虹の松原
実写(ライセンス済み)そらみみ / CC BY-SA 4.0

佐賀・唐津湾No.525★★★地図で見る →

虹の松原

〜唐津湾沿いの黒松林〜

nature王道を、いちばんいい形で

唐津湾の東岸に沿って続く黒松の帯。江戸のはじめに防風林として植えられ、日本の松原では唯一、国の特別名勝に指定されている。道路も駅も海水浴場も、松林の中にある。

  1. 起点唐津駅
  2. 約15分JR筑肥線・2駅
  3. 降車東唐津駅(JR筑肥線)
  4. 徒歩
  5. 虹の松原

場所

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見どころ(歩く順)

松原を貫く県道347号そらみみ (Soramimi) / CC BY-SA 4.0
  1. 県道347号(虹の松原線)国道の旧道。松の枝の下を端から端まで走り、日本の道100選に選ばれている
  2. 唐津湾の砂浜松が切れた先の海側。海水浴場が松原に接して続く
  3. 虹ノ松原駅JR筑肥線の小さな駅。ホームのすぐ際まで松が立つ
  4. 鏡山展望台東側の山の上。松原の弧と唐津湾の島々がひと続きに見渡せる

実際の行き方

  1. 唐津駅→東唐津駅(JR筑肥線・2駅)。
  2. 東唐津駅の北側→松林へ。徒歩約10分。
  3. 県道347号沿いに東へ歩き、松が切れたところで海側の砂浜に出る。
  4. 虹ノ松原駅から乗車。唐津方面にも福岡方面にも同じ路線で戻れる。
JR筑肥線・唐津駅から2駅
唐津駅→(JR筑肥線・2駅)→東唐津駅。高架の駅で、北側がそのまま松原に向いている。筑肥線は福岡市地下鉄空港線と直通しているので、福岡空港や博多からは乗り換えなしで来られる。唐津からならすぐの距離だ。
虹ノ松原駅か東唐津駅から戻る
どちらの駅からも、唐津方面へも福岡方面へも同じ路線で戻れる。福岡寄りの区間にくらべると本数は少ないので、松原を端まで歩くと決める前にホームの時刻表を見ておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

松林は唐津湾に沿って約4.5キロ、奥行きはおよそ0.5キロにわたって続き、クロマツはおよそ百万本にのぼる。背後の山から見下ろすとゆるやかな弧を描いていて、名の由来もそこにある。柵で囲われた公園ではない。県道347号が枝の下を端から端まで走り、JR筑肥線が横切り、松が切れたところから唐津湾の砂浜が始まる。土地はほぼ平らで、海面からの高さもわずかしかない。登って眺める場所ではなく、中を通り抜けていく場所だ。

おすすめの楽しみ方

入口も入園料もない。国有林の中を、好きなところから歩き出せる。東唐津から松林を抜けて砂浜へ出て、海沿いを東へたどり、帰りは虹ノ松原駅から乗れば、同じ道を歩いて戻らずにすむ。

歴史・背景

もとは土木工事だった。江戸のはじめ、唐津藩の初代藩主・寺沢広高が、新しく開いた田を潮風と飛砂から守るために海岸の砂丘へクロマツを植えさせた。植えた松は根づき、林は厚みを増し、防災のための施設がいつのまにか風景になった。日本三大松原の一つに数えられ、松原としては唯一、国の特別名勝に指定されている。いまも自然に任せず、林として手を入れ続けている場所だ。

行く前に

現金
松原に入るのは無料で、券売所もない。東唐津駅は無人駅なので、乗車券は券売機で用意してから乗る。
行く前に
日が落ちると照明はなく暗い。海からの風も幹のあいだをそのまま吹き抜ける。県道347号は松の下を車が走る現役の道路なので、路肩と横断箇所を使い、車道は歩かないこと。
別ルート
福岡からは空港・博多発の直通に乗ったまま、東唐津の一つ手前の虹ノ松原駅で降りると、歩かずに松林の中に立てる。車なら唐津湾沿いの道が松原と同じ線をたどる。
降りたあと
東唐津駅の北側から北へ徒歩約10分。住宅が切れると松に変わり、門も柵もないまま松原が始まる。