銀山温泉
実写(ライセンス済み)掬茶 / CC BY-SA 4.0

山形・尾花沢No.556★★★地図で見る →

銀山温泉

onsen王道を、いちばんいい形で

山形の山あいで、川をはさんで木造の旅館が向かい合う一本道の温泉街。夕暮れにはガス灯がともる。マイカーは規制されており、大石田駅からの市営バスが入口になる。

  1. 起点大石田駅(山形新幹線)
  2. 約40分市営バス・約40分
  3. 銀山温泉

場所

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見どころ(歩く順)

白銀の滝lumoplank / CC0
  1. 白銀橋入口に架かる橋。ここで向かい合う二列の旅館がひらける
  2. 共同浴場 しろがね湯通りに面した共同浴場。どの旅館にも属さない湯
  3. 和楽足湯川べりに開かれた足湯。源泉をそのまま引いている
  4. 白銀の滝谷の突き当たり、白銀公園のなかに落ちる滝
  5. 銀鉱洞公園の先に残る昔の坑道。雪のない時期だけ入れる

実際の行き方

  1. 山形新幹線で大石田駅へ。
  2. 大石田駅→銀山温泉(尾花沢市営バス・銀山線でおよそ40分、終点下車)。
  3. 通りを上流へ歩き、共同浴場と足湯を過ぎて白銀公園と滝まで。
  4. 戻ってガス灯の時間を見てから、バスで大石田へ帰る。
大石田駅から市営バスで
山形新幹線は大石田に停まる。駅からは尾花沢市が自前で走らせている路線バス「銀山線」で温泉街の終点まで、およそ40分。民間の路線ではなく市の運行で、いま町自身が案内している入り方でもある。
大石田へ戻る
帰りも同じ銀山線のバスで大石田駅まで戻り、そこから新幹線に乗り継ぐ。地方の市営路線で日中の本数は多くないので、街に落ち着く前に終点の時刻表で帰りの便を押さえておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

銀山温泉があるのは、山形県北部の山あいにある尾花沢市の細い谷だ。銀山川の両岸に、木造三層・四層の旅館が肩を寄せ合って建ち、正面は色のついた鏝絵で飾られている。あいだを抜ける道は歩行者のもので、欄干にガス灯が並ぶ。いちばん奥の旅館を過ぎると谷は白銀公園へと狭まり、落差22メートルの滝が道の脇に落ち、その先から昔の坑道が始まる。名前はそのままの意味だ。この集落は延沢銀山とともに大きくなり、鉱山が湯と名前の両方を残した。

おすすめの楽しみ方

同じ一日のなかに、この通りは二つの顔を持つ。午後に着けば鏝絵の白壁と川が明るく見え、ガス灯がともるまで待てば、同じ建物がまるで違うものになる。市の冬のマイカー規制は日中から夜まで及んできたので、駐車場ではなくバスの時刻に予定を合わせるのが正解だ。

歴史・背景

この谷にまず人を集めたのは延沢銀山だった。鉱脈が尽きたあと、集落は湯を目当てに訪れる湯治客で生き延びる。1913年、銀山川の大洪水がほとんどの宿を流した。それから十年ほどのあいだにボーリングで高温の湯が大量に湧き、旅館は1920年代を通じて建て替えられる。いま通りに並ぶ木造の建物がそれだ。鉱山跡は国の史跡となり、町並みそのものも1986年に定められた保存条例で守られている。

行く前に

現金
通りそのものは公道で、歩くだけなら費用はかからない。共同浴場のしろがね湯とかじか湯、それに和楽足湯は旅館とは別に運営されているので、料金と休みは終点脇の観光案内所で確かめるとよい。
行く前に
町の上の坑道コース(銀鉱洞)は、初雪からみどりの日まで入れない。冬に来るなら、通りとその下の公園までと考えておきたい。この一帯は雪が深く、町も車ではなくバスでの来訪を勧めている。
別ルート
仙台からは新庄行きの特急バスで尾花沢まで来て、そこで銀山温泉行きに乗り換える手もある。車で向かうならパークアンドライドで、手前に車を置いて最後の区間はシャトルに乗り換える運用になる。結局は大石田からのバスのほうが手間が少ない。
降りたあと
銀山線のバスは、温泉街の入口にある観光案内所の脇が終点だ。そこから川に沿って上流へ一本道が続き、両岸に旅館が並ぶ。突き当たりが白銀公園と滝になる。