都井岬
実写(ライセンス済み)Koji Ishii / CC BY 2.0

宮崎南部・串間No.533★★★地図で見る →

都井岬

〜野生馬が暮らす宮崎最南端の岬〜

nature王道を、いちばんいい形で

宮崎県最南端、太平洋へ突き出した草地の岬。厩舎も世話係も持たない在来馬・御崎馬が一年じゅう外で暮らし、その先端に、のぼれる白い灯台が立っている。

  1. 起点宮崎駅
  2. 半日JR日南線+コミュニティバス
  3. 降車串間駅(JR日南線)
  4. そこから
  5. 都井岬

場所

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見どころ(歩く順)

都井岬灯台sk01 / CC BY-SA 3.0
  1. 駒止の門放牧地への唯一の入口。車両ごとに保護協力金を払って入る
  2. 小松ヶ丘門をくぐってすぐ広がる草地。群れの多くがここで草を食む
  3. 都井岬観光交流館 PAKALAPAKA馬の生態を映すミニシアターと食事処のある休憩施設
  4. 都井岬灯台九州で唯一のぼれる灯台。断崖の上に白い塔が立つ
  5. 御崎神社先端の崖にはめ込まれるように建ち、外海へ向く古社

実際の行き方

  1. 宮崎駅→串間駅(JR日南線。南宮崎で乗り換える便もある)。
  2. 串間駅→都井岬(串間市コミュニティバス「よかバス」都井岬線)。
  3. 駒止の門→小松ヶ丘の草地→都井岬観光交流館PAKALAPAKA。
  4. PAKALAPAKA→都井岬灯台→先端の御崎神社。
JR日南線で串間へ、乗り継いでコミュニティバス
宮崎駅からJR日南線を南下して串間駅へ。南宮崎で乗り換える便もある。串間駅からは串間市のコミュニティバス「よかバス」都井岬線が岬まで走る。どちらも便の限られたローカル路線なので、着いてから調べるのではなく、出発前にその日の時刻を押さえておきたい。
帰りの便を先に確かめる
岬から公共交通で戻る手段はよかバス都井岬線だけで、午後は便が細る。着いたときに帰りの発車時刻を確認しておきたい。串間駅から北へ向かう列車も日中は間隔が空く。車なら、夕方に閉まる駒止の門より前に岬を出ること。10月から3月は閉門が早まる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

宮崎県の南端、太平洋へ落ちる断崖の上にひろがる草地が都井岬だ。岬はまるごと柵で仕切られた放牧地で、なかで暮らす御崎馬には厩舎も世話係もいない。斜面の草を食み、子を産み、風を避ける場所を自分で選んで過ごしている。道は県道の都井岬線が一本きり。駒止の門から入り、ゆるやかに登って先端へ抜ける。路肩にも路面にも馬がいるため、車は自然と徐行になる。宮崎県の公式ガイドは、距離をとること、餌をやらないこと、触れないことを来訪者に求めている。

おすすめの楽しみ方

平日に、二時間ほど余裕をもって訪ねたい。門から先端までの距離は短いが、馬が道を横切るたびに止まるので、時間は読めないものと思っておくといい。途中のPAKALAPAKAは9時から17時まで開いていて、火曜は休み。火曜に行くなら食事は自分で用意していく。

歴史・背景

この岬で馬が飼われはじめたのは江戸時代、高鍋藩が軍馬を放牧したのが始まりとされる。厩舎に入れず野に放したまま代を重ね、いまも日本在来馬の一系統として残っている。1953年、「岬馬およびその繁殖地」として国の天然記念物に指定された。守られているのは馬だけでなく、馬の暮らす草地そのものでもある。先端に立つ灯台の初点灯は1929年。

行く前に

現金
駒止の門の野生馬保護協力金は、軽・普通自動車が500円、二輪車が200円。灯台の参観料は中学生以上300円。よかバスは集落線が1回200円、1日フリーパスが400円。門でも灯台でも現金で払うことになるので、小銭を用意しておきたい。
行く前に
駒止の門は朝に開いて夕方に閉まり、10月から3月は閉門が早い。ただし開閉時刻は県と市の案内で食い違っているので、当日に確かめたい。灯台の参観は午前と、昼休みをはさんだ午後。午後の終了時刻は季節と曜日で変わる。自転車競技などの行事にともなう通行規制が出ることもある。
別ルート
車なら、串間へは宮崎空港から日南海岸を南下する道と、鹿児島空港から半島を横断する道の二通りが案内されている。串間から先は都井岬線が岬への唯一の道で、入口も駒止の門ひとつだけだ。
降りたあと
鉄道は串間駅までで、岬まで歩ける距離ではない。駅からはよかバス都井岬線が岬へ向かう。門を抜けたあとは、PAKALAPAKAに車を置けば灯台までは歩いて回れる。