
宮城・仙台・青葉山No.1006★★★地図で見る →
仙台城跡
伊達政宗が青葉山に構えた城の跡。天守は最後まで建たず、建物もほとんど残らない。あるのは山と、長い石垣と、東へ開けた眺めだけだ。
- 起点仙台駅
- 約23分るーぷる仙台(循環バス)
- 降車仙台城跡(るーぷる仙台)
- 徒歩
- 仙台城跡
場所
宮城のほかの記事 23件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 本丸北面の石垣本丸を支える切石積みの高い壁面。長い反りを描いて立ち上がる
- 伊達政宗公騎馬像本丸跡に据えられた青銅の騎馬像。自ら開いた城下のほうを向く
- 本丸跡の展望地東へ広がる仙台市街。晴れた日は太平洋が視界を閉じる
- 宮城縣護國神社本丸跡に鎮座する社。広い砂利敷きの先に鳥居と社殿が立つ
- 大手門脇櫓山の下、大手門跡のわきに建つ再建の櫓。白漆喰と石の土台
実際の行き方
- 仙台駅西口バスターミナルから「るーぷる仙台」に乗る。
- 瑞鳳殿・仙台市博物館の前を通り、「仙台城跡」で下車。
- 道路から石段を上がって本丸跡へ。騎馬像・社殿・展望地はすべて上にある。
- 山を下って大手門跡わきの脇櫓まで歩くか、次の循環バスでそのまま先へ。
- 仙台駅から仙台城跡へ(るーぷる仙台)
- 仙台駅西口バスターミナルの16番のりばから、観光循環バス「るーぷる仙台」に乗る。瑞鳳殿、仙台市博物館の前を抜けて青葉山を登り、「仙台城跡」まで約23分。土日祝と8月は平日より便数が多い。運賃は現金のほか、交通系ICカードとタッチ決済のクレジットカードで払える。
- 帰りも同じ循環で先へ
- 循環は一方通行で、仙台駅へ戻るには来た道を引き返さず、大崎八幡宮の前を回っていくことになる。午後の組み立てはそのぶんを見込みたい。遅い時間の便は一周して仙台駅前止まりになる。乗り遅れたら、公園を下って地下鉄東西線の国際センター駅まで歩ける。下り坂ばかりの道だ。
どんな場所か
城は青葉山の東の鼻先に載っている。東と南は崖が切れ落ち、下を広瀬川が回る。政宗はこの地形を選び、そのうえで天守を建てなかった。江戸の新しい幕府に構えを見せない配慮だった、と読まれてきた。本丸には430畳ほどの大広間があり、いまはその間取りが砂利の上に線で示されている。建物は失われたが、石は残った。仙台駅からの循環バスは本丸のすぐ下まで登り、そこから先は石段が待っている。
おすすめの楽しみ方
循環バスの仙台駅前発は9時が始発で、16時が最終。その日の行程を縛るのは実質そこだけで、逃せば坂を下るかタクシーになる。夜はまた別の顔で、石垣と騎馬像に照明が入り、城跡そのものに閉じる門はない。
歴史・背景
普請が始まったのは1601年。以後この城は幕末まで伊達家の政庁であり続けたが、天守はついに建てられなかった。明治になると軍が城地を接収し、大手門とその脇の櫓は1945年の空襲で焼け落ちる。建て直されたのは脇櫓だけで、1967年に木造・白漆喰で山の下によみがえった。城跡が国の史跡に指定されたのは2003年。石垣の調査と積み直しは、その前後から今日まで続いている。
行く前に
- 現金
- 城跡そのものは開かれた土地で、仙台市の観光サイトは入園自由と記している。上にある展示施設は別料金で、冬は開いている時間が短くなるから、当日その場で確かめたい。循環バスは1回260円、一日乗車券は630円。3回降りるなら乗車券のほうが安い。
- 行く前に
- 本丸跡はさえぎるものがなく、風も冬の冷えも下の市街より強く当たる。有料の展示施設は城跡より先に閉まる。真冬はバス停から上への石段が凍ることがあり、地下鉄まで歩いて下るなら明るいうちがいい。
- 別ルート
- 地下鉄なら東西線の国際センター駅で降り、大手門跡と脇櫓を見ながら旧来の登城路を上がる手がある。ひたすら坂だが、城が本来入られるはずだった順に現れる。同じ東西線の青葉山駅からは市営バスで南側の「仙台城跡南」に入れるが、便は多くない。
- 降りたあと
- バス停は城跡の中、本丸より一段下の道路沿いにある。そこから石段を上がれば本丸跡で、騎馬像も社殿も展望地も、互いに数分の距離に収まっている。