
宮城・松島湾No.819★★★地図で見る →
松島
松をのせた島が浮かぶ宮城の湾。うち二つは岸から橋でつながっていて、歩いて渡れる。見どころは駅から数百メートルの範囲に集まり、徒歩でひと回りできる。
- 起点仙台駅
- 約40分JR仙石線・直通
- 降車松島海岸駅(JR仙石線)
- 徒歩
- 松島
場所
宮城のほかの記事 23件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 雄島朱塗りの渡月橋で渡る低い岩の島。崖に供養の岩窟が並ぶ
- 福浦島長い朱の橋で岸とつながる木立の島。島をひとまわりする遊歩道がある
- 五大堂岩の小島に建つ拝観無料の堂。橋げたに隙間のある透かし橋で渡る
- 円通院瑞巌寺の隣にある苔の庭と霊屋。西洋バラの意匠で知られる
- 瑞巌寺伊達家の禅寺。本堂と庫裡がともに国宝に指定されている
実際の行き方
- 仙台駅→松島海岸駅(JR仙石線・石巻行の普通で約40分、乗り換えなし)。
- 駅から海側へ下り、渡月橋を渡って雄島へ。
- 浜沿いに進んで福浦橋を渡り福浦島へ。戻って中央桟橋そばの五大堂へ。
- 最後に内陸の円通院と瑞巌寺へ。あるいは桟橋から遊覧船に乗る。
- JR仙石線・仙台駅から直通
- 仙台駅→(JR仙石線・石巻行の普通で約40分)→松島海岸駅。乗り換えなし。確認時点のIC運賃は440円。日中は本数があるので、時刻表を細かく調べる必要はない。
- 松島海岸駅から戻る
- 帰りも松島海岸駅から仙石線で仙台へ。夕方を過ぎると本数が減るので、夕食まで残るならホームで終電を確かめておきたい。東北本線の松島駅のほうが速いが、海沿いまではかなり歩くことになる。
どんな場所か
松島は宮城の太平洋岸にひらけた浅い湾で、松をのせた島が約260ある。もとは陸が沈んで谷に海が入り込んだ地形で、山の頂だったところが島として取り残された。湾は複数の市町にまたがるが、観光の中心は松島町の海沿い、駅から中央桟橋までの数百メートルに集まっている。そのうち雄島と福浦島には岸から橋が架かり、船に乗らなくても島へ渡れる。同じ浜に、伊達家の禅寺と、岩の上に建つ小さな堂が並んでいる。
おすすめの楽しみ方
中央桟橋から出る湾内一周の遊覧船は所要50分、日中はおおむね毎時1便。歩く計画を船に合わせなくてよい。橋を先に片づけて(雄島、福浦島、五大堂の順)、寺は船の客が引いた午後にまわすと動きやすい。
歴史・背景
浜辺に建つ五大堂は、伊達政宗が1604年に再建したもので、東北に現存する最古の桃山建築とされる。1609年には政宗が再興した瑞巌寺も完成し、以後は伊達家の菩提寺として続いた。一方で松島は、死者を弔う土地でもあった。雄島の崖には供養の岩窟が刻まれ、この一帯はかつて「奥州の高野」と呼ばれた。松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で足を止めたのも、この浜である。
行く前に
- 現金
- 五大堂は拝観無料。瑞巌寺・円通院・観瀾亭はそれぞれ拝観料が要る。湾内一周の遊覧船は確認時点で大人1,500円・小学生750円、桟橋の窓口で買う。
- 行く前に
- 五大堂は夕方に閉門する。渡る透かし橋は橋げたにわざと隙間があり、車椅子では渡れない。冬は日没が早く、遅い便の遊覧船が運休になることがある。
- 別ルート
- JR東北本線なら仙台から松島駅まで約25分と速いが、快速は停まらず、海沿いまで徒歩約20分かかる。船は本塩釜駅に近いマリンゲート塩釜からも出ている。
- 降りたあと
- 松島海岸駅を出たら海側へ。中央桟橋まで徒歩約6分、五大堂まで約7分。逆に浜沿いを進めば、雄島へ渡る渡月橋まで約5分。