
若狭・小浜No.1318★★地図で見る →
若狭めのう細工
〜小浜の食文化館にある工芸工房〜
原石を焼いて赤を引き出し、彫って磨き上げる小浜の貴石細工。市の食文化館の上階にある若狭工房では、めのうを自分で磨く体験ができる。
- 起点敦賀駅
- 約1時間+徒歩約20分JR小浜線+徒歩
- 降車小浜駅(JR小浜線)
- そこから
- 若狭めのう細工
狙い目
入館無料の公共施設のなかにあり、隠れた場所ではない。ただ、工房は上の階にある。食の展示だけを見て帰ると、気づかないまま終わりやすい。
場所
福井のほかの記事 28件・地図で開く →見どころ

- 食文化館の入口入館無料の市の施設。入って右手から上の階の工房へ上がる
- 若狭工房小浜の職人たちが運営する工房。地元の工芸品の販売もある
- めのう磨きめのうを自分で磨き、ペンダントかキーホルダーに仕上げる体験
- めのう薄板の模様付け薄いめのうの板に好きな図柄を描き、切り抜いて仕上げる体験
- 塗箸と和紙の体験若狭塗の箸の研ぎ出しや和紙漉きも、同じ工房で受け付けている
実際の行き方
- 敦賀駅→小浜駅(JR小浜線・西行き、約1時間)。
- 小浜駅→御食国若狭おばま食文化館(徒歩約20分)。
- 入口を入って右手から、上の階の若狭工房へ上がる。
- めのう磨きか、薄板の模様付けを選んで体験する。
- 敦賀からJR小浜線、駅から歩いて
- 敦賀駅→(JR小浜線・西行き、乗り換えなし)→小浜駅、約1時間。小浜駅からは歩いて約20分で食文化館に着く。
- 小浜駅から戻る
- 小浜駅まで歩いて戻り、JR小浜線で敦賀へ。この路線は本数が少なく、時間帯によっては長く間が空くので、帰りの時刻は駅を出る前に確かめておく。
どんな場所か
若狭めのう細工は、小浜でつくられてきた貴石の細工だ。灰色の原石を焼くと、中の鉄分が酸化して赤く色づく。それを切り、彫り、磨き上げて、置物や香炉、杯、装身具に仕立てる。題材には雄鶏と雌鶏、鯉などが昔から好まれてきた。工程は石地取り・焼き入れ・彫刻と成形・磨きの4段階で、原石はいまは海外から取り寄せている。この細工に触れられるのが、市の食文化館の2階に地元の職人たちが構える「若狭工房」だ。
おすすめの楽しみ方
工房の公式サイトによれば体験の受付は閉館より早く締まり、冬はさらに早まるので、来るなら日の高いうちがいい。団体なら前もって工房に相談しておきたい。歩いてすぐの若狭フィッシャーマンズ・ワーフにも、帰りがけに寄りやすい。
歴史・背景
始まりは奈良時代とされ、玉を信仰する人々が若狭でいちばんの神社の前で玉をつくったのが起こりと伝わる。江戸時代の中ごろには、原石を焼いて色を出す技法が確立した。享保年間に、大坂の眼鏡屋に奉公していた喜兵衛が技を身につけて帰郷し、地元に広めたという。明治の初めには中川清助が彫刻の技法を編み出し、いまの細工へとつながっている。日本の貴石細工のルーツともいわれ、1976年に国の伝統的工芸品に指定された。
行く前に
- 現金
- 食文化館は入館無料で、工房の体験は有料。若狭工房は体験料の改定を告知しているので、最新の金額は公式サイトで確認を。
- 行く前に
- 休館は水曜日(祝日なら開館)と年末年始。11月から2月は閉館の時刻が早まる。
- 別ルート
- 車なら舞鶴若狭自動車道の小浜インターを使う。食文化館には駐車場がある。
- 降りたあと
- 小浜駅から北西へ歩いて約20分。食文化館は若狭フィッシャーマンズ・ワーフのすぐ近くに建つ。