若狭彦神社・若狭姫神社
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

福井南西・小浜No.1320★★地図で見る →

若狭彦神社・若狭姫神社

〜若狭国一宮の上社と下社〜

history穴場——実はすごい

旧若狭国で最も格式の高い一宮は、夫婦の神をそれぞれにまつる上社と下社からなる。下社は駅から歩いて行ける距離にあり、門の奥に大杉がそびえている。

  1. 起点敦賀駅
  2. 約1時間10分JR小浜線・ほぼ1時間に1本
  3. 降車東小浜駅(JR小浜線)
  4. 徒歩
  5. 若狭彦神社・若狭姫神社

狙い目

旧若狭国でいちばん格式の高い神社で、案内も整っている。隠れた場所ではない。見落とされやすいのは場所のせいだ。下社が建つ遠敷(おにゅう)は小浜駅の一つ手前、東小浜駅の近くにあり、港町を中心に組んだ旅程だと素通りしてしまいやすい。

場所

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見どころ(歩く順)

神門Saigen Jiro / CC0
  1. 随神門一直線に並ぶ三つの建物のいちばん手前に立つ門。神門・本殿とともに県の文化財
  2. 神門本殿の真正面に構える門
  3. 本殿と千年杉垣に囲まれた本殿と、同じ垣の内にそびえる遠敷の大杉
  4. 若狭彦神社(上社)夫の神をまつる、南に離れた上社。社務所は置かれていない

実際の行き方

  1. 敦賀駅→東小浜駅(JR小浜線・約1時間)。
  2. 東小浜駅→若狭姫神社(下社)(南へ徒歩10分ほど)。
  3. 随神門をくぐって神門の前へ進み、奥の本殿と千年杉を仰ぐ。
  4. 時間があれば南の若狭彦神社(上社)へ(直線でおよそ1.4km)。
敦賀駅からJR小浜線
敦賀駅→(JR小浜線)→東小浜駅、約1時間。駅から下社までは歩いて10分ほど。東小浜は小浜駅の一つ手前の駅だ。列車はおおむね1時間に1本で、昼前後には2時間以上間が空くので、時刻表を確かめてから出かけたい。
東小浜駅から戻る
東小浜駅まで歩いて戻り、小浜線の敦賀行きに乗る。夜は本数が少なく、確認した時刻表では敦賀方面の最終は20時25分発だった。敦賀からは北陸新幹線で金沢・東京方面へ、特急で大阪方面へ乗り継げる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

若狭彦神社は旧若狭国の一宮で、上社と下社の二社で一つの神社をなしている。上社にまつられるのは、山幸彦の名で知られる彦火火出見尊。下社にはその妻で、乙姫ともよばれる豊玉姫命がまつられる。どちらも海の安全と大漁の神として信仰され、下社はさらに農業や安産育児の守り神でもある。下社では随神門、神門、本殿が一直線に並ぶ。本殿を囲む垣の内に立つのが「遠敷の千年杉」で、高さは約40mに達する。上社は下社から南へ、直線でおよそ1.4kmのところにある。

おすすめの楽しみ方

東小浜駅から下社までは歩いて10分ほど。随神門をくぐって門の並びを本殿のほうへたどり、垣の上に伸びる大杉を見上げたい。時間に余裕があれば、そのまま南の上社まで歩く。社務所があるのは下社だけなので、人の手が要る用事は下社で済ませておく。

歴史・背景

上社は霊亀元年(715年)に今の地に鎮まり、下社は養老5年(721年)にまつられたと伝わる。以来、およそ1300年の歴史をもつ。戦前は国幣中社に列した。上社と下社それぞれの本殿・神門・随神門は福井県の文化財に指定され、下社の社叢は県の天然記念物になっている。二社は、都へ食を届けた若狭を語る日本遺産の構成文化財でもある。2025年には、屋根の修繕のあいだ下社に移っていた上社の祭神が本殿へ戻された。

行く前に

現金
福井県の観光公式サイトでは、下社の参拝は無料となっている。お賽銭やお守りの分の現金は持っておきたい。
知っておきたいこと
参拝できる時間は、公式サイトにも観光サイトにも記載がない。下社に駐車場はない。神社では門の屋根の修繕に向けた寄付を募っていたので、工事の有無は公式サイトで確かめたい。
別ルート
京都からはJR湖西線で近江今津へ行き、JRバス若江線で小浜駅へ。そこから小浜線で敦賀方面へ一駅戻ると東小浜に着く。
降りたあと
東小浜駅は下社の北側にある。駅から南へ10分ほど歩けば着く。