栃木・宇都宮No.462★★★地図で見る →

宇都宮餃子

food王道を、いちばんいい形で

宇都宮では餃子が日常食で、店ごとに皮も餡も違う。その何軒かを地下のワンフロアに集めたのが、宇都宮餃子会の直営施設・来らっせだ。旧市街の中心、二荒山神社のすぐ足元にある。

宇都宮餃子
実写(ライセンス済み)Tatsuo Yamashita / CC BY 4.0

宇都宮の餃子は、よそ行きではなく家の食卓のものだ。家計調査の餃子支出で何度も全国一に立ち、市も県も「餃子のまち」を看板に掲げてきた。ただし味はひとつに収束していない。皮の厚さ、餡に入るキャベツとにんにくの割合、焼くか揚げるか茹でるか、つけだれに何を置くか——店ごとに違う。その店主たちが組合をつくり、その組合が運営しているのが来らっせだ。場所は馬場通り、二荒山神社の足元の旧市街で、大型店の地下にある。

歴史・背景

よく語られるのは軍の話だ。宇都宮を衛戍地とした陸軍第14師団が戦時中に中国東北部へ渡り、帰ってきた人たちが餃子を持ち帰った——という筋である。市はもうひとつ、素朴な理由も挙げる。内陸の盆地で夏は暑く冬は寒い土地に、精をつける食べものが根づいた、と。戦後、店は少しずつ増え、1990年代に店主たちが組合を組んだ。その組合がいま来らっせを回している。

見どころ(歩く順)

宇都宮二荒山神社Saigen Jiro / Public domain
宇都宮二荒山神社
馬場通りを見下ろす高台に建つ、下野国一宮の社
来らっせ 常設店舗ゾーン
地下のフロアに軒を連ねる、宇都宮の老舗5店のカウンター
日替わり店舗ゾーン
加盟店が日ごとに入れ替わる区画。週を通せば30種類ほどの餃子が回る
お土産コーナー
冷凍やパック詰めの餃子が並ぶ売場。食事のカウンターより早く開く
オリオン通り
一本先のアーケード商店街。宇都宮の中心街を貫く通り

おすすめの楽しみ方

お土産コーナーは食事のカウンターより早く開き、フロア自体は夕食の時間まで開いている。土日祝はさらに30分長い。一軒でセットを頼むより、各カウンターで少しずつ頼むのがこの場所の使い方だ。最初の一皿は何もつけずに食べてみると、皮の違いがよく分かる。

実際の行き方

起点
宇都宮駅
所要
約15分 · 宇都宮駅から徒歩
降車
宇都宮駅(JR東北新幹線・宇都宮線)
  1. 東京・上野→宇都宮駅(東北新幹線、または宇都宮線)。
  2. 宇都宮駅西口→大通りを西へ、二荒山神社を過ぎたあたりまで歩く。
  3. 馬場通りの大型店の地下・来らっせで、二つ三つのカウンターを食べ歩く。
  4. オリオン通りへ足を延ばすか、来た道を駅へ戻る。
宇都宮駅から大通りを西へ
玄関口は宇都宮駅だ。東北新幹線が停まり、宇都宮線が上野・東京から入ってくる。西口を出たら、旧市街へまっすぐ延びる大通りを進む。来らっせはそこから約1.2キロ、ゆっくり歩いて15分ほどの馬場通り、大型店の地下にある。
宇都宮駅へ戻る
大通りを東へ、来た道を戻ればいい。東京方面の列車は日中は本数があり、終電も深夜前に出る。ただし遅い時間まで食べていたなら、思い込まずに発車標を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
施設に入るだけなら無料で、頼んだ分をそれぞれのカウンターで払う形。複数の店が入るため、カードやICの扱いは売場ごとに違うことがある。現金を少し持っておくと確実だ。お土産コーナーでは冷凍の持ち帰りも買える。
定休
確認時点では、常設店舗ゾーンが平日11時〜20時30分、土日祝は21時まで。日替わり店舗ゾーンは毎日21時まで、お土産コーナーは10時から。年中無休。土日の昼どきは行列ができる。
別ルート
東武宇都宮線の終点・東武宇都宮駅のほうが、来らっせまでは近い。東武で入るならこちらが正解だ。車の場合は大型店の駐車場を使う。
降りたあと
宇都宮駅西口から駅前広場を渡り、大通りを西へ進む。馬場通りに出たところの角に大型店があり、来らっせはその地下。館内に案内表示がある。

無料でアカウントを作る

気になった場所を保存して、
旅程を考えるときに開き直せます。

8文字以上