常の道で、こちら側は規制を受けていない。鉄道で来るならJR吉都線のえびの駅が最寄りだが、駅から先はタクシーか車が要る。
来た道をそのまま下る
週末の暫定開放にあたらない限り、高原は往復になる。県道30号をえびのIC方面へ下る。山の天気は急に変わり、下りに照明はないので、日のあるうちに動きたい。タクシーで上がった場合は、降ろされる前に帰りの迎えを頼んでおくこと。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

えびの高原は霧島連山にかこまれた盆地で、駐車場の端からいきなり最高峰の韓国岳が立ちあがる。盆地のなかには白紫池・六観音御池・不動池という三つの火口湖があり、朝のうちに歩ける長さの自然探勝路が三つをつないでいる。足元の山はいまも動いている。すぐ西の硫黄山の噴気は、高原を横断する道を何度も閉ざしては開けてきた。宮崎県とえびの市がそれぞれ道と登山道の状況を出しているので、出発前に見るべきはその告知だ。

おすすめの楽しみ方

前夜に県と市の告知を読んでから、エコミュージアムセンターを起点に不動池までを往復する。ここで午前中を使いきるつもりでいい。午後は、規制が解けていれば韓国岳へ。硫黄山へ抜ける横断路は週末の日中しか開かないので、平日は同じ道を戻ることになる。

歴史・背景

霧島が国立公園に指定されたのは1934年、日本で最初の国立公園群のひとつとしてだった。以来この高原は、およそ一世紀にわたって保護されながら人を迎えてきた。西側に立つ硫黄山はこのあたりでいちばん若い火口で、山頂ではなく韓国岳の山腹から噴き出してできた山だ。それが近年ふたたび活動を強めた。いま出ている通行止めや登山規制はすべてそのときからのもので、緩められては締め直されてきた。

行く前に

現金
自然探勝路を歩くのに費用はかからない。高原にはえびのエコミュージアムセンター、足湯の駅、キャンプ村があり、えびの市は通常営業と案内している。とはいえ山のなかで店の数は多くない。現金と水は持って上がりたい。
行く前に
ここが日々変わる。新燃岳は火口周辺規制が続き、韓国岳へ向かう尾根道のうち一本はいまも通行できない。池めぐりは不動池までで引き返す。県道1号の甑岳登山道入口付近から県道30号との交点までは、土曜・日曜の9時から17時まで、屋根付きの自動車に限って通行できる。宮崎県とえびの市の両方が随時更新している。
別ルート
もう一方の入口は鹿児島側で、霧島温泉郷から登ってくる道。いま使えないのは小林市側で、えびの市は小林市からのアクセスは現在できないと案内している。北からなら宮崎空港、南からなら鹿児島空港が起点になる。
降りたあと
鉄道の最寄りはえびの駅だが、高原まで歩ける距離ではない。道のりは長く歩道もないので、駅からはタクシーか車で上がる。高原に着いたあとは、エコミュージアムセンターの駐車場が起点。三つの池はそこから歩いて回れる。