
長野・善光寺No.793★★★地図で見る →
善光寺
〜宗派を問わない信州の古刹〜
長野の街なかにあって、どの宗派にも属さず誰でも迎え入れてきた寺。国宝の本堂は、菓子屋や工芸店、宿坊が続く長い石畳の参道の突き当たりに立っている。
- 起点長野駅(北陸新幹線)
- 約30分長野駅から徒歩かバス
- 善光寺
場所
長野のほかの記事 27件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 仁王門門前町の入口に立つ下の門。左右の間に仁王像が納まる
- 仲見世通り二つの門にはさまれた店の道。菓子屋と工芸店がひと続きの軒下に並ぶ
- 山門参拝券で上がれる上の門。二階には仏像と障壁画が置かれている
- 本堂国宝の大堂。檜皮を重ねた大屋根の下に黒い木肌が広がる
- お戒壇めぐり瑠璃壇の下の暗い回廊。壁を手でたどって錠前を探す
実際の行き方
- 東京→長野駅(北陸新幹線)。改札を出たら善光寺口へ。
- 参道を北へ徒歩約30分。または善光寺方面の市内バスで「善光寺大門」下車。
- 仁王門と仲見世通りを抜け、山門をくぐって本堂へ。
- 同じ参道を下って長野駅へ戻る。
- 長野駅から歩く、または市内バス
- 起点は長野駅。東京からは北陸新幹線、他方面からは特急と在来線が入る。善光寺口を出ると参道がまっすぐ北へ延び、徒歩で約30分。ほとんどの区間で店が開いているので歩き飽きない。善光寺方面の市内バスも同じ出口から出ており、門前町の入口にあたる「善光寺大門」で降りられる。
- 長野駅へ戻る
- 帰りは同じ道を下るだけで、上りより時間はかからない。駅行きのバスは夕方以降も走るが、都市部の感覚より早く本数が減る。善光寺大門の時刻表を見てから頼るかどうかを決めたい。歩いて下れば、門前町をもう一度通ることになる。
どんな場所か
善光寺は長野の街の北のつきあたりにあり、街のほうが寺を向いて並んでいる。駅からの参道は約1.8キロ。ふつうの商店街が、歩くうちに門前町へ変わっていく。突き当たりに立つのが本堂で、檜皮を葺いた大屋根の下に横長の黒い建物が構え、その前の庭に大香炉が据わっている。堂内の瑠璃壇の下には真っ暗な回廊があり、壁を手さぐりしながら進む。この寺はどの宗派にも属さず、宗旨を理由に人を断ったことがない。
おすすめの楽しみ方
本堂が開くのはお朝事に合わせてで、その時刻は日の出を追う。真夏がいちばん早く、真冬がいちばん遅い。内陣の参拝券はその1時間前から売り出すので、早く着けば行きは静かな堂内、帰りは店が一軒ずつ開いていく参道になる。山門・経蔵と史料館は昼間の時間なので、順番はおのずと決まる。まず本堂、それから門。
歴史・背景
創建は644年、勅願により伽藍が造営されたと伝わる。本尊は誰にも見せない絶対秘仏で、数年に一度の御開帳では身代わりの前立本尊が公開される。火災は何度も伽藍を焼き、いま立つ本堂は1707年の再建。1953年に国宝に指定された。寺の護持はいまも天台宗の貫主と浄土宗の上人で分けられていて、どちらか一方が飲み込むことなく続いている。
行く前に
- 現金
- 境内と参道は無料で入れる。本堂内陣とその下のお戒壇めぐりの参拝券が大人800円、これに山門・経蔵と史料館を加えたセット券が1,500円。中高生・小学生はいずれも割安になる。
- 行く前に
- 屋根のない参道で、長野の冬は石畳に雪と氷がのる。冬季は各所の時間が短くなり、正月は一年でもっとも混み合う。本堂の開く時刻は日の出とともに一年かけて動くので、夏の感覚で立てた予定は12月には合わない。
- 別ルート
- 東京からは北陸新幹線が長野まで直通する。名古屋・松本方面からは篠ノ井線経由の特急が同じ長野駅に着き、参道の起点も同じ出口になる。長野電鉄の列車も県北東部からこの駅に入る。
- 降りたあと
- 長野駅は善光寺側、西の出口から出る。参道は駅前の交差点から始まってまっすぐ北へ延びており、門前町の入口の仁王門まで曲がる場所はない。