
鹿児島・霧島No.519★★★地図で見る →
霧島神宮
霧島の杉木立のなかに建つ山の神宮。天孫降臨神話の瓊瓊杵尊を祀る。漆と極彩色で仕上げられた社殿は国宝に指定され、その裏手には錦江湾を望む西向きの展望所がある。
- 起点霧島神宮駅(JR日豊本線)
- 約15分駅からバス約15分
- 霧島神宮
場所
鹿児島のほかの記事 12件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 大鳥居社殿の下、国道沿いに立つ大きな鳥居。ここから参道がはじまる
- さざれ石三の鳥居の横に据えられた礫岩。国歌に詠まれたあの石
- 手水舎石段を上がりきった所にある水舎。参道が社殿へ向きを変える地点
- 竜柱幣殿の向拝に彫られた阿吽の竜。極彩色の軒下と合わせて見上げたい
- 展望所境内から西へ張り出す展望地。晴れた日は錦江湾・桜島・開聞岳まで届く
実際の行き方
- 鹿児島中央駅→霧島神宮駅(JR日豊本線)。
- 霧島神宮駅→「霧島神宮」バス停(霧島いわさきホテル行き)。
- 大鳥居から参道を上り、鳥居と石段を抜けて社殿へ。
- 同じ路線のバスで駅へ戻る。
- JRで霧島神宮駅、そこからバス
- JR日豊本線で霧島神宮駅へ。駅前から霧島いわさきホテル行きのバスに乗ると、約15分で神宮に着く。本数は多くないので、参拝を終えてからではなく駅を出る前に時刻表を見ておきたい。
- 駅へ戻る
- 帰りも同じ路線で霧島神宮駅へ下る。駅からのJRも間隔が空くので、着いた時点で乗るつもりの便を決めておきたい。山道の途中にあるバス停で、待つ場所はほとんどない。
どんな場所か
社殿が建つのは霧島田口の集落の上、背後を杉に囲まれた斜面の棚だ。祀られているのは天孫・瓊瓊杵尊で、あわせて六柱の神が相殿に鎮まっている。訪ねる理由は建物そのものにある。軒下は漆塗りに極彩色で仕上げられ、幣殿の向拝の柱には竜が彫られている。右は口を開き、左は口を閉じて玉を持つ、いわゆる阿吽の一対だ。長押の上の小壁には絵が入る。中央の様式をそのまま写したのではなく、薩摩の地方色が出た造りだと伝えられている。
おすすめの楽しみ方
授与所が八時から開くことが、早いバスに乗る実務的な理由になる。参道を歩き、低い横からの光で彫刻を見て、最初の観光バスが着く前に切り上げられる。目線の先ではなく上を見るといい。この社殿の見どころは軒下と長押の上に集まっている。最後に十分ほど残して、西の展望所まで歩きたい。参道の本線からは外れているので、そのまま帰ってしまう人が多い。
歴史・背景
古い社地は今よりも山の上にあり、噴火のたびに焼けた。1234年の噴火では社殿が失われている。その後は高千穂河原に遷され、1484年、島津忠昌の命を受けた兼慶上人が再興した。いま立つ社殿は1715年、薩摩藩主・島津吉貴の寄進によるものだ。平成に重要文化財となり、2022年2月9日、本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定された。
行く前に
- 現金
- 境内と社殿の参拝に拝観料はかからない(確認時点)。御守りや御朱印、御祈願の受付は現金でのやりとりになる。駐車場は無料で、乗用車のほかに大型バスの区画もある。
- 行く前に
- 授与所は日中のみで夕方に閉まる。公開されている時刻が資料によって食い違うので、最新の時間は公式で確かめてほしい。特別拝観や祭典で境内の一部に入れない日があり、これは神宮の新着情報で告知される。霧島は標高が高く湿気が多い。晴れた朝でも霧が流れてくるので、雨具は持っておきたい。
- 別ルート
- 鹿児島空港からは霧島神宮アクセスバスが直通している。空港に降りるなら、鉄道の線まで戻るよりこちらが早い。車なら九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICから向かう。
- 降りたあと
- 霧島神宮駅からバスで上ると、大鳥居のロータリーにある「霧島神宮」停留所に着く。そこから橋と石段のある参道を数分歩けば社殿だ。