海ぶどう
実写(ライセンス済み)(WT-shared) Jpatokal / CC BY-SA 4.0

沖縄本島西海岸・恩納No.1030★★★地図で見る →

海ぶどう

food王道を、いちばんいい形で

海ぶどうは生のまま食べる緑藻で、陸の水槽で育てる養殖は沖縄本島西海岸の恩納村から始まった。仲泊にある村の市場では、島野菜と同じ売り場でその地元の海ぶどうが手に入る。停留所は目の前だ。

  1. 起点那覇空港
  2. 約1時間15分エアポートシャトル・直行
  3. 降車おんなの駅 なかゆくい市場前(沖縄エアポートシャトル)
  4. そこから
  5. 海ぶどう

場所

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見どころ(歩く順)

比屋根坂石畳道Bérangère444 / CC BY-SA 4.0
  1. 農産物の売り場恩納村の農家が持ち込む島野菜と南国のフルーツ
  2. 水産物の棚村で育った海ぶどうやもずくが、刺身や惣菜と並ぶ一角
  3. 屋台の並び市場の建物の裏手、その場で調理して出す店が軒を連ねる
  4. 比屋根坂石畳道琉球王府の西海岸の街道が、石灰岩の敷石のまま残る区間
  5. 仲泊遺跡岩陰を使った住居跡と、先史時代の暮らしを伝える貝塚

実際の行き方

  1. 那覇空港→おんなの駅 なかゆくい市場前(沖縄エアポートシャトル、約1時間15分。特急便はここに停まらないので避ける)。
  2. 停留所から市場へ。まず農産物の売り場、そのあと水産物の棚で村の海ぶどうを見る。
  3. 駐車場から旧道を西へ。比屋根坂石畳道と仲泊遺跡まで歩く。
  4. 同じ停留所に戻り、那覇方面のエアポートライナーに乗る。
那覇空港から沖縄エアポートシャトル
那覇空港→(沖縄エアポートシャトル・リゾートライナー、約1時間15分)→おんなの駅 なかゆくい市場前。停留所は市場の目の前にある。乗る前に便名を見ておきたい。同じ路線に特急便があり、その便は恩納村側に停まらずに通り過ぎる。
エアポートライナーで那覇方面へ
同じ停留所から那覇方面のエアポートライナーに乗る。便によっては那覇空港まで行かず、旭橋駅・那覇バスターミナル前が終点になるので、乗りたい便の注記を確かめておくとよい。南行きの最終便は夜のうちに出る。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

海ぶどうは、クビレズタという緑藻の呼び名だ。細い茎に小さな粒がびっしりと並び、その粒を潰さないよう生のまま口へ運ぶ。恩納村の漁協は県内でいち早く海藻の養殖を確立した組合で、海の上ではなく陸に置いた水槽で育てる道を選んだ。台風に作物を持っていかれることがなく、沖合の深い層から汲み上げた海水を水槽に回して育てている。仲泊の市場は、その海ぶどうと村の野菜や果物が同じ屋根の下に並ぶ場所だ。

おすすめの楽しみ方

開いているのは10時から19時で、休みの日はない。早朝向きではなく、午前の遅い時間か夕方前に組み込むのが合う。史跡まで足を延ばすなら1時間はみておきたい。西へ向かう道は短く、坂もきつくない。海ぶどうは生で食べるものなので、鍋ではなく三杯酢やドレッシングを思い浮かべながら選ぶといい。

歴史・背景

恩納村の漁協が海ぶどうの陸上養殖に取り組み始めたのは1989年のことだ。夏の台風に左右される海上の作業から離れ、陸に置いた水槽で育てる方法を選んだ。1990年代に技術が広まると生産量は一気に伸び、限られた土地の味だった海藻は日常の食材になった。市場から西へ少し歩いた仲泊遺跡には、約3500年前の貝塚と、幅3メートルほどの石灰岩を敷きつめた道が残る。琉球王府の西海岸の街道の一部で、明治の終わりごろまで使われ、1975年に国の史跡に指定された。

行く前に

現金
市場に入るのは無料で、支払うのは買ったものの分だけ。シャトルは事前にクレジットカードでウェブ予約でき、コンビニやホテルでは2回乗車券も売られている。
行く前に
市場の裏から史跡へ向かう道は、遊歩道というより旧道から入る細い坂なので、明るいうちに歩きたい。市場と国道のあいだに屋根はほとんどなく、梅雨どきはそれが効いてくる。
別ルート
路線バスなら120番・名護西空港線が那覇空港から国道58号を北上する。ルネッサンスホテル前で降りて徒歩10分ほど。シャトルよりかなり時間はかかるが、途中の史跡側に降りられる。
降りたあと
シャトルの停留所は国道58号の山側、市場のすぐ前。史跡へ向かうときは、駐車場から旧道を西へ数百メートル歩く。