門司港レトロ
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

北九州・門司港No.765★★★地図で見る →

門司港レトロ

〜関門海峡に面した港町〜

history王道を、いちばんいい形で

小さな船だまりを囲んで、日本の港がいちばん忙しかった時代の煉瓦と石の建物が残る北九州の一角。関門海峡に面していて、まず見るべきは降り立った駅舎そのものだ。

  1. 起点小倉駅
  2. 小倉から数駅JR鹿児島本線・直通
  3. 降車門司港駅(JR鹿児島本線)
  4. そこから
  5. 門司港レトロ

場所

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見どころ(歩く順)

門司港駅舎そゆぽん / CC BY 4.0
  1. 門司港駅舎ネオ・ルネッサンス様式と呼ばれる左右対称の木造二階建て。国の重要文化財
  2. 旧門司三井倶楽部商社の社交倶楽部として建てられた洋館。水辺から一本内側に建つ
  3. 旧大阪商船八角形の塔屋が目印になる、船会社の港湾事務所
  4. 旧門司税関船だまりに正面を向けて岸壁に建つ、煉瓦造の旧税関庁舎
  5. ブルーウィングもじ船だまりの入口に架かる、歩いて渡れる跳ね橋

実際の行き方

  1. 小倉駅→門司港駅(JR鹿児島本線・終点まで直通)。
  2. 正面口を出て、駅前広場を海の方へ渡る。
  3. 岸壁を旧門司税関の前まで進み、歩行者用の跳ね橋まで歩く。
  4. 煉瓦と石の建物のあいだを抜けて駅へ戻る。
小倉駅からJR鹿児島本線で直通
小倉駅から門司港駅までJR鹿児島本線で行ける。門司港は路線の終点なので乗り換えはなく、降り損ねる心配もない。小倉・博多方面へ向かう特急もこの駅を始発・終着としている。きっぷは券売機で買うか、ICカードで乗ればいい。
門司港駅から折り返す
帰りも同じ終着駅から小倉方面へ出る。日中は本数があるので、時間を決めておく必要はない。夜まで残るなら、水辺に出る前にホームの終電時刻だけ見ておくと安心だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

門司港が向き合うのは関門海峡、九州と本州のあいだを流れる細い水路だ。この海峡の荷と人が集まっていたころ、船会社も税関も外国商社の倶楽部もここに社屋を建てた。そして壊されずに残った。いまはひとつの船だまりを囲むように並び、地図を見なくても歩いてまわれる距離にある。船だまりの口には歩行者用の跳ね橋が架かり、その先ではいまも船が働いている。鉄道の終着駅は、同じ一角の陸側の端にある。

おすすめの楽しみ方

建物の中は日中に、水辺は一日の端に取っておくといい。開館前に着けば岸壁を独り占めせずとも静かに歩けるし、閉館後に戻れば同じ外観が海峡を背に灯る。土日祝と学校の長期休みには、海沿いを関門の瀬戸へ向かう小さな観光列車も動く。

歴史・背景

建物にはそれぞれの年が刻まれている。旧門司税関が1912年、門司港駅が1914年、船会社の社屋が1917年、外国商社の倶楽部が1921年、大連航路の上屋が1929年。門司港駅は1988年、駅舎としては日本で初めて国の重要文化財に指定された。その後の長い保存修理を経て、2019年に往時の姿へ戻して再び開かれている。

行く前に

現金
遊歩道も岸壁も通りも無料で歩ける。歴史的建造物や博物館はそれぞれが独自に料金を決め、それぞれの入口で支払う仕組みで、地区共通の一枚券はない。鉄道の運賃は駅でICカードか現金で払える。
行く前に
船だまり沿いの遊歩道は時間を問わず歩けるが、建物には各自の開館時間があり、夕方以降は閉まる。海峡を風が抜けるので、雨の日の岸壁には身を寄せる場所が少ない。
別ルート
博多方面からは、山陽新幹線で小倉まで出て、そこからJR鹿児島本線に乗り換えて門司港へ向かう。
降りたあと
門司港駅そのものが地区のなかにある。正面口を出て駅前広場を渡れば、船だまりも赤煉瓦の旧税関も跳ね橋も、すぐ先に見えてくる。