
長野東・軽井沢No.753★★★地図で見る →
軽井沢
浅間山の裾に広がる高原の町で、日本でいちばん名の通った避暑地。駅から北へ歩くと、池と旧街道の通りと、その突き当たりの小さな教会が一本につながる。
- 起点軽井沢駅(北陸新幹線・しなの鉄道線)
- 約30分軽井沢駅から徒歩
- 軽井沢
場所
長野のほかの記事 27件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 雲場池北へ向かう道沿いの細長い人造池。水面が静かで、まわりの木立をそのまま映す
- 旧軽井沢ロータリー旧い通りの入口にあたる円形の交差点。ここから先が町の中心部になる
- 旧軽井沢銀座中山道の宿場があった土地に伸びる目抜き通り。いまは町の商店が並ぶ一本
- 軽井沢ショー記念礼拝堂町最古の教会。通りの突き当たり、木立の奥に黒い木造の堂が立つ
- ショーハウス記念館宣教師の別荘を復元した建物。礼拝堂のわきの斜面に置かれている
実際の行き方
- 軽井沢駅→北側に出て、そのまま北へ歩く。
- 左手に池を見ながら進み、旧い通りの起点のロータリーへ。
- 通りを上端まで歩く。店が途切れて木立になるあたりが終点。
- 教会と別荘の記念館まで行き、同じ道を戻る。
- 軽井沢駅から歩く
- 駅の北側に出て、道なりに北へ進む。旧い通りの上端まで2kmと少し、途中はほぼ平坦で、池とロータリーを順に通る。駅前からは路線バスとタクシーもあるので、片道だけ歩くという組み方もできる。
- 軽井沢駅へ戻る
- 帰りは同じ道を南へ。勾配はほとんどないが、体感としては下りになる。東京方面の新幹線は夜まで動く一方、西へ向かうしなの鉄道は早めに本数が落ちるので、食事の前に時刻を見ておきたい。
どんな場所か
軽井沢で歩く値打ちがあるのは、駅から北へまっすぐ伸びる一本だ。まず道沿いの細長い人造の池、次に旧い目抜き通りの起点となるロータリー、そして通りそのもの。ここは中山道の軽井沢宿があった土地で、いまは店が両側に並ぶ。そのまま上まで行くと店は途切れ、木立に変わる。突き当たりに建つのが町でいちばん古い教会で、黒っぽい木造の小さな建物が道から少し引っ込んで立ち、その脇に宣教師の別荘を復元した建物がある。避暑地はこの一角から広がっていった。だから逆向きより、この向きで歩くほうが筋が通る。
おすすめの楽しみ方
歩くなら北向きに、そして午前の早いうちがいい。通りが混み、駅からの道が車で詰まる前に抜けられる。時期を選べるなら8月の盛りより初夏か秋。この土地の値打ちは空気と木立にあって、どちらも人が少ないほうが素直に届く。時間の配分は通りの下側より上側を厚めに。店が切れて森が始まるのはそちらだ。
歴史・背景
軽井沢は避暑地になるずっと前から中山道の宿場で、いまの商店街はその土地の上にある。変わり目は外から来た。カナダ人宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが1886年にこの地を訪れ、風土を気に入り、1888年には軽井沢の別荘第一号となる建物でひと夏を過ごした。それに続いたのがまず外国人居留者、やがて日本の家族たちで、高原は別荘で埋まっていく。通りの突き当たりの教会は、その人の名を残している。
行く前に
- 現金
- 歩くこと自体に費用はかからず、通りは公道だ。途中の美術館やギャラリー、別荘の記念館はそれぞれ入館の扱いが違うので、行きたい所はその日に確かめておく。通りの小さな店は現金のほうが早い。
- 行く前に
- 高原の町なので冬は本気で冬だ。雪と凍結があり、季節営業の店はかなりの数が閉まる。真夏と紅葉の時期は逆の意味で難所で、通りは混み、駅から北への道は車で詰まる。
- 別ルート
- 軽井沢駅にはしなの鉄道線も乗り入れていて、小諸・上田の側から入ってこられる。すでに東信にいるなら、新幹線に戻るより安く着く。
- 降りたあと
- 駅から旧い通りまではほぼ一直線で、曲がる場所らしい曲がる場所はない。半ばで池が見えたら道は合っている。町なかの案内表示は英語併記だ。