札幌市時計台
実写(ライセンス済み)Bjørn Christian Tørrissen / CC BY-SA 4.0

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札幌市時計台

history王道を、いちばんいい形で

北海道開拓期の木造建築が、札幌の中心でオフィスビルにはさまれて建っている。若い建物だったころに据えられた塔時計は、いまも動き続けている。日中は資料館、夜は貸しホール。向かいには、この建物を眺めるためのテラスがある。

  1. 起点札幌駅(JR・地下鉄さっぽろ駅)
  2. 約10分札幌駅から徒歩
  3. 札幌市時計台

場所

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見どころ(歩く順)

札幌市時計台Tokoname3205 / CC BY-SA 4.0
  1. 向かいのテラス通りをはさんだビルの高いテラス。時計台自身が勧める撮影の角度
  2. 世界の鐘のコーナーこの時計台と、世界12か所の時計や教会の鐘の音をヘッドホンで聴ける一角
  3. 年表と大型模型建物の大型模型と、開拓使・札幌農学校の歩みをたどる年表の展示
  4. 2階のホール農学校の講堂の情景を再現した空間。この建物が本来そうであった部屋
  5. 時計機械の展示2階で動き続けるハワード社の振子式機械。重りは毎朝巻き上げられる

実際の行き方

  1. 札幌駅南口→北1条西2丁目(オフィス街を南へ徒歩約10分)。
  2. 1階で観覧券を買い、まず2階のホールと時計機械へ上がってから下りてくる。
  3. 最後に通りを渡り、向かいのビルのテラスから正面を撮る。
JR札幌駅から徒歩10分
JR札幌駅の南口を出て、碁盤の目を南へ下り、北1条西2丁目まで。公式の案内では徒歩約10分だ。乗り換えも切符も要らず、街区に番号が振られているので道に迷いようがない。札幌駅は地下鉄南北線・東豊線のさっぽろ駅とも隣り合っているので、どの路線から来ても起点にできる。
札幌駅へ戻る
同じ道を北へ戻ってもいいし、時計台の一つ南の大通駅から地下鉄でひと駅乗ってもいい。日中の本数は多い。ただし地下鉄は終夜運転ではないので、そのまま街で過ごすつもりなら、ホームで終電を確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

時計台が建つのは、札幌のオフィス街のただ中、北1条西2丁目である。もとは札幌農学校の演武場——軍事教練と体育のための屋内の場——として建てられた木造2階建てで、アメリカ中西部の開拓期に広まったバルーンフレーム構法を取り入れている。土台から時計塔の棟飾りの先端までの高さは19.825メートル。まわりのビルに見下ろされる理由は、要するにこの数字にある。建物はいまも使われていて、日中は資料館、夜は音楽会や結婚式に貸し出されるホールになる。

おすすめの楽しみ方

開館は8時45分、入館は17時までで、開いた直後の30分がいちばん静かな時間になる。まず2階へ上がってから下りてくるといい。重りの巻き上げの説明は午前中に行われ、団体がひと組通り過ぎれば部屋はまた空く。正面は最後に回して、歩道からではなく向かいのテラスから撮る。真下からでは、建物が近すぎて画面に収まらない。

歴史・背景

竣工は1878年10月16日。札幌農学校——のちの北海道大学——の演武場として建てられた。塔時計はニューヨークのハワード時計商会に発注され、1881年8月12日から札幌の街に時を告げはじめる。農学校が現在のキャンパスへ移ったあとも建物は残り、1906年に今の場所へ移された。国の重要文化財に指定されたのは1970年のこと。そのときにはもう、時計はこの街のほとんどの歳月を刻み終えていた。

行く前に

現金
観覧料は大人と大学生が有料で、公式サイトでは中学生以下は無料、団体には割引が案内されている。券売所は1階にある。カードが使える前提では動かず、現金を用意しておくのが確実だ。
行く前に
休館は年始の1月1日から3日まで。2階のホールは夜間に貸し出されるので、資料館として入れるのは開館時間内だけになる。札幌の冬は厳しく、建物前の歩道は狭い。カメラを構えるなら、向かいのテラスのほうが落ち着いて構えられる。
別ルート
地下鉄の大通駅は南北線・東西線・東豊線の3線が通る。市役所側の出口から出れば、公式の案内で徒歩約5分だ。
降りたあと
JR札幌駅の南口から、碁盤の目を南へ北1条西2丁目まで歩く。時計台は進行方向の左手、オフィスビルにはさまれ、低い塀の奥に少し引いて建っている。