
徳島北東・鳴門No.636★★★地図で見る →
鳴門の渦潮
〜大鳴門橋の海上遊歩道〜
日本有数の速さの潮流が、四国と淡路島のあいだの海峡で、潮の変わり目ごとに沸き立つ。その真上に、道路橋の内側を通る遊歩道が吊られている。床の一部はガラス張りで、渦を真下に見下ろせる。
- 起点鳴門駅(JR鳴門線)
- 約30分JR鳴門駅からバス
- 鳴門の渦潮
場所
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- 鳴門公園海峡を見下ろす岬の森。橋へ下る園路に展望所が点在する
- 渦の道の入口四国側の橋のたもとに建つ窓口。ここから下層が口を開ける
- 海上遊歩道橋の空洞の下層を沖へ延びる、約450メートルの金網の通路
- 展望室遊歩道の先端。海面から約45メートルの高さで、床にガラスがはまる
実際の行き方
- 徳島駅→鳴門駅(JR鳴門線・終着駅)。
- 鳴門駅→鳴門公園(徳島バス・岬の先へ)。
- バス停→公園を抜けて渦の道の入口へ(徒歩数分)。
- 入口→遊歩道→先端の展望室。帰りは同じ道を戻る。
- 徳島から鉄道とバスで
- 徳島駅→(JR鳴門線)→鳴門駅。そこから徳島バスが岬の先へ向かい、「鳴門公園」に着く。橋まで届く公共交通はこのバスだけで、停留所からは公園のなかを少し歩けば入口の建物に出る。神戸・大阪からの高速バスなら、高速道路上の「鳴門公園口」で降りることもできる。
- 鳴門駅へ戻る
- 帰りも同じバスで岬を下り、鳴門駅から鳴門線で徳島方面へ。施設が閉まったあとは便が薄くなるので、橋へ歩き出す前に最終の時刻を確かめておきたい。渡ったあとでは遅い。
どんな場所か
鳴門海峡は四国と淡路島を隔てる海で、いちばん狭いところで幅およそ1.3キロしかない。一日に二度、瀬戸内海と太平洋の潮位がずれる。その差は最大で約1.5メートルにもなり、それがまるごとこの隙間を通り抜けようとする。潮の速さは時速20キロに達する。海の底がそれをさらに研ぎ澄ます。海峡の中央はV字に切れ込んで深さ約90メートル、その南北にはもっと深い海釜が控えている。速い表層の水が遅い底の水の上を滑り、こらえきれずに渦を巻く。
おすすめの楽しみ方
渦は時計ではなく潮に従う。流れが変わるたびに立ち上がり、そのあいだは消えていく。だから開館時間より潮見表のほうが訪問を決めることになる。いちばん大きく渦が立つのは大潮のときだ。営業時間そのものも季節で変わり、点検で閉まる日もあるので、出発前に両方を確かめておきたい。
歴史・背景
渦潮は、その上に立つ手段ができるよりずっと前から名所だった。広重をはじめとする絵師たちは阿波の鳴門を諸国の定番の景として描き、舟で海峡へ近づく観潮は代々続いてきた。いま海を跨ぐ橋は二層につくられている。上は道路、下は四国へ通す計画だった鉄道のために空けられた層である。その線路は敷かれなかった。空いたままの下層が、いま人の歩く通路になっている。手すりが欄干ではなく鋼の金網なのは、そのためだ。
行く前に
- 現金
- 入場料は当日、入口の窓口で払う。公園の駐車場は別料金。予約の要るものはない。
- 行く前に
- 営業時間は季節で動き、夏は遅くまで、冬は早く閉まる。橋の点検で遊歩道が閉まる日もある。ここが休みだと旅程そのものが崩れるので、前日までに確認しておきたい。強風や台風の警報でも閉鎖される。
- 別ルート
- 公園の下の港からは観潮船が出ていて、渦のなかへ入っていく。同じものを、もっと近く、もっと濡れて見る方法である。対岸は淡路島で、高速バスで渡ればそちら側からも渦は見える。
- 降りたあと
- 鉄道で行けるのは鳴門駅まで。その先の岬はバスと徒歩になる。「鳴門公園」で降りたら、展望所の並ぶ園路を抜けて、四国側の橋のたもとにある入口の建物へ。