上勝町ゼロ・ウェイストセンター
実写(ライセンス済み)Sorrysorry / CC0

徳島・勝浦川上流No.631★★地図で見る →

上勝町ゼロ・ウェイストセンター

local穴場——実はすごい

ごみ収集をやめた町が、そのかわりに建てた分別の拠点。リユースショップもラボも宿も、分別の窓口と同じ屋根の下にある。誰でも中に入って、仕組みが動いているところを見られる。

  1. 起点徳島駅
  2. 約2時間路線バス+町営バス
  3. 降車ゼロ・ウェイストセンターバス停(上勝町営バス)
  4. そこから
  5. 上勝町ゼロ・ウェイストセンター

狙い目

隠れた場所ではない。海外の記事でも繰り返し取り上げられ、視察のバスも来る。見落とされやすいのは、ここが展示施設ではないという一点だ。窓口は見学中も動いている。建物の形が投げかけている問いは、町の人と同じだけ、訪ねてきた側にも向いている。

場所

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見どころ(歩く順)

  1. 杉と再生材の外壁地元の杉に、ほかの建物から出た材を組み合わせて立ち上げた外観
  2. ごみステーション素材ごとに仕切られた受け渡し口。町民が一点ずつ手渡していく場所
  3. くるくるショップ町の人が置いていったものだけが並ぶリユースの棚
  4. ラーニングセンターと交流ホール視察や学習、町の集まりに使われる部屋
  5. HOTEL WHY泊まった人も自分のごみを分けることになる併設の宿泊棟

実際の行き方

  1. 徳島駅→横瀬西(徳島バス勝浦線・約75分)。
  2. 横瀬西→ゼロ・ウェイストセンター(上勝町営バス 八重地上ゆき・約30分)。
  3. バス停は入口の前。そのまま中へ入る。
徳島から路線バス、乗り換えて町営バス
徳島駅→(徳島バス勝浦線・約75分)→横瀬西。ここで上勝町営バスの八重地上ゆきに乗り換え、約30分でゼロ・ウェイストセンターに着く。どちらも1日数便で、旅程を決めるのは所要時間ではなく接続のほうだ。
谷を下って戻る
同じ2本を逆にたどる。町営バスの時刻表には徳島バスとの接続時刻が併記されている。最終便は都市の感覚よりかなり早いので、横瀬西で乗り換えるときに帰りの列を撮っておくとよい。逃したときの手立ては、町の予約制ボランティアタクシーだけになる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

上勝町にごみ収集車は走らない。町民は自分でごみを洗い、乾かし、谷底のこの建物まで運んでくる。窓口では職員が一点ずつ確かめ、そこで初めて引き取られる。運び込まれたもののうち8割以上が、燃やされも埋められもせずに資源として出ていく。ごみステーションは細長い建物の片端にすぎない。同じ屋根の下にリユースショップ、ラボ、交流ホール、小さな宿があり、訪ねた人は町民と同じ床を歩く。上空から見ると、建物はクエスチョンマークの形に曲がっている。

おすすめの楽しみ方

開館は9:00から17:00。谷を上るバスは本数が限られるので、行きからではなく帰りの便から一日を組み立てるほうが確実だ。着いたときに窓口が動いていたら、まず少し離れて見ているといい。建物の中でいちばん働いているのはそこだから。

歴史・背景

2003年、町議会が日本で初めてのゼロ・ウェイスト宣言を出した。焼却も埋立もゼロにするという目標だ。分別の区分は、素材ごとに引き取り手が見つかるたびに一つずつ増え、その後も何度も組み替えられてきた。だから見出しになる数字は動き続けていて、町の関連ページどうしでも今の区分数が揃っていない。2020年、その分別の場が、見られることを前提に設計されたこの建物へ移った。

行く前に

現金
町営バスは距離にかかわらず定額で、町内なら1回200円、横瀬西など町外との行き来は400円。小銭を用意しておきたい。館内での買い物と宿泊は別勘定になる。
行く前に
休館は毎月第1火曜と、12月31日から1月2日まで。谷を通る県道は細く、雪や大雨でまず止まるのは建物ではなくバスのほうだ。出かける前に運行を確かめておきたい。
別ルート
車なら国道55号を南下し、勝浦川橋で県道16号へ入って約1時間。上勝町には予約制の有償ボランティアタクシーもあり、バスの時刻が合わないときはこれが使われている。
降りたあと
バス停の名前が施設名そのもので、降りればもう入口の前に立っている。歩く距離はない。車の駐車場も道の同じ側にある。