下仁田こんにゃく
実写(ライセンス済み)Filler / CC BY-SA 3.0

群馬・下仁田町No.956★地図で見る →

下仁田こんにゃく

〜群馬のこんにゃくの町〜

food穴場——実はすごい

国内のこんにゃく芋はほぼ群馬産で、その芋が集まり粉になる町が下仁田だ。国道254号沿いの道の駅は、その商いが表に出てくる唯一の場所。こんにゃく、冬のねぎ、牧場のミルクが同じ屋根の下に並ぶ。

  1. 起点高崎駅
  2. 約60分上信電鉄+徒歩10分
  3. 降車千平駅(上信電鉄上信線)
  4. 徒歩
  5. 下仁田こんにゃく

狙い目

下仁田は無名の町ではない。上毛かるたには「ねぎとこんにゃく下仁田名産」の一句がある。それでも静かなのは、この町の仕事が見せることではなく、集めて挽くことだからだ。その作物が表に並ぶ公の売り場は、道の駅ひとつしかない。

場所

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見どころ(歩く順)

下仁田町のこんにゃく畑Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. 物産販売館町の製造元から届くこんにゃくが並ぶ棚。寒い時季には生芋こんにゃくも
  2. 冬の下仁田ねぎこんにゃくと並ぶもう一つの名産。短く太い一本ねぎ
  3. 下仁田町観光案内所道の駅のなかにある町の案内窓口。開いている時間は短め
  4. 神津牧場のミルクバー同じ名の牧場が出しているミルクの売り場。食事の棟の一角
  5. 斜面のこんにゃく畑町を囲む山の斜面に切られた、小さな段々の畑

実際の行き方

  1. 高崎駅→千平駅(上信電鉄上信線・約50分。本数が少ないので時刻表を先に確認)。
  2. 千平駅→鏑川を渡って国道254号へ、道沿いに約800メートル(徒歩10分ほど)で道の駅しもにた。
  3. まず物産販売館のこんにゃく売り場、そのあと観光案内所でその日の町の様子を聞く。
  4. 帰りは同じ道を千平駅へ。無人駅なので、着いた時点で終列車を確かめておく。
高崎から上信電鉄で千平へ
高崎駅→(上信電鉄上信線・約50分)→千平駅。そこから道の駅までは約800メートル、歩いて10分ほど。千平は無人駅で、上信線は本数が多くない。出かける日を決める前に上信電鉄の時刻表を確かめておきたい。
同じ上信線で高崎へ戻る
道を戻って千平駅へ上がり、上信線で高崎へ。千平に窓口はないので、運賃分の現金は手元に置いておく。終列車の時刻は、夕方になってからではなく着いたときに確かめておくと安心だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

下仁田町は群馬の西のはずれ、鏑川が刻んだ山あいにある。町域の大半は山林だ。こんにゃく芋が好むのはまさにこの条件で、極端に冷えこまず、尾根の陰で日照が短く、水はけのよい土であること。ここの生産者は、そうと書かれるより先にその条件を使いこなしてきた。やがて町は、県内の芋が集まり、粉に挽かれる場所になる。こんにゃく粉の相場は下仁田を受け渡し地として建てられ、この規模の町が全国の値段の呼び名になった。畑そのものは、斜面に切られた小さな段々だ。

おすすめの楽しみ方

物産販売館は8時30分から18時、観光案内所はそれより短い。町のことを聞きたいなら午前に行くのがいい。生芋のこんにゃくも下仁田ねぎも、並ぶのは寒い側の半年で、それ以外の時季は町の製造元がつくった加工品が棚を占める。板のこんにゃくを一つ買っておくと、旅の残りにもよく持つ。

歴史・背景

こんにゃく芋は粉に挽くことで保存がきくようになった。その精粉が生まれたのは江戸時代で、明治には茨城から切干の加工が持ちこまれる。どちらの工程も、水はけのよい斜面と川の水車を持つ下仁田に合っていた。町は芋が集まり粉になる場所として育っていく。ねぎは逆向きに旅をした。江戸の大名たちが取り寄せたことから、いまも殿様ねぎと呼ばれる。上毛かるたはその二つを一句に結んだ——ねぎとこんにゃく下仁田名産。

行く前に

現金
道の駅に入場料はなく、払うのは買った分と食べた分だけ。上信電鉄はJRとは別の私鉄なので、JRの切符では乗れない。高崎で別に買う。小さな売り場もあるので現金は持っておきたい。
行く前に
物産販売館は8時30分から18時。観光案内所はそれより早く閉まり、週に一日休みが入る。道の駅自体も毎月火曜に休みがあり、その回数は資料によって食い違うので、火曜に行くなら先に確かめたい。トイレと駐車場は24時間開いている。
別ルート
車なら上信越自動車道の下仁田インターチェンジを降りてすぐ、国道254号沿い。千曲バスの高速バスも道の駅に停まるので、上信線に頼らずに来ることもできる。
降りたあと
千平駅から鏑川を渡って国道254号へ出て、道沿いに約800メートル進むと道の駅しもにた。物産販売館は駐車場の奥に建ち、食事処やミルクバーはその隣に並ぶ。