宮崎地鶏の炭火焼
実写(ライセンス済み)ja:User:Sanjo / CC BY-SA 4.0

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宮崎地鶏の炭火焼

food王道を、いちばんいい形で

宮崎は鶏を強い炭火にかけ、煙で皮が黒くなるまで焼く。その鶏には名乗るための基準が文書で決まっている。国道10号沿い、肉と焼酎を軸に据えた道の駅なら、その一連がひとつのフロアに並ぶ。

  1. 起点都城駅(JR日豊本線)
  2. 約10分駅からバスかタクシー
  3. 宮崎地鶏の炭火焼

場所

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見どころ(歩く順)

木組みの大屋根ja:User:Sanjo / CC BY-SA 4.0
  1. 木組みの大屋根車寄せを覆う格子状の梁。その下に芝生と屋外のテーブルが広がる
  2. 観光案内所入口すぐのカウンター。盆地と霧島側の地図が揃う
  3. 直販所市内周辺の生産者が持ち込む野菜と果物の売り場
  4. ニクルの肉屋県産の牛・豚・鶏を部門で分けずに並べた精肉コーナー
  5. 焼酎の棚市内4蔵の焼酎。肉と切り離さず、同じ売り場に置かれている

実際の行き方

  1. 都城駅→国道10号沿いの道の駅(バスかタクシー)。
  2. 木組みの大屋根をくぐり、まず観光案内所へ。
  3. 直販所、精肉、焼酎の順に売り場を回る。
  4. カフェで区切るか、芝生を抜けて駐車場へ出る。
都城駅から
都城はJR日豊本線の駅で、吉都線の終点でもある。県の南西側へ入るなら、たいていこの駅を通る。道の駅があるのは駅から北へ約4km、市街が国道10号に出るあたり。国道を走るバスが敷地に停まるほか、駅前にはタクシーもいる。
都城駅へ戻る
国道10号を南へ、来た道を引き返す。都城からの列車は北の宮崎方面へも南の鹿児島方面へも夕方以降まで動くが、道の駅のほうが先に閉まる。気にすべきは終電よりも売店の閉店時刻だ。
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どんな場所か

「地鶏」には国の規格がある。飼育密度は1平方メートルあたり10羽以下。県が独自に立てた「みやざき地頭鶏」の基準はそれより厳しく、同じ広さに2羽以下、しかも一生を地面の上で過ごさせる。そういう畜産が集まっているのが都城だ。市町村別の農業産出額で全国1位、その大半を畜産が占める。手のかかった鶏に対して、調理のほうは驚くほど素っ気ない。もも肉を熾した炭の上に置き、落ちた脂が上げる煙にあてる。仕事の大半をしているのは火ではなく、その煙のほうだ。

おすすめの楽しみ方

明るいうちに行きたい。売店も厨房も列車が終わるずっと前に閉まるうえ、ここの面白さは暗がりで食べることではなく表示を読むことにあるからだ。冷蔵品を車に置く時間が短くなるよう直販所を先に精肉を後に回すと収まりがよく、宮崎と鹿児島を車で行き来するなら、ちょうど息継ぎの位置にあたる。

歴史・背景

先にあったのは鶏のほうだ。地頭鶏は霧島の山麓で古くから飼われていて、名前は土地を預かる地頭職に由来するという。献上するほどうまい、と言われたことからそう呼ばれた。羽数が減りすぎて、1943年に天然記念物に指定される。県の畜産試験場がその血統から品種改良を始めたのが1985年。農家が数を揃えられる鶏へと組み替えていき、いま売り場に並ぶ名前が定まったのは2004年だった。現在は地域団体商標として登録されている。パックに刷られた文字には、責任の持ち主がいる。

行く前に

現金
入館料はない。売店と食堂なので、買った分だけを払う。カードだけでなく現金も持っておきたい。海外発行のカードが通るかどうかは、その場で確かめたほうが早い。
行く前に
営業は日中のみ。公開されている時間が資料によって食い違っているので、思いつきで向かうより、出かける前に最新の営業時間を確かめておきたい。週末は駐車場も芝生の広場も混み合う。
別ルート
車ならいちばん簡単だ。宮崎と鹿児島を結ぶ国道10号にそのまま面していて、駐車場も敷地の中にある。少し西を宮崎自動車道が並走しているので、高速を降りて寄る形にもできる。
降りたあと
都城駅から歩いて行ける距離ではない。国道10号を北へ向かうバスか、タクシーを使う。バスは敷地の中まで入る。建物は道路からひと呼吸下がった位置にあり、広い車寄せと芝生、木を組んだ大きな庇が目印になる。入口の案内板には宮崎方面と鹿児島方面が並んでいる。