
北海道・小樽No.719★★★地図で見る →
小樽運河
札幌の西、日本海の港町の岸沿いに残る石積みの運河。片側は散策路、対岸には荷を収めていた倉庫が並ぶ。水路の幅は半分が埋め立てられ、いまは道路になっている。
- 起点札幌駅
- 約45分JR・札幌から最短32分
- 降車小樽駅(JR函館本線)
- 徒歩
- 小樽運河
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 散策路水際に沿って続く舗装路。日が落ちると63基のガス灯が灯る
- 石造倉庫群対岸に並ぶ低い石とレンガの倉庫。当時の姿のままで、いまは飲食店や店舗に
- 狭められた区間道道臨港線に沿う側。埋め立てられた半分がそのまま車道になっている
- 北運河北側の区間。もとの幅を保ったまま、古い倉庫が岸に残る
実際の行き方
- 札幌駅→小樽駅(JR函館本線・快速エアポート、最短32分)。
- 小樽駅→運河(海の方向へ徒歩約10分)。
- 散策路を北運河の側まで歩き、日没後にもう一度戻ってガス灯を見る。
- JR函館本線・札幌駅から直通
- 札幌駅→(JR函館本線・快速エアポート、最短32分)→小樽駅。駅から海の方向へ下って徒歩約10分で運河に出る。快速エアポートは小樽築港・南小樽・小樽の3駅に停まり、日中は本数も多い。
- 小樽駅から戻る
- 運河から坂を上って小樽駅へ戻り、JR函館本線で札幌へ。夜まで運転しているが、灯りを見てから帰るつもりなら、腰を落ち着ける前に駅の発車案内で最終を確かめておきたい。
どんな場所か
小樽運河は、札幌の西、日本海に面した港町・小樽の岸沿いを全長1,140メートルにわたって走っている。船から降ろした荷を扱うための水路で、岸には倉庫が並べて建てられた。道道臨港線に沿う区間の幅はいま20メートル。もとの水路の半分が埋め立てられ、残りが水面として残っている。北側の北運河はもとの幅40メートルのままで、歩いて移ると幅の違いがはっきり分かる。対岸の石造倉庫は当時の姿のまま建っていて、その多くは飲食店や店舗になっている。
おすすめの楽しみ方
散策路は無料で、ゲートも閉門時間もない。だから一度の訪問で運河を二度味わえる。昼は石積みの造りと幅の違いがよく読め、日没後はガス灯が灯って倉庫がライトアップされる。確認時点では、倉庫の照明が22時30分まで、ガス灯は24時までと案内されていた。
歴史・背景
運河が完成したのは1923年、大正12年のことだ。当時の小樽は北海道開拓の玄関口となる港で、船と岸の倉庫のあいだを荷が行き来していた。水際に残る石造の建物は、その商いの時代のものである。1986年、水路の幅の半分が埋め立てられて道路になり、残った半分の岸に散策路と街園が整えられた。倉庫は取り壊されず、当時の姿のまま残された。港の設備と観光の道が同じ水面を分け合っているのは、そのためだ。
行く前に
- 現金
- 運河も散策路も無料で、改札もゲートもない。JRの運賃は駅で購入する。快速エアポートの指定席(Uシート)を使う場合は、運賃に520円が加算される。
- 行く前に
- 散策路は屋外で、風よけになるものがない。日本海に面しているぶん、雪の季節は風が真横から吹きつけ、石畳が凍って滑りやすくなる。日没後は照明が入る。
- 別ルート
- 新千歳空港からは快速エアポートが乗り換えなしで小樽まで、最短75分。札幌からは北海道中央バスの高速おたる号も使える。
- 降りたあと
- 小樽駅を出て、正面の道を海の方向へ下っていく。徒歩約10分で運河に着く。散策路はそこから南北どちらへも続いている。