
奈良南・五條No.1042★★★地図で見る →
柿の葉寿司
酢飯に塩サバをのせ、柿の葉で包んで押した寿司。奈良県南部の五條は、海の魚が塩をされて内陸まで運ばれ、葉で包むかたちが定まった川ぞいの町で、古い商家の通りが駅から平坦な道の先にある。
- 起点大阪
- 約2時間JR・王寺で1回乗換
- 降車五条駅(JR和歌山線)
- 徒歩
- 柿の葉寿司
場所
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- 五条駅和歌山線の小さな駅で、町の玄関口にあたる
- 駅前広場川ぞいの地区へ向かう歩き出しの場所
- 吉野川へ下る大通り駅と川べりの町を結ぶ、起伏のない一本道
- 新町通り古い木造の商家が並ぶ、国の重要伝統的建造物群保存地区の通り
- 老舗の柿の葉寿司店五條市観光協会が挙げる古参の店。保存地区の通りとその周辺に構える
実際の行き方
- 大阪→王寺(JR関西本線)、王寺→五条駅(JR和歌山線・高田経由)。五條市の案内で通しに約2時間。
- 五条駅→吉野川へ向かう道(正面口から徒歩)。
- →重要伝統的建造物群保存地区の新町通りと、その周辺に構える柿の葉寿司の老舗。
- 帰りの列車の前に、駅で一箱買っておく。
- 大阪からJR・王寺乗換で
- 大阪→(JR関西本線)→王寺→(JR和歌山線・高田経由)→五条駅。五條市は所要を約2時間としている。大阪→難波→南海高野線で橋本→JR和歌山線で五条という経路もあり、こちらもおよそ同じ時間だ。
- 五条駅から戻る
- 和歌山線で王寺方面へ戻り、そこで大阪方面に乗り換える。逆向きに西へ抜ける場合、五條市は和歌山まで約1時間30分としている。町へ歩き出す前に、帰りの発車時刻を掲示で見ておきたい。
どんな場所か
柿の葉寿司は押し寿司である。一口大の酢飯に塩サバや鮭の切り身をのせ、柿の葉で包んで重石をかける。葉は飾りではない。柿の葉は肉厚でつるりとしていてタンニンを多く含み、奈良県はその葉が魚を保たせ、包みに香りを移す役割を果たしてきたと説明している。五條は紀ノ川と吉野川が山あいから開ける地点にあり、県の観光公式サイトはこの寿司を五條と吉野川流域の家々のものとして位置づけている。葉は食べる直前に開き、そのまま脇に置く。
おすすめの楽しみ方
そのまま先へ進むなら駅で買い、午後に余裕があるなら新町まで歩く。葉は開いて脇に置くもので、下の飯に香りが移っているのが包む理由だ。歩き出す前にホームの掲示で帰りの発車時刻を見ておくと、戻りを急がずに済む。
歴史・背景
この寿司は江戸時代にさかのぼる。奈良県は、熊野灘で獲れたサバを紀州の漁師が塩漬けにし、紀ノ川・吉野川をさかのぼって五條や吉野の一帯へ運んだと記している。届く時期がちょうど村々の夏祭りと重なり、包んだ寿司は祭りのご馳走として据えられるようになった。県の観光公式サイトは、家々でつくる習慣を少なくとも江戸中期までさかのぼるものとしている。柿の産地であったことが、その葉を使う下地になった。
行く前に
- 現金
- 歩く区間にも保存地区の通りにも費用はかからない。確実にかかるのは寿司を買う分だけで、田舎町の小さな店はカードに対応していないこともあるため、現金を用意しておくとよい。
- 行く前に
- 新町は人が住んでいる地区なので、通りから眺めるにとどめ、家の中には立ち入らない。作り手ごとに休みの日が違うので、一軒に予定を絞る前に確認しておきたい。
- 別ルート
- 関西国際空港からは、JRで天王寺へ出て和歌山線に乗り換えて五条へ。五條市はこの経路を約2時間30分としている。
- 降りたあと
- 五条駅は正面の出口を出て駅前広場を渡り、大きな道を南西へ、吉野川の方向にたどる。保存地区の新町通りは川の町側に沿って延びており、道は最後まで平坦だ。