
徳島北・鳴門No.1048★★★地図で見る →
四国八十八ヶ所 第一番札所 霊山寺
四国八十八ヶ所の第一番札所。徳島県鳴門市にあり、白衣や金剛杖といった遍路の道具は境内で揃う。長い巡礼路は、この寺の門から始まる。
- 起点徳島駅
- 約30分JR普通+徒歩10分
- 降車板東駅(JR高徳線)
- 徒歩
- 四国八十八ヶ所 第一番札所 霊山寺
場所
徳島のほかの記事 13件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 山門(仁王門)境内の入口となる門。ここをくぐるところから遍路の一巡が始まる
- 放生池門を入ってすぐに広がる池。風のない日は堂の姿が水面に映る
- 本堂天井に龍が描かれ、無数の吊り灯籠が下がっている堂内
- 大師堂弘法大師を祀る堂。本堂に参ったあとにここへ回るのが順序
- 多宝塔境内の奥に静かに立つ、二層のかたちをした塔
実際の行き方
- 徳島駅から板東駅へ(JR高徳線・高松方面の普通列車)。
- 板東駅から霊山寺へ(北西へ徒歩約10分)。
- 山門、池、本堂、大師堂、多宝塔の順に境内をまわる。
- もう一寺まわるなら、次の札所まで歩いて続ける。
- 徳島駅からJR高徳線
- 徳島駅からJR高徳線の高松方面の普通列車に乗り、板東駅で降りる。板東には特急が停まらないので、乗る前に普通列車であることを確かめたい。駅からは徒歩約10分で山門に着く。
- 板東駅から戻る
- 板東駅まで歩いて戻り、JR高徳線で南下して徳島駅へ。板東は本数の多い駅ではない。着いたときにホームの時刻表を見て、帰りの列車を決めてから境内に入るとよい。
どんな場所か
四国遍路は、四国をぐるりと一周して八十八の寺をつなぐ巡礼路だ。全周は約1,400キロメートル、四国四県のすべてを通る。徳島県にあるのは最初の23か寺で、この区間は旧国名の阿波にちなんで「発心の道場」と呼ばれる。霊山寺はその一番目にあたる。境内は広くない。山門、池、二つの堂、多宝塔が数分の距離に収まっていて、巡礼者でなくても入れる。白装束で歩いてくる人の多くは、長い旅の初日の朝をここで迎えている。
おすすめの楽しみ方
全札所を歩いて回ると40日を超える。だから区切り打ちといって、何回かに分けて進む人が多い。霊山寺だけを訪ねるのでも十分に成り立ち、徳島駅から半日で往復できる。白衣や輪袈裟、金剛杖も境内の売り場で扱っている。もう一寺まわりたければ、次の札所までは歩いて続けられる距離だ。
歴史・背景
寺伝では、創建は天平年間(729〜749年)、聖武天皇の勅願を受けた行基によるとされる。815年には空海がこの地で修行し、天竺の霊鷲山を和の国に移すという意味で「竺和山 霊山寺」と名づけたと伝わる。境内の多宝塔は応永年間の建立。四国遍路そのものは2015年に文化庁の日本遺産に認定され、札所とその間の道が一つの物語として扱われるようになった。
行く前に
- 現金
- 納経所と境内の遍路用品の売り場では、白衣・輪袈裟・金剛杖・納経帳を扱っており、いずれも有料だ。現金を用意しておくと確実。板東は小さな駅なので、必要なものは徳島で済ませてから出るとよい。
- 行く前に
- 境内は屋外で、雨をよけられる場所は多くない。堂の前では読経している人がいることが多いので、カメラを構える前に一呼吸おきたい。冬の朝は冷え込む。
- 別ルート
- 高松側からも同じJR高徳線を南下すれば板東駅に着くので、路線のどちらの端からでも行ける。車なら高松自動車道・板野インターチェンジが最寄りで、そこから数分の距離だ。
- 降りたあと
- 板東駅からは平坦な道を北西へ徒歩約10分。寺は県道沿いに立っていて、山門は道から見える。