若狭ふぐ
実写(ライセンス済み)Qwert1234 / CC BY-SA 3.0

福井南西・高浜No.1319★★地図で見る →

若狭ふぐ

〜若狭湾の海で育つトラフグ〜

food穴場——実はすごい

福井・若狭湾沿いの海のいけすで育つトラフグ。県によれば、トラフグの海面養殖では日本最北の産地だ。始まりの地・高浜では、町の海鮮市場が漁港のすぐ脇に建っている。

  1. 起点東舞鶴駅
  2. 約20分JR小浜線・本数少なめ
  3. 降車若狭高浜駅(JR小浜線)
  4. 徒歩
  5. 若狭ふぐ

狙い目

県のブランドで、沿岸の宿も堂々と打ち出している。秘密の味ではない。魚は育つ場所で見るものではなく、宿や店で食べるものだ。港のUMIKARAは、始まりの町で誰でも立ち寄れる入口というだけのことだ。

場所

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見どころ(歩く順)

城山公園・明鏡洞Alpsdake / CC BY-SA 4.0
  1. UMIKARAマーケット漁港から届いた魚が生け簀で泳ぐ売り場。地元の海産物や加工品も並ぶ
  2. うみから食堂施設内の食堂。若狭高浜観光協会がふぐ料理の店の一つとして紹介している
  3. 高浜漁港施設のすぐ脇の漁港。市場の魚はここから入ってくる
  4. 城山公園・明鏡洞高浜城跡の公園。海沿いの遊歩道の先に、洞門の明鏡洞がある

実際の行き方

  1. 東舞鶴駅→若狭高浜駅(JR小浜線、約20分)。
  2. 若狭高浜駅→漁港のUMIKARA(北へ徒歩約10分)。
  3. マーケットの生け簀を見てから、食堂で食べるか、地元の海産物を持ち帰り用に選ぶ。
  4. 港沿いを東へ歩いて城山公園・明鏡洞へ。そこから駅に戻る。
東舞鶴駅からJR小浜線で
東舞鶴駅→(JR小浜線・小浜/敦賀方面の普通)→若狭高浜駅、確認時点の時刻表で約20分。駅からは港の方へ北に歩くとUMIKARAに着く。
若狭高浜駅から戻る
小浜線は本数が少なく、日中は2時間以上あく時間帯もある。どちらの方面も、最終列車は夕方から夜にかけて出る。着いたら駅で帰りの時刻を確かめ、食事の時間をそれに合わせたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

若狭ふぐは、敦賀から高浜にかけての嶺南の海で、網いけすに入れて育てるトラフグだ。福井県は、トラフグを海で養殖する産地として日本最北だと説明している。県も県の観光サイトも、ほかの産地より海水温が低いことを挙げる。いけすは沖にあり、訪ねて見られるものではない。陸の入口としていちばん分かりやすいのが、養殖の始まった高浜町だ。漁港に面して町の海鮮市場UMIKARAが建ち、生け簀の魚が泳ぐ売り場、食堂、地元の海産物を集めた売店が入っている。県は、若狭ふぐを出す宿を「若狭ふぐの宿」として認定してもいる。

おすすめの楽しみ方

訪ねるなら昼がいい。食堂は昼の営業が中心で、生け簀の魚を眺めてから何を食べるか決められる。ふぐはもともと冬の商いだが、養殖の魚なら通年出す店もあり、ふぐ料理をじっくり味わうなら「若狭ふぐの宿」の認定宿に予約時に尋ねるとよい。食後は港沿いを東へ歩き、城山公園の洞門まで足を延ばしたい。

歴史・背景

1954年ごろ、高浜町の漁師が定置網にかかった天然のトラフグを、海を網で仕切った囲いの中で飼い始めた。値の安い春に仕入れ、餌を与えて値の上がる冬に出荷するという工夫だった。この蓄養が、やがて嶺南の海での養殖へと広がっていく。「若狭ふぐ」という呼び名は、大阪の黒門市場で使われ始めたといわれる。2021年には高浜町が、町の魚を売る拠点としてUMIKARAを漁港に開いた。

行く前に

現金
JR西日本によると、若狭高浜駅の改札はICカードに対応していない。紙のきっぷを買うか、運賃分の現金を用意しておく。市場や食堂の価格はここでは扱わないので、現地で確認を。
行く前に
若狭高浜観光協会によると、UMIKARAの休みは年末年始。食堂の夜の営業は一部の日に限られる。小浜線は悪天候で運転を見合わせることがあるので、出かける前にJR西日本の運行情報を確認したい。
別ルート
敦賀からは小浜線を西へ乗り通して若狭高浜駅へ。確認時点の時刻表で約1時間半。若狭高浜駅と東舞鶴駅のあいだには京都交通のバスも走っている。
降りたあと
若狭高浜駅から港の方へ北に歩いて約10分。漁港に面してUMIKARAが建ち、城山公園は海沿いをさらに東へ少し歩いた先にある。