
群馬・下仁田町No.956★地図で見る →
下仁田こんにゃく
〜群馬のこんにゃくの町〜
国内のこんにゃく芋はほぼ群馬産で、その芋が集まり粉になる町が下仁田だ。国道254号沿いの道の駅は、その商いが表に出てくる唯一の場所。こんにゃく、冬のねぎ、牧場のミルクが同じ屋根の下に並ぶ。
- 起点高崎駅
- 約60分上信電鉄+徒歩10分
- 降車千平駅(上信電鉄上信線)
- 徒歩
- 下仁田こんにゃく
狙い目
下仁田は無名の町ではない。上毛かるたには「ねぎとこんにゃく下仁田名産」の一句がある。それでも静かなのは、この町の仕事が見せることではなく、集めて挽くことだからだ。その作物が表に並ぶ公の売り場は、道の駅ひとつしかない。
場所
群馬のほかの記事 20件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 物産販売館町の製造元から届くこんにゃくが並ぶ棚。寒い時季には生芋こんにゃくも
- 冬の下仁田ねぎこんにゃくと並ぶもう一つの名産。短く太い一本ねぎ
- 下仁田町観光案内所道の駅のなかにある町の案内窓口。開いている時間は短め
- 神津牧場のミルクバー同じ名の牧場が出しているミルクの売り場。食事の棟の一角
- 斜面のこんにゃく畑町を囲む山の斜面に切られた、小さな段々の畑
実際の行き方
- 高崎駅→千平駅(上信電鉄上信線・約50分。本数が少ないので時刻表を先に確認)。
- 千平駅→鏑川を渡って国道254号へ、道沿いに約800メートル(徒歩10分ほど)で道の駅しもにた。
- まず物産販売館のこんにゃく売り場、そのあと観光案内所でその日の町の様子を聞く。
- 帰りは同じ道を千平駅へ。無人駅なので、着いた時点で終列車を確かめておく。
- 高崎から上信電鉄で千平へ
- 高崎駅→(上信電鉄上信線・約50分)→千平駅。そこから道の駅までは約800メートル、歩いて10分ほど。千平は無人駅で、上信線は本数が多くない。出かける日を決める前に上信電鉄の時刻表を確かめておきたい。
- 同じ上信線で高崎へ戻る
- 道を戻って千平駅へ上がり、上信線で高崎へ。千平に窓口はないので、運賃分の現金は手元に置いておく。終列車の時刻は、夕方になってからではなく着いたときに確かめておくと安心だ。
どんな場所か
下仁田町は群馬の西のはずれ、鏑川が刻んだ山あいにある。町域の大半は山林だ。こんにゃく芋が好むのはまさにこの条件で、極端に冷えこまず、尾根の陰で日照が短く、水はけのよい土であること。ここの生産者は、そうと書かれるより先にその条件を使いこなしてきた。やがて町は、県内の芋が集まり、粉に挽かれる場所になる。こんにゃく粉の相場は下仁田を受け渡し地として建てられ、この規模の町が全国の値段の呼び名になった。畑そのものは、斜面に切られた小さな段々だ。
おすすめの楽しみ方
物産販売館は8時30分から18時、観光案内所はそれより短い。町のことを聞きたいなら午前に行くのがいい。生芋のこんにゃくも下仁田ねぎも、並ぶのは寒い側の半年で、それ以外の時季は町の製造元がつくった加工品が棚を占める。板のこんにゃくを一つ買っておくと、旅の残りにもよく持つ。
歴史・背景
こんにゃく芋は粉に挽くことで保存がきくようになった。その精粉が生まれたのは江戸時代で、明治には茨城から切干の加工が持ちこまれる。どちらの工程も、水はけのよい斜面と川の水車を持つ下仁田に合っていた。町は芋が集まり粉になる場所として育っていく。ねぎは逆向きに旅をした。江戸の大名たちが取り寄せたことから、いまも殿様ねぎと呼ばれる。上毛かるたはその二つを一句に結んだ——ねぎとこんにゃく下仁田名産。
行く前に
- 現金
- 道の駅に入場料はなく、払うのは買った分と食べた分だけ。上信電鉄はJRとは別の私鉄なので、JRの切符では乗れない。高崎で別に買う。小さな売り場もあるので現金は持っておきたい。
- 行く前に
- 物産販売館は8時30分から18時。観光案内所はそれより早く閉まり、週に一日休みが入る。道の駅自体も毎月火曜に休みがあり、その回数は資料によって食い違うので、火曜に行くなら先に確かめたい。トイレと駐車場は24時間開いている。
- 別ルート
- 車なら上信越自動車道の下仁田インターチェンジを降りてすぐ、国道254号沿い。千曲バスの高速バスも道の駅に停まるので、上信線に頼らずに来ることもできる。
- 降りたあと
- 千平駅から鏑川を渡って国道254号へ出て、道沿いに約800メートル進むと道の駅しもにた。物産販売館は駐車場の奥に建ち、食事処やミルクバーはその隣に並ぶ。