鳴子温泉
実写(ライセンス済み)Zhaitengli / CC BY 4.0

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鳴子温泉

onsen王道を、いちばんいい形で

宮城北部、火山の谷にある湯治の町。日本で分類される10種の泉質のうち7種がこの谷から湧く。共同浴場は本通りに、足湯は駅の中に、こけしの店はその途中にある。

  1. 起点仙台駅
  2. 約1時間50分JR普通・乗換1回
  3. 降車鳴子温泉駅(JR陸羽東線)
  4. 徒歩
  5. 鳴子温泉

場所

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見どころ(歩く順)

滝の湯Zhaitengli / CC BY 4.0
  1. 鳴子温泉駅の足湯駅舎の中にあるヒノキ造りの足湯。歩き出す前にここで一度あたたまる
  2. こけしの店が並ぶ本通り駅前広場から続く坂道に、木地師の店が点在する
  3. 滝の湯町の共同浴場。総ヒバ造りで、温度の違う浴槽が二つある
  4. 温泉神社浴場の上の坂に建つ社。下の湯はこの社の御神湯とされる
  5. 鳴子峡町の外れにある切り立った峡谷。紅葉の時季に真価が出る

実際の行き方

  1. 仙台駅→小牛田駅(JR東北本線)。
  2. 小牛田駅→鳴子温泉駅(JR陸羽東線)。
  3. 駅前広場から本通りの坂を上り、共同浴場の滝の湯へ。
  4. さらに坂上の温泉神社へ。または午後に鳴子峡まで足を延ばして駅へ戻る。
仙台からJR、小牛田で1回乗り換え
仙台駅→(JR東北本線)→小牛田駅→(JR陸羽東線・奥の細道湯けむりライン)→鳴子温泉駅。乗車は約1時間45分、乗り換え1回。確認時点のIC運賃は1,782円。普通列車だけの区間なので、接続は出発前に確かめておきたい。
鳴子温泉駅から戻る
帰りも同じ二線をたどる。陸羽東線は単線のローカル線で列車の間隔が空くため、風呂に入る前に帰りの列車を決めておくとよい。駅舎には観光案内所があり、時刻の相談もできる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

鳴子は宮城県北部・大崎市の、火山の谷にひらけた温泉地だ。鳴子温泉郷と総称される温泉群のなかでいちばん大きく、東鳴子・川渡・中山平・鬼首がこれに連なる。郷全体で源泉はおよそ370。それだけの数があるから、通りひとつ隔てただけで湯の性格が変わる。町そのものは小さく、駅と共同浴場とこけしの店が、ゆるい坂の一本道の数百メートルに収まっている。観光地というより、まず湯治の町である。

おすすめの楽しみ方

滝の湯は7時30分に開き、21時に閉まる。旅館の客が動き出す前の早い時間がいちばん入りやすい。シャワーも蛇口もないので石けん類は持ち込みが要り、館内はどこも撮影禁止。峡谷は午後にまわし、湯は一日の初めか終わりに置くと収まりがいい。

歴史・背景

鳴子の湯は古い。9世紀の史書に、この谷で火山の活動とともに湯が湧いたと記され、坂の上に建つ温泉神社はほどなく神階を受けている。その下の共同浴場・滝の湯は、いまも神社の御神湯と説明される。こけしはずっと後の話で、周囲のブナ林を使う木地師が、湯治客に売る玩具として挽いたのが始まりとされる。鳴子はその発祥地のひとつに数えられ、いまも全国こけし祭りがこの町で開かれている。

行く前に

現金
滝の湯は確認時点で大人300円・小人100円、券売機で買う。館内に売店はなく、シャワーも蛇口もない。コインロッカーもなく、財布が入る程度のセーフティボックスだけなので、現金と自分用の石けんを持って行きたい。
行く前に
陸羽東線は町の西側が不通のままだ。中山平温泉〜新庄は2024年7月の大雨被害で運休が続き、代行バスでつないでいる。復旧までには数年かかる見通しで、山形側から入る計画は事前確認が要る。
別ルート
東北新幹線の古川駅が陸羽東線の起点で、観光協会は東京からの標準ルートとしてこちらを案内している。仙台と鳴子温泉のあいだにはミヤコーバスの路線バスもある。
降りたあと
鳴子温泉駅を出ると、すぐ目の前が湯元の温泉街。駅前広場から続くゆるい坂を上っていくと、共同浴場の滝の湯に着く。