今帰仁城跡
実写(ライセンス済み)CEphoto, Uwe Aranas / CC BY-SA 3.0

沖縄北部・本部半島No.679★★★地図で見る →

今帰仁城跡

history王道を、いちばんいい形で

沖縄が一つになる前、島の北を治めた北山の王城。石灰岩の城壁は今も尾根の上を曲がりながら続き、建物を復元しない方針のまま公開されている。

  1. 起点那覇空港
  2. 約3時間やんばる急行バス・直通
  3. 降車今帰仁城跡(やんばる急行バス)
  4. 徒歩
  5. 今帰仁城跡

場所

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見どころ(歩く順)

城内下之御嶽CEphoto, Uwe Aranas / CC BY-SA 3.0
  1. 今帰仁村歴史文化センター城跡のふもとに建つ資料館。グスクからの出土品を展示する
  2. カンヒザクラの並木参道沿いに続く濃いピンクの桜。冬の終わりに咲く
  3. 曲線を描く城壁尾根の形をなぞって伸びる石灰岩の石垣
  4. 城内下之御嶽城壁の内側に残る御嶽。祈りの場として今も手が入る
  5. 御内原と主郭城内でいちばん高い一帯。北側に海が開ける

実際の行き方

  1. 那覇空港→今帰仁城跡(やんばる急行バス・約3時間、乗り換えなし)。
  2. 城跡前のバス停で降りる。券売所と歴史文化センターはふもとに並んでいる。
  3. チケットを買い、石畳の参道から門をくぐって城壁の内側へ。
  4. 帰りは同じ路線で那覇へ。水族館へ回るなら記念公園前で降りる。
やんばる急行バスで空港から直通
那覇空港から島の北へ向かうやんばる急行バスに乗れば、乗り換えなしで今帰仁城跡まで行ける。所要はおよそ3時間。バス停は城跡のすぐ前にある。事前手配はいらず、車内で払えばいい。片道が長い一本勝負なので、都合のいい便ではなく、その日に乗れるいちばん早い便を選んでおきたい。
同じバス停から戻る
帰りも着いたバス停から那覇方面の便に乗る。本数の多い路線バスではなく時刻の決まった急行なので、門をくぐる前に帰りの時刻をポールで確かめておくこと。本部半島に泊まるなら、本部・名護方面の便も近くを通る。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

見に行くのは、まず石垣だ。今帰仁の石垣は尾根を削って平らにせず、地形の起伏をそのままなぞって積まれている。だから直線がほとんどなく、ゆるやかな曲線が続く。上の郭に立つと、片側は東シナ海へ落ち、反対側には本部半島の山並みが重なる。城壁の内側は芝と石だけの広い斜面で、御嶽は昔からの場所に残されたままだ。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する一つだが、復元建物は建てられていない。遺構として見せる、という選び方をした城である。

おすすめの楽しみ方

開門は8時。沖縄の観光施設としては早いほうで、5月から8月は19時まで延長される。着いたらまず上まで登り、帰りに歴史文化センターへ寄る順にすると、展示より先に本物の石垣を見ることになる。参道のカンヒザクラが咲くのは1月下旬から2月上旬。

歴史・背景

統一前の沖縄には北山・中山・南山の三つの勢力があり、今帰仁城は北山の王城だった。1416年、中山の尚巴志に攻め落とされて北山は終わる(1422年とする説もある)。その後は琉球王府が監守を置いて北部を治める拠点となり、監守の制度は1665年に廃されて、最後の監守が城を去った。天守にあたる建物が積まれることはなかったので、いま歩ける縄張りは王国が使っていたものそのものだ。

行く前に

現金
入場料は確認時点で大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料。バス運賃のぶんの現金は持っておきたい。
行く前に
開場は8時から18時(最終入場17時30分)。5月から8月は19時まで延長され、最終入場は18時30分になる。確認時点では通常どおり公開されている。屋根のない石と芝の遺構なので、雨や強風の日は斜面がよく滑る。
別ルート
名護バスターミナルからは路線バス65・66番で今帰仁城跡入口へ行ける。名護までは那覇から高速バス111番が走っている。やんばる急行は美ら海水族館の記念公園前にも停まるので、水族館と一日でつなぐこともできる。
降りたあと
やんばる急行のバス停からは、平坦な道を少し歩けば券売所と歴史文化センターに着き、その奥から石畳の参道が始まる。名護から65・66番で来た場合は今帰仁城跡入口で降り、坂道を15分ほど登ることになる。