唐戸市場
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

山口西・下関No.597★★★地図で見る →

唐戸市場

〜下関の魚市場と週末の寿司屋台〜

food王道を、いちばんいい形で

関門海峡に面した下関の公設魚市場。商いの最中でも一般客が売場を歩ける。金土日祝には仲買の店が寿司屋台に変わり、握りを一貫ずつ買って立ったまま食べられる。

  1. 起点下関駅
  2. 約20分下関駅からバス約10分
  3. 降車唐戸バス停(サンデン交通)
  4. 徒歩
  5. 唐戸市場

場所

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見どころ(歩く順)

活きいき馬関街の屋台そらみみ (Soramimi) / CC BY-SA 4.0
  1. 市場の売場生け簀と手書きの値札が並ぶ横長の売場。長靴で働く商いの現場
  2. 活きいき馬関街の屋台週末と祝日だけ立つ寿司と海鮮丼の屋台。一貫ずつ買って立ち食い
  3. 上階の回廊売場を見下ろす通路。市場と海峡がひと続きに見える
  4. 唐戸桟橋市場のすぐ外の船着き場。海峡を渡って九州の門司港側へ
  5. 海峡沿いのデッキ水族館の方へ北に延びる遊歩道。沖には終日、船が行き交う

実際の行き方

  1. 下関駅→唐戸(サンデン交通の市内バス、約10分)。
  2. 唐戸バス停→岸壁の市場棟(東へ徒歩数分)。
  3. まず売場をひと通り歩き、それから週末の屋台で一貫ずつ買う。
  4. 買ったものを上階の回廊か海沿いのデッキへ持って行き、海峡を見ながら食べる。
下関駅からサンデン交通のバス
下関駅→(唐戸方面の市内バスで約10分)→唐戸。そこから海側へ少し歩く。この区間は日中の本数が多く、時刻表を細かく調べる必要はない。新幹線の新下関駅からは、まず在来線かバスで下関駅へ出る。
唐戸バス停から戻る
下関駅へ戻るバスは、市場前の同じ通りから出る。夕方以降は本数が減るが、市場自体が昼過ぎに閉まるので、普通に回るぶんには問題にならない。九州側へ抜けるなら、唐戸桟橋から門司港行きの船に乗るという手もある。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

唐戸市場は、本州と九州がいちばん近づく関門海峡の岸に建っている。長靴の仲買人、通路に並ぶ生け簀、台車で運ばれる発泡箱。中で動いているのは観光施設ではなく、現役の地方卸売市場だ。下関はふぐの集積地として日本最大で、鯛もハマチも同じ密度で並ぶ。地元では「関門の台所」と呼ばれる。建物は公共の施設だから、商いの最中でも売場を歩いていい。海に張り出したデッキから見れば、市場と航路が一枚におさまる。

おすすめの楽しみ方

狙うのは朝だ。市場は下関の街が起きるより早く動きはじめ、午後三時ごろには店じまいする。屋台のネタは売り切れば終わりで、補充はされない。選べる幅がいちばん広いのは早い時間である。一軍で腹を満たそうとせず、一貫ずつ買って隣へ移る。それがこの市場の食べ方だ。

歴史・背景

この岸で野菜と果物を売る公許が下りたのが1909年。阿弥陀寺町から1924年に魚市場が移ってきて、1933年、その二つがひとつの魚菜市場にまとめられた。いまの唐戸市場の直接の祖先である。のちに一般客向けの朝市が加わり、2001年、ガラス張りの現在の建物へ新築移転した。週末の屋台は、その一般に開いた側から育ったものだ。

行く前に

現金
売場を歩くだけなら料金はかからない。屋台は仲買の店がそれぞれ出しているので、カードをあてにせず現金を持っておくほうが確実だ。
行く前に
市場には休市日のカレンダーがある。寿司の屋台が立つのは金・土・日・祝だけで、それ以外の日はふつうの卸売市場として動いている。岸壁には遮るものがなく、冬の海峡は風が冷たい。
別ルート
九州側からは、門司港から海峡を渡る連絡船が市場のすぐ横、唐戸桟橋に着く。車なら中国自動車道の下関インターチェンジから約15分。市場には立体駐車場がある。
降りたあと
唐戸バス停から海のほうへ東に数分。岸壁に沿って長いガラス張りの建物が立っていて、正面に市場の名が大きく出ている。