若狭塗箸
実写(ライセンス済み)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0

若狭・小浜No.1097★★地図で見る →

若狭塗箸

〜塗箸の産地に立つ展示販売館〜

craft穴場——実はすごい

国道162号沿い、小浜の市街から北にある産地組合の展示館。入館は無料で、並んだ箸を手に取って選べるほか、漆の層を自分で研いで模様を出す台もある。

  1. 起点敦賀駅
  2. 約1時間20分JR小浜線+駅から車
  3. 降車小浜駅(JR小浜線)
  4. そこから
  5. 若狭塗箸

狙い目

隠れ家ではない。観光バスも停まる、地元では名の通った施設だ。むしろ気をつけたいのは曜日のほうで、組合も市も国のガイドも休館日を木曜と書いている。日曜・祝日の閉館時刻については出典ごとに書き方が違う。平日の午前に行けば、そのどちらも気にしなくていい。

場所

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見どころ(歩く順)

若狭塗の模様UFsushi / CC BY-SA 4.0
  1. 巨大な塗箸館内に据えられた特大の一膳。ギネスに認定されている
  2. 若狭塗の神輿箸と同じ貝と漆の技法で仕上げられた一基
  3. 展示即売のフロア約3000種類の箸が、手に取れるように並ぶ売り場
  4. 伝統と現代の棚昔ながらの手法の一膳と、現代のデザインの箸が隣り合う
  5. 研ぎ出しの台来館者が自分の箸を研いで、塗りの層から模様を出す機械のコーナー

実際の行き方

  1. 敦賀駅→小浜駅(JR小浜線・西行き)。
  2. 小浜駅→箸のふるさと館WAKASA(タクシー、または駅前の観光案内所で借りるレンタサイクル)。
  3. 館内はまず巨大な塗箸と神輿を見て、それから展示即売のフロアへ。
  4. 研ぎ出しをしたいなら、前もって電話で予約しておく。
敦賀からJR小浜線、駅からは車で
敦賀駅→(JR小浜線・西行き)→小浜駅。組合の案内では敦賀からおよそ1時間10分。小浜駅から館までは車で約10分で、駅前の観光案内所ではレンタサイクルも借りられる。
小浜駅から戻る
国道162号を小浜駅まで戻り、JR小浜線で敦賀へ。この路線は本数が少ないので、帰りの時刻は駅を離れる前に読んでおく。手前の一本より、敦賀での乗り継ぎのほうが効いてくる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

館があるのは小浜の市街から北へ、海に近い福谷。国道162号沿いに立つ。若狭塗箸をつくる産地組合のショールームで、木地屋も塗師も売り手も同じ組合に属している。国内でつくられる塗箸のうち8割以上が小浜産だと、組合も市の観光サイトも書いている。入館は無料で、国の産業施設ガイドにも「見学できる場所」として名前が載っている。

おすすめの楽しみ方

研ぎ出しの体験は約10分。予約制なので、当日ふらりと寄って待つより先に電話を入れておきたい。研ぐのは自分の手で、だからこそ仕上がりは一膳ごとに違う。毎年8月4日は「箸の日」で、いつもの木曜休館に当たっても開館し、館内で催しがある。

歴史・背景

若狭塗の始まりは、小浜藩の御用塗師・松浦三十郎だと伝えられる。江戸のはじめ、若狭湾の海底のようすを塗りの模様に写しとったのが最初とされる。のちの藩主・酒井忠勝がこれを「若狭塗」と名づけ、足軽の内職として支えた。貝殻や卵の殻、松葉を漆の下に埋め、塗り重ねてから層が出るまで研ぐ。この技法が1978年に国の伝統的工芸品に指定されている。

行く前に

現金
入館は無料。組合も市の観光サイトも国の産業施設ガイドも「無料」と記している。研ぎ出しの体験は有料だが、金額はその三者で食い違っているので、予約のときに確かめるのが早い。駐車場は無料で、大型バスも入る。
行く前に
休館は木曜日と年末年始。木曜が祝日なら開館し、翌金曜が休みになる。8月4日と8月13〜16日は開館する。日曜・祝日の閉館時刻は組合と市で書き方が違うので、夕方は当てにしないほうがいい。
別ルート
車なら舞鶴若狭自動車道の小浜インターからすぐの距離。京都・大阪方面からは、湖西線で近江今津まで行き、そこから路線バスで小浜へ入る道順を組合が案内している。
降りたあと
小浜駅から館までは約3.5km。歩くには遠いので、駅前でタクシーを拾うか、観光案内所でレンタサイクルを借りて国道162号を北へ向かう。