御船山楽園
実写(ライセンス済み)そらみみ / CC BY-SA 4.0

佐賀・武雄No.522★★★地図で見る →

御船山楽園

〜武雄の断崖下の大名庭園〜

nature王道を、いちばんいい形で

武雄の御船山の麓に広がる池泉回遊式庭園。領主が、切り立った岩壁をそのまま庭の背景として取り込むように造らせた。下は池をめぐる園路、崖の真下はつつじ谷になっている。

  1. 起点武雄温泉駅(JR佐世保線・西九州新幹線)
  2. 約30分JR九州バス・徒歩30分
  3. 御船山楽園

場所

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見どころ(歩く順)

池と御船山そらみみ / CC BY-SA 4.0
  1. 池と園路池を中心に一周する造り。岩壁が水面にもう一度映る
  2. 萩野尾御茶屋池のほとりに建つ、かやぶき屋根の茶屋
  3. 大藤推定樹齢170年の藤。白と紫の花が同じ棚に下がる
  4. つつじ谷崖の真下のくぼ地に久留米つつじが集まる一画
  5. 五百羅漢御船山の麓、岩のくぼみに彫られた磨崖仏

実際の行き方

  1. 武雄温泉駅→南口(御船山口)へ。庭園側の出口はこちら。
  2. 南口→JR九州バス嬉野温泉バスセンター行きに乗り、「御船山楽園」下車。
  3. バス停→楽園の入口。まず池をめぐる園路から崖の方向へ。
  4. つつじ谷→五百羅漢まで上がり、来た道を戻って入口へ。
武雄温泉駅からJR九州バス
武雄温泉駅の南口(御船山口)に出て、JR九州バスの嬉野温泉バスセンター行きに乗り、「御船山楽園」で降りる。同じ距離を歩けば大通り沿いに約30分、タクシーならすぐ着く。
武雄温泉駅へ戻る
同じ路線のバスが、庭園前の停留所から駅方向へ戻る。時刻に沿って走る路線なので、着いたときに帰りの時刻を控えておくとよい。間隔が空くようなら、駅までの道はほぼ平坦で歩いて戻れる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

御船山楽園は、御船山が裸の岩壁になって切れ落ちる一帯に、およそ15万坪、約50ヘクタールにわたって広がっている。造りは池泉回遊式で、中心に池を置き、その周りをめぐる園路から景色が一つずつ現れるように組んである。変わっているのは借景の距離だ。日本庭園の借景はふつう遠くの山を借りるが、ここは崖が植え込みのすぐ上に立っているので、岩と花が同じ画面に入る。運営は民間で、敷地はホテルと隣り合っているが、園路そのものは庭を歩くための道だ。

おすすめの楽しみ方

開園は8時、閉園は17時。庭としては開くのが早く、最初の一時間は着いた人のものになる。春は桜が先で、次につつじと藤が重なり、初夏は紫陽花、暮れにかけて紅葉。どれに当たっても、崖だけは変わらずそこにある。

歴史・背景

もとは萩の尾園という、武雄鍋島家の別邸の庭だった。武雄領主・鍋島茂義がこれを本格的な池泉回遊式庭園に造りかえ、1845年に完成させている。動かせない崖を先に軸として据え、そのほかをすべて崖に向けて植えた、という順序の庭だ。いまは庭園全体が国の登録記念物になっていて、指定は個々の見どころではなく敷地ぜんたいにかかっている。

行く前に

現金
入園料は入口で払う。時期によって額が変わり、通常期の大人は500円とされている。バス運賃は別にかかる。
行く前に
開いているのは日中で、通年で開園している。崖に近い園路は起伏があり、雨のあとは滑りやすい。夏には敷地でデジタルアートの夜の催しがあり、その期間は開場時間も料金も昼の庭園とは別に設定される。
別ルート
長崎・佐世保方面からも佐世保線で武雄温泉に入れる。嬉野へ向かう同じバス路線が両方向に使える。車なら長崎自動車道・武雄北方インターチェンジから約10分で、駐車場もある。
降りたあと
「御船山楽園」バス停で降りると、道の庭園側がそのまま入口。駅から歩く場合は、崖を正面に見ながら大通りを南へたどる。