
青森北・下北半島No.1002★★★地図で見る →
大間まぐろ
大間まぐろは、本州の北の端に揚がる本マグロに漁協が付けたブランド名だ。名の由来になった岬は、風に削られた岩と草の突端で、海峡の向こうに北海道が近い。
- 起点むつバスターミナル
- 約100分むつから下北交通バス
- 降車大間崎(下北交通・佐井線)
- そこから
- 大間まぐろ
場所
青森のほかの記事 34件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 大間崎レストハウス駐車場に隣り合う休憩所。観光案内の窓口も兼ねる
- 本州最北端の地の碑岬の先端、草地に据えられた石碑
- マグロ一本釣りモニュメント釣り糸の上で反り返る本マグロの像
- 弁天島と大間埼灯台沖に浮かぶ低い島。社と灯台が乗っている
- 石川啄木歌碑先端のすぐそば。地元では沖の島を詠んだものと伝わる
実際の行き方
- 青森・八戸→下北駅(JR大湊線)→むつバスターミナル。
- むつバスターミナル→大間崎(下北交通・佐井線)。
- 突端の碑とマグロ一本釣りモニュメントまで歩く。
- レストハウスへ戻り、到着証明書と帰りの時刻表を確かめる。
- むつからバスで
- 下北交通の佐井線が、むつバスターミナルから海沿いを西へ走り、岬の前まで行く。むつへは青森・八戸方面からJR大湊線で下北駅、そこからターミナルは町の中心にある。乗り換えは実質一度きりだ。便は一日のなかに散らばっていて、続けて来るわけではない。
- むつ方面へ戻る
- 同じ海沿いの道を東へ。帰りのほうが少し長くかかる。午後になると便が薄くなるので、着く時刻より帰る時刻のほうが一日の形を決める。降りたら、まず停留所の時刻表を見ておきたい。
どんな場所か
大間崎は本州でいちばん北の陸地だ。海をはさんだ北海道・汐首岬までは17.5km。そのあいだを潮が速く流れ、通り抜ける魚の身が締まる。沖合600mには弁天島が浮かび、社と大間埼灯台が乗っている。港を出た船は、昼は一本釣り、夜は延縄で本マグロを獲る。漁協が定めた30kgの線を超えた魚は、頬に番号入りのシールを貼られてから町を出る。
おすすめの楽しみ方
マグロ漁はおおよそ8月に始まり、1月ごろまで続く。大きく脂の乗った魚が揚がるのは、水温の下がる秋から冬にかけてだ。その季節を外すと船は別の魚を追っていて、ブランドのシールも数が減る。岬そのものは閉まる場所ではないので、一日の形を決めるのは開館時刻ではなくバスのほうになる。
歴史・背景
大間漁業協同組合がこの名を地域団体商標として登録したのは2007年。誰でも名乗れる言葉から切り離し、ひとつの港に結びつける手続きだった。名を全国へ広げたのは東京の初競りで、2019年には大間産の278kgの一本が3億3360万円で落札されている。岬には、値の話とは別の目印も立っている。釣り糸の上で反り返る本マグロの像だ。
行く前に
- 現金
- 岬に入るのも、碑やモニュメントを見るのも料金はない。駐車場そばの店では本州最北端の到着証明書を扱っている。店は小さいので現金があると確実だ。並ぶ品はその日の漁次第で、季節によっても入れ替わる。
- 行く前に
- 突端は遮るものがなく、海峡からの風が絶えない。冬は函館への船が港に留め置かれることもある。マグロ漁は通年ではないので、季節を外すとバスの時刻表がそのまま制約になる。
- 別ルート
- 北海道側からなら距離は短い。津軽海峡フェリーが函館と大間を約90分で結んでいて、これが本州と北海道を最短で結ぶ航路にあたる。港から岬までは海沿いを歩ける距離で、同じバス路線も通っている。
- 降りたあと
- バスは岬の駐車場、レストハウスの前で降ろす。碑とモニュメントは、そこから草地を少し歩いた先だ。歩くあいだ、ずっと沖の島が見えている。