札幌・すすきのNo.446★★★地図で見る →
札幌味噌ラーメン
すすきのの細い路地に、ラーメン店だけが向かい合う名店街。スープは店ごとに違う。味噌ラーメンを生んだ街で、その一杯にいちばん近づきやすい場所だ。

札幌のラーメンは油分の多い濃厚な豚骨がベースで、そこに味噌を合わせた一杯がこの街から全国へ広がった。農林水産省の「うちの郷土料理」も、函館の塩、旭川の醤油と並べて、札幌の味噌を北海道の郷土料理に挙げている。元祖さっぽろラーメン横丁があるのは、すすきのの南5条西3丁目、N・グランデビルの1階だ。路地の両側にラーメン店だけが向かい合い、スープはどの店も自前で炊く。北海道公式の観光サイトも、営業時間と定休日については「店舗により異なる」とだけ書いている。
歴史・背景
戦後、ラーメンは北海道じゅうに広がり、街ごとに姿を変えた。函館は塩、旭川は醤油、そして札幌は味噌になった。横丁そのものの始まりは1951年で、南5条西3丁目の東宝公楽の脇に8軒のラーメン店が集まり、「公楽ラーメン名店街」と呼ばれた。この一列が初代の札幌ラーメン横丁とされている。場所も名前もその後に移り変わり、いまは頭に「元祖」を掲げている。
見どころ(歩く順)

- 横丁の北側入口
- すすきの駅にいちばん近い入口
- 十七軒が並ぶ路地
- 細い通路の両側にラーメン店だけが向かい合う一本道
- 南側入口・N・グランデビル
- 南5条西3丁目8、ビル1階にあたる出入口
- すすきの交差点
- 横丁のすぐ北にあるネオンの交差点
- 狸小路商店街
- 横丁の北側を東西に走るアーケード街
おすすめの楽しみ方
まず路地を端まで一度歩いてみるといい。店構えと表のサンプルが、そのままメニューになっている。看板は味噌だが、塩や醤油を主役にする店も混じっているので、横丁そのものを味の地図として使える。営業時間は店ごとに違うから、目当ての一杯があるなら、その店の予定だけ先に確かめておきたい。
実際の行き方
- 札幌駅→すすきの駅(地下鉄南北線・2駅、運賃210円から)。
- すすきの駅→南5条西3丁目の横丁入口(徒歩約3分)。
- 路地を一度端まで歩き、店構えを見てから席を決める。
- 地下鉄南北線・札幌駅から2駅
- 札幌駅から地下鉄南北線に乗り、大通を過ぎて2駅目のすすきので降りる。札幌市営地下鉄の運賃は210円から。改札を出て横丁までは徒歩3分ほどで、北海道公式の観光サイトもこの所要を案内している。日中は本数が多いので、時刻表を細かく調べる必要はない。
- すすきの駅から戻る
- 帰りはすすきの駅から南北線で札幌駅へ。すすきのは夜の街だが、地下鉄は終夜運転ではない。夜まで食べるつもりなら、ホームで終電の時刻を確かめておくとよい。
行く前に
- 現金
- 路地を歩くだけなら料金はかからず、払うのは選んだ一杯のぶんだけ。地下鉄はSAPICAのほか、SuicaやICOCAなど全国相互利用のICカードが使え、券売機では現金でも切符が買える。
- 定休
- 営業時間と定休日は店ごとに違う。横丁の公式サイトも、北海道公式の観光サイトも「店舗により異なる」としか案内していない。冬は路地に雪が残るので、滑りにくい靴のほうが歩きやすい。
- 別ルート
- 地下鉄大通駅から歩く道もある。アーケードの狸小路商店街を南へ抜け、南5条西3丁目まで徒歩10分ほど。
- 降りたあと
- すすきの駅を出て南5条西3丁目へ。N・グランデビル1階が横丁の入口で、駅から徒歩3分ほどの距離になる。