足摺岬
実写(ライセンス済み)Reggaeman / CC BY-SA 3.0

高知西南・土佐清水No.852★★★地図で見る →

足摺岬

nature王道を、いちばんいい形で

四国の南のはし、土佐清水で太平洋に落ちこむ岬。先端の展望台は海が三方に開け、その背後の小径が灯台と海食洞門、そして遍路の札所をひと続きに結んでいる。

  1. 起点中村駅
  2. 約1時間45分中村駅からバス
  3. 降車足摺岬(高知西南交通バス)
  4. そこから
  5. 足摺岬

場所

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見どころ(歩く順)

足摺岬灯台Reggaeman / CC BY-SA 3.0
  1. 金剛福寺道ぞいに建つ遍路の札所。バスが折り返す場所からすぐ
  2. 足摺岬展望台岬の先端に張り出した展望台。太平洋が三方に開ける
  3. 椿の小径ヤブツバキと亜熱帯の緑が壁のように迫る、展望台から灯台への道
  4. 足摺岬灯台断崖に立つ高さ18mの白い塔。光は38km先まで届く
  5. 白山洞門岬の下、波打ちぎわの岩を貫いて開いた海食洞門

実際の行き方

  1. 土佐くろしお鉄道で中村駅へ。
  2. 中村駅→足摺岬(高知西南交通バス・約1時間45分・終点)。
  3. バス停から南東へ歩いて展望台。そこから東へ分かれる道で灯台へ。
  4. 西側へ下って白山洞門を見て、同じバス停へ戻る。
中村駅から高知西南交通のバス
土佐くろしお鉄道で中村駅まで行き、そこから高知西南交通の足摺岬行きバスに乗る。足摺岬が終点だ。所要は事業者の時刻表から見ておよそ1時間45分。運賃は距離制で、半島を下るにつれて上がっていく。
同じバス停から中村へ戻る
帰りのバスは降りたバス停から出る。一時間おきではなく一日に数本が散らばる形で、最終は夕方の早い時間に出てしまう。ここには代わりに乗れる鉄道がない。降りたらまず時刻表を写真に撮っておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

岬は足摺半島の突端で、そのまま太平洋へ切れ落ちている。四国の南のはしだ。展望台からの視界は270度あり、海が三方へ同時に引いていくので、水平線は直線ではなく弧に見える。展望台の背後はヤブツバキをはじめとする亜熱帯の植物が密に茂り、遊歩道は緑のトンネルになっている。そこから枝道が分かれて、断崖の灯台へ、浜の海食洞門へ、そして道ぞいの札所へと下りていく。足摺岬はひとつの展望台ではなく、ひとつの周回路として成り立っている。

おすすめの楽しみ方

展望台をゴールにせず、ひと回りするつもりで歩きたい。札所も展望台も灯台も、互いに数百メートルの範囲にある。洞門だけは浜まで下りて登り返す分の時間がかかる。岬を出るバスは数時間おきなので、まずバス停の時刻表を読み、洞門まで足を延ばせるかどうかを先に決めるのがいい。

歴史・背景

先端から少し引っ込んだ場所に建つ金剛福寺は、四国八十八箇所の第38番札所で、開創は空海に帰せられる。道が通るはるか前から、歩いてここへたどり着く人がいたということだ。同じ土地には「足摺七不思議」と呼ばれる言い伝えの一群も残っている。近代の到来物が灯台で、点灯は1914年、いまも現役で光っている。岬とその周りの海は足摺宇和海国立公園に含まれる。

行く前に

現金
展望台も遊歩道も灯台の周りも札所の参道も、歩くだけなら料金はかからない。バスは距離制の運賃を車内で払う方式なので、半島を下る分の小銭と小額紙幣を持っておきたい。
行く前に
岬は外洋に正対していて、展望台は三方が開いている。風も雨もさえぎるものなしに届く。荒天の日にここで代わりに入れる屋内はない。バスに乗る前に天気を確かめたい。
別ルート
同じ高知西南交通の路線は岬から清水・宿毛方面へ続いている。中村からの往復ではなく、通り道のひと区切りとして岬を挟むこともできる。車なら土佐清水から半島の道を走る。
降りたあと
バスの終点が足摺岬で、寺の門からすぐの場所にある。展望台へは木立の中を南東へ少し歩く。灯台への道は、先端に着く手前で東へ分かれる。