広島中心部・新天地No.418★★★地図で見る →
広島お好み焼き
広島のお好み焼きは、混ぜずに重ね、中に焼きそばの麺を挟んで焼く。お好み村は、そんな小さな店の鉄板を新天地の一棟のビルの上層階に集めた場所だ。

広島のお好み焼きは、混ぜずに重ねて焼く。小麦粉の生地を薄く広げ、その上にキャベツともやし、ねぎを山にし、豚肉をのせ、焼きそばの麺を重ねる。それをひっくり返し、鉄板に押しつけて蒸すように仕上げる。麺は中華そばが基本で、うどんに替える店も多い。お好み村は新天地プラザというビルの2階から4階まで、各階に鉄板の列を持つ。席が鉄板に向いているので、重なる順番がそのまま見える。写真では伝わらないのはそこだ。
歴史・背景
戦後の広島には屋台のお好み焼きがあちこちに立ち、そのうち五十軒ほどが市の中心、新天地の広場のまわりに集まった。作家のきだみのるがその眺めを見て「お好み村」と呼んだのが名の由来とされる。広場が整理されると屋台は近くの簡素な建物へ移り、1992年に今の新天地プラザへ入った。間に合わせに並んだ屋台の列が、そのまま縦に積まれた住所になった。
見どころ(歩く順)

- 八丁堀電停
- 広電本線と白島線が接する停留場。この一帯への降り口になる
- 新天地プラザ
- お好み村が入るビル。上層の各階にそれぞれ店の列がある
- 鉄板のカウンター
- 鉄板に直付けの席。具が重なる順がそのまま目の前で進む
- 新天地広場
- ビルの前の広場。戦後の屋台が集まっていた場所にあたる
おすすめの楽しみ方
テーブルより鉄板前のカウンターに座りたい。重なっていく工程を見ることが、この店の半分だからだ。営業時間と定休日は店ごとなので、夕方の早い時間に行くと開いている席の選択肢がいちばん広い。注文のときはそばかうどんかを告げる。麺だけは客が決める。
実際の行き方
- 広島駅→八丁堀(広島電鉄・本線系統)。
- 八丁堀→新天地プラザ(南へ徒歩3分ほど)。
- 新天地プラザ→2階・3階・4階のいずれかへ(各階に店の列がある)。
- 食べ終えたら、屋台が並んでいた目の前の広場へ出てみる。
- 広島駅から広島電鉄
- 広島駅前の電停から広電の本線系統に乗り、八丁堀で降りる。日中は短い間隔で走っているので、時刻表を調べる必要はない。八丁堀からは新天地の一角へ南に歩く。
- 八丁堀から戻る
- 八丁堀まで歩いて戻り、本線の電車で広島駅方面へ。夜遅くまで走っているが、大都市の地下鉄よりは終電が早い。二枚目に手を伸ばす前に、電停の掲示を見ておくとよい。
行く前に
- 現金
- ビルの中の店はそれぞれ別の商売で、会計も店ごとになる。現金を持っておきたい。広電は現金と全国の交通系ICカード、WAONが使える。PASPYは2025年でサービスを終えており、もう使えない。
- 定休
- 営業時間も定休日もビルではなく各店が決めているので、閉まっている区画と混んでいる区画が同居する。平日の午後は三つのフロアを通していちばん空いている。
- 別ルート
- 紙屋町の広島バスセンターからは、アーケード街を東へ抜けて徒歩12分ほどで同じ一角に出られる。
- 降りたあと
- 八丁堀から新天地方向へ南に徒歩3分ほど。お好み村は新天地プラザの上層階に入っていて、入口は通りに面している。