
北海道・函館No.712★★★地図で見る →
函館山
〜山頂から望む函館の夜景〜
砂州の上に伸びた港町を見下ろす山頂の展望台。灯りの帯が細くくびれ、また広がっていく。麓からは三分のロープウェイで上がれる。
- 起点函館駅
- 約25分市電+ロープウェイ・約25分
- 降車十字街電停(函館市電)
- そこから
- 函館山
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 山麓駅元町の坂の上にあるロープウェイの麓側の駅。電停から坂を徒歩約10分
- ロープウェイの車窓水平787メートルのあいだに278.5メートルを上がる。高度が変わるにつれ街の形が見えてくる
- 山頂展望台山頂駅の上にある屋外デッキと屋内フロア。街を北へ向いて見下ろす
- 砂州のくびれ灯りが細くしぼられる区間。片側は港、もう片側は外海になっている
- 要塞の跡斜面に残る砲台や観測所のコンクリート。山頂からの散策路で見に行ける
実際の行き方
- 函館駅→十字街電停(函館市電)。
- 十字街電停→函館山ロープウェイ山麓駅(坂を徒歩約10分)。
- 山麓駅→山頂(ロープウェイ・約3分、15分間隔)。
- 日没の三十分ほど前にデッキへ。暗くなりきるまで居座る。
- 函館市電と函館山ロープウェイ
- 函館駅→(函館市電)→十字街電停。そこから坂を上って徒歩約10分でロープウェイ山麓駅に着く。運営会社は函館駅から山麓駅まで市電利用で約25分と案内している。搬器は15分間隔、混み合うときはさらに短い間隔で運転され、乗車時間は約3分。
- ロープウェイと市電で戻る
- 下りの最終は上りの最終の少しあとに出るため、慌てて降りる必要はない。ただし時刻は決まっている。市電も夜が更けると本数が減るので、上がる前に両方の時刻を見ておきたい。
どんな場所か
函館山は街の南端に標高334メートルで立っている。人がここまで上がってくる理由は、見下ろした街の輪郭にある。この山はかつて沖に浮かぶ島だった。潮の流れが運んだ砂が渡島半島とのあいだに堆積して陸地をつくり、港町はその平らな首の上に育った。左右はどちらも海だ。日が落ちてから山頂に立つと、灯りの帯がいったん細くくびれ、そこからまた広がっていくのが分かる。片側は港の暗がり、もう片側は外海だ。展望台はロープウェイ山頂駅の真上にある。
おすすめの楽しみ方
日没の三十分ほど前にデッキに立っているのがいい。ロープウェイは三分で上がるので、間に合わせるのは難しくない。昼から夜へ移り変わっていく時間こそが、待つ価値のある部分だ。始発は10時で、日中の眺めも見られる。確認時点では、上りの最終が夏期は21時30分、冬期は20時30分、下りの最終はそれぞれ30分後と案内されていた。
歴史・背景
かつて軍がこの山に要塞を築き、山全体を立入禁止の区域にした。地形図から山は消され、一般の人が足を踏み入れることは長く許されなかった。その時期に砲台や観測所、軍用の道が斜面に刻まれ、コンクリートの跡はいまも散策路のわきに残っている。第二次世界大戦のあと山は市民に返され、監視のために見られていた眺めが、そのまま街を代表する景色になった。
行く前に
- 現金
- ロープウェイは有料で、往復券を買うのが一般的。運賃は山麓駅と公式サイトに掲示されており、確認時点では大人往復1,800円だった。山そのものと散策路に料金はかからない。
- 行く前に
- 山頂のデッキは屋外で、街なかより明らかに寒く、風も強い。冬はその差がさらに開く。営業時間と最終便は季節で変わり、天候にも左右されるので、当日の運行情報を確かめてから向かうのが確実だ。
- 別ルート
- 暖かい時期は市街から登山バスが山道を上がる。車道は季節と時間帯によって規制がかかるため、確実なのはロープウェイ。元町からの散策路を歩いて上る手もある。
- 降りたあと
- 十字街電停から元町の坂を上り、徒歩約10分でロープウェイ山麓駅に着く。