
北海道・千歳No.708★★★地図で見る →
支笏湖
千歳の西、火山にかこまれた窪地にたまったカルデラ湖。支笏洞爺国立公園の一部で、水の透明度で知られる。北海道の冬でも凍らず、空港のある街からバス1本で着く。
- 起点千歳駅(JR千歳線)
- 約50分中央バス・千歳駅から
- 支笏湖
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 支笏湖ビジターセンターカルデラの成り立ちと湖の生きものを扱う無料の展示施設
- 山線鉄橋湖から流れ出す川に架かる鉄の橋。湖畔の遊歩道の途中にある
- 湖畔園地と遊覧船のりば遊覧船が発着する桟橋。湾の向こうに火山が並んで見える
- 支笏三山恵庭岳・風不死岳・樽前山。湖岸のほとんどの場所から姿が見える
- 支笏湖温泉湖畔の集落に湧く温泉。日帰りで入れる施設もある
実際の行き方
- 千歳駅→終点「支笏湖」(北海道中央バス・支笏湖線)。
- 終点から徒歩数分で支笏湖ビジターセンター。カルデラの成り立ちをここで押さえる。
- 湖岸の道を山線鉄橋ぞいに歩き、遊覧船が出る桟橋へ。
- 帰りは温泉街を抜け、ひと風呂浴びてからバスに乗る。
- 北海道中央バス・千歳駅から直通
- 千歳駅から北海道中央バスの支笏湖線に乗り、終点「支笏湖」で降りる。乗り換えはなく、所要はおよそ50分。ただし数分おきに走る路線ではなく、便は一日のなかに散らばっている。行程を組む前に時刻表を見ておきたい。
- 帰りも同じ路線で
- 千歳駅へ戻るバスは、湖畔の同じ終点から出る。市街地の路線より終わりが早い。着いたときに時刻表の最終便を確かめておくと、帰り際にあわてずにすむ。
どんな場所か
支笏湖は千歳市街の南西、火山にかこまれた窪地をみたす湖だ。支笏洞爺国立公園に含まれる。岸をひとまわりすると約40km、いちばん深いところは水深およそ360mになる。北に恵庭岳、南に風不死岳と樽前山。この三山が、どこから眺めても水の向こうに立つ。栄養分が少ない水はプランクトンも育ちにくく、青がやわらがずに濃いまま沈む。日本でいちばん北にある不凍湖でもあり、環境省の湖沼水質調査では何度も全国一位に選ばれてきた。
おすすめの楽しみ方
湖畔には半日ぶんの時間をあてたい。まずビジターセンターでカルデラの話を入れてから、遊歩道を橋づたいに桟橋へ。遊覧船は春から晩秋にかけて動く。バスの便が薄いぶん、滞在の長さを決めるのは最終便の時刻だ。着いたらまずそこを確かめておく。
歴史・背景
この窪地は、およそ4万年前の大噴火で支笏火山が陥没してできた。あとから水がたまり、湖になった。いま外輪に立つ山々はその後に育ったもので、だからここは自分の縁のなかに山を抱えたカルデラ湖になっている。1949年、洞爺湖・登別・定山渓とともに支笏洞爺国立公園に指定され、以来この岸は公園として守られてきた。
行く前に
- 現金
- ビジターセンターの入館は無料。遊覧船、日帰り入浴、湖畔の駐車場はそれぞれ別に料金がかかり、支払い方法も運営者ごとに違う。カードだけでなく現金も持っておきたい。
- 行く前に
- 湖そのものは凍らないが、岸は12月から3月にかけて雪の下になる。この時期はビジターセンターの開館時間も冬のものに切り替わる。路面や遊歩道は凍ることがある。冬には湖畔で氷のまつりが開かれ、その間は湖岸の使われ方が変わる。
- 別ルート
- 同じ支笏湖線は新千歳空港からも出ている。市街に寄らずに湖へ向かうこともできる。
- 降りたあと
- 千歳駅から支笏湖線のバスに乗り、終点まで行く。終点は湖畔の集落のなかだ。ビジターセンターも桟橋も温泉宿も、そこから舗装路を数分。坂はほとんどない。