
慶良間諸島・阿嘉No.795★★地図で見る →
阿嘉島
〜慶良間の真ん中の島〜
慶良間諸島の真ん中の島。国立公園のサンゴの海が、桟橋のすぐ先から始まる。リーフを解説するビジターセンター、丘を越えた北東の浜、そして島の外へ歩いて出られる橋。
- 起点那覇・泊港
- 約50分泊港から高速船
- 降車阿嘉港(クイーンざまみ・フェリーざまみ)
- 徒歩
- 阿嘉島
狙い目
阿嘉島が地味だから見過ごされているのではない。船が先に座間味と渡嘉敷に着き、日帰りの習慣がその二島に固まっただけだ。海は同じものが広がっている。違うのは時刻表と知名度のほうで、島の中身ではない。
場所
沖縄のほかの記事 22件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 阿嘉港村営の船が着く桟橋。集落はそのすぐ裏手に始まる
- さんごゆんたく館国立公園のビジターセンター。サンゴを軸に慶良間の海を読み解く
- ニシバマビーチ丘を越えた北東側にある島のメインビーチ。シュノーケリングの拠点
- 阿嘉大橋慶留間島へ渡る橋。海峡の上を端から端まで歩ける
実際の行き方
- 那覇市街→泊港。慶良間へ渡る船はここから出る。
- 泊港→阿嘉港(クイーンざまみで約50分。フェリーざまみなら約90分)。
- 阿嘉港→さんごゆんたく館へ寄り、そのまま丘を越えて北東の浜へ。
- 集落へ戻り、午後の便までに阿嘉大橋を渡ってくる。
- 泊港から高速船で渡る
- 那覇の泊港→(クイーンざまみ・約50分)→阿嘉港。同じ航路のフェリーざまみなら約90分、こちらは一日1便。どちらも座間味村が運航していて、座席は窓口ではなく電話か村のウェブ予約で押さえる。
- 阿嘉港から戻る
- 帰りも同じ村営の船が寄る。最終便は午後のうちに出てしまい、夜の便はない。夏は満席になるので、往路と一緒に復路も予約しておきたい。乗り遅れれば、その日は島に泊まることになる。
どんな場所か
阿嘉島は慶良間諸島の真ん中にある。那覇の西、船はここを通るが、降りる人はそう多くない。諸島はまるごと国立公園で、陸域3,520ヘクタールに対して、海域は90,475ヘクタール。線がそう引かれているのは、価値が水の側にあるからだ。リーフにはサンゴが密に育ち、その上の透明さをケラマブルーと呼ぶ。島そのものは急で、森が深い。集落と桟橋は風の当たらない側にある。そして島の端からは橋が伸びていて、歩みは海岸線で止まらない。慶留間島へ、外地島へと続いていく。
おすすめの楽しみ方
朝いちばんの高速船で入れば、島で使える時間が午前からまるごと始まる。ニシバマへは集落から丘を越える道が一本。途中のビジターセンターは、その日の海の様子を聞くのにちょうどいい。冬になるとこの海峡はザトウクジラの通り道になり、船の甲板から姿が見える日もある。歩きだす前に、帰りの便の時刻を確かめておきたい。
歴史・背景
慶良間の島々は長いあいだ、沖縄海岸の広い準国立公園の一部として守られてきた。独立した国立公園になったのは2014年3月5日のことだ。日本で31番目の指定で、区域は陸だけでなく海の側に大きく引かれた。3月5日という日付は「サンゴの日」から選ばれている。それから4年、同じ日付に、この島に国立公園のビジターセンターが開いた。あの指定が何を守ろうとしたのかを、サンゴから説き起こす場所として。
行く前に
- 現金
- 浜も橋も無料。乗船券は当日、港の窓口で発券される。器材のレンタルも、ダイビングの船も、ガイドも現地で申し込む形になる。那覇を離れるとカードは通りにくくなるので、現金を持って渡りたい。
- 知っておきたいこと
- 渡るのは外洋だ。海が高い日は運航が見合わせになり、夏の終わりから秋の台風の時期には航路そのものが止まる。帰りの時刻を決める前に、その日の運航状況を確かめること。
- 別ルート
- 島どうしを結ぶ村の船もある。座間味から阿嘉までは約15分で、二島を一日に組み合わせやすい。歩いて出るなら橋がある。慶留間島、外地島へと道は島の外へ続いていく。
- 降りたあと
- 阿嘉港が到着地点そのもの。集落は桟橋のすぐ裏に始まり、ビジターセンターはそこから歩いてすぐ。北東の浜へ向かう道は、家並みの反対側から丘へ上がっていく。