
愛知・名古屋 新幹線口No.1163★★地図で見る →
ういろう
〜米粉を蒸した名古屋の棹菓子〜
米粉に砂糖を練り合わせて蒸した、名古屋の定番土産。売り場でいちばん近いのは、名古屋駅の西口広場の真下にのびる地下街エスカで、新幹線の改札からそのまま降りられる。
- 起点東京駅
- 約1時間35分東海道新幹線・直通
- 降車名古屋駅(東海道新幹線・太閤通口)
- 徒歩
- ういろう
狙い目
ういろう自体は隠れてなどいない。市内の土産棚にはどこにでも積まれているし、全国のデパートにも並ぶ。抜け落ちるのは、なぜ名古屋の名前になったのかというほうだ。菓子そのものは名古屋が名乗るより古く、いまも他所で作られている。答えは工房ではなく、駅の通路にある。
場所
愛知のほかの記事 27件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 新幹線中央改札口地下街にいちばん近い改札。コンコースの西寄りにある
- 太閤通口の駅前広場駅の西側に開けた広場。地下へ降りる階段口がいくつも並ぶ
- エスカ 地下1階名古屋めしの店と喫茶、土産の店が一本の通路に連なる階
- お土産ゾーンういろう、守口漬、ちくわなど尾張の土産が集まる区画
実際の行き方
- 東京駅→名古屋駅(東海道新幹線・のぞみ、約1時間35分)。
- 新幹線中央改札→駅西側の太閤通口(徒歩数分)。
- 駅前広場の階段からエスカの地下1階へ降りる。
- 通路を歩いてお土産ゾーンへ。棹かひとくちのパックを選ぶ。
- 東京駅から東海道新幹線
- 東京駅→(東海道新幹線・のぞみ、約1時間35分)→名古屋駅。のぞみは日中を通して走り、名古屋は停車駅にあたる。指定席と自由席は乗車券とは別の料金で、どちらを取るかで総額が変わる。着いたら新幹線中央改札、続いて太閤通口の案内に従って進む。
- 名古屋駅から東へ戻る
- 東京方面の列車は同じホームから出る。日中は間隔が短く、帰りの時刻を決めておく必要はない。夜が更けると間隔が開くので、帰る日に買うなら、改札を抜ける前に済ませておくほうが確実だ。
どんな場所か
米粉と砂糖を湯で練り、型に流して蒸す。出てくるものは見た目こそようかんに近いが、歯ごたえはまるで違う。ねっとりではなく、もっちり。甘さも最初から立たず、噛むうちに追いついてくる。昔ながらの形は棹で、切り分けて出す。いまは棚にひとくちサイズのカップも並ぶ。白、黒糖、抹茶、小豆が定番で、季節の味が入れ替わりで加わる。エスカでは名古屋めしの飲食店から数軒の距離、土産のゾーンに置かれている。
おすすめの楽しみ方
新幹線の改札から棚までは5分ほど。袋を提げて戻るのにはもう少しかかる。営業時間と定休日は店ごとに決まっているので、朝いちばんか夜遅い乗り継ぎのときだけ、先に確かめておきたい。棹のういろうは持ち歩き向き、ひとくちのカップは座席で開けやすい。
歴史・背景
ういろうはもともと名古屋のものではない。山口にも小田原にも京都にもあり、同じ名前の蒸し菓子が各地で作られてきた。名古屋の名前にしたのは鉄道だ。明治12年(1879年)創業の青柳総本家が、昭和6年(1931年)に旧国鉄名古屋駅の売店とホームで立ち売りを始めた。昭和39年(1964年)に東海道新幹線が開通すると、同じ店が車内販売を許され、菓子は列車と一緒に線路の端まで運ばれていく。西口広場の地下にエスカが開いたのは昭和46年(1971年)。土産の商いはそこに落ち着いた。
行く前に
- 現金
- 地下街を歩くだけなら費用はかからない。払うのは足を止めた店にだけで、値段は各店が棚に出している。ういろうは棹でも小分けのパックでも売られていて、いくらになるかは持ち帰る量しだいだ。
- 行く前に
- すべて地下なので、天候は計画に入らない。通り自体に休みはないが、営業時間と定休日は店ごとに決まっている。
- 別ルート
- 新大阪方面からも同じ線で名古屋に着くので、関西側から寄るのにも向く。中部国際空港からは名鉄の空港線が名鉄名古屋駅まで入り、そこはJRの駅の東どなりにあたる。
- 降りたあと
- 新幹線のホームからは中央改札を出て、西側の太閤通口へ進む。改札の外の駅前広場に、エスカへ降りる階段が開いている。売り場は地下1階だ。