高屋神社 天空の鳥居
実写(ライセンス済み)Dokudami / CC BY-SA 4.0

香川西・観音寺No.1176★★地図で見る →

高屋神社 天空の鳥居

history穴場——実はすごい

香川の西端、稲積山の斜面に下宮・中の宮・本宮と連なる古社。頂の石鳥居が、眼下の街と瀬戸内海を額のように縁取る。どう上がるかが、そのまま旅の中身になる。

  1. 起点高松駅
  2. 約2時間JR+タクシー、最後は徒歩
  3. 降車観音寺駅(JR予讃線)
  4. そこから
  5. 高屋神社 天空の鳥居

狙い目

国内ではよく知られた絶景で、晴れた週末の山頂は人が絶えない。静けさを分けるのは、上がり方のほうだ。ほとんどの人は車かシャトルバスで頂上に着くため、下宮から続く旧参道は、上が賑わう時間でも人影がまばらなままになる。

場所

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見どころ(歩く順)

中の宮Dokudami / CC BY-SA 4.0
  1. 下宮麓の起点。駐車場が2ヶ所あり、参道には桜並木が続く
  2. 中の宮登拝道の中間点。いまは鳥居と小さな石の祠が残るだけ
  3. ゆるぎ岩最後の石段の下に据わる大岩
  4. 270段の石段幅広く不揃いな石が続く、山頂手前の急な登り
  5. 天空の鳥居頂に立つ石鳥居。開口部に街と海がそのまま収まる

実際の行き方

  1. 高松駅→観音寺駅(JR予讃線・快速で約1時間、運賃1,240円)。
  2. 観音寺駅→高屋神社 下宮(タクシーで約13分)。
  3. 下宮→中の宮→石段の下(登拝道を約50分)。
  4. 石段を上り切り、本宮と天空の鳥居へ。
JR予讃線で観音寺へ、そこからタクシー
高松駅→(JR予讃線・快速で約1時間、特急ならさらに短い)→観音寺駅。運賃1,240円で、特急は別に料金がかかる。駅から下宮まではタクシーで約13分、距離にして4キロほど。
観音寺駅から戻る
同じ道を下宮まで下り、タクシーで観音寺駅へ戻ってJR予讃線を高松方面へ。夕方以降は本数が減るので、登り始める前に帰りの車の手配と列車の時刻を確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

高屋神社は一つの社殿ではなく、稲積山の斜面に三つの点として散らばっている。麓に下宮、中腹に中の宮、そして標高404メートルの頂に本宮。本宮の鳥居の下に立つと、観音寺の市街地と、有明浜の長い砂浜、燧灘の海がひと目に収まる。その鳥居自体は新しい。山頂まで林道が通じたあとに据えられた、大ぶりの石の鳥居だ。

おすすめの楽しみ方

下宮からの旧参道は中の宮を過ぎて石段へ、登り切るまでおよそ50分。土日祝は山頂行きシャトルバスが走り、その運行時間帯の林道は二輪を含めて一般車通行止めになる。乗車券は乗り場ではなく観音寺市観光協会の窓口で朝から売られ、予約はできない。天気のいい日は早い時間に売り切れる。

歴史・背景

讃岐国の延喜式内24社の1社で、平安時代の『延喜式』神名帳にその名が見える。山の名から稲積神社、地元では「稲積さん」と呼ばれ、稲の神として長く親しまれてきた。本殿はもともと稲積山の頂にあったが、のちに山麓へ移され、さらに時を経てふたたび頂へ造営し直された。鳥居越しの眺めは2018年に四国八十八景へ選ばれている。

行く前に

現金
参拝そのものに料金はかからない。山頂行きシャトルバスは有料で、大人往復1,500円。乗車券は乗り場では買えず、観音寺市総合コミュニティセンター内の観音寺市観光協会で販売される。予約は受け付けていない。観音寺駅にはみどりの窓口がある。
行く前に
本宮へ通じる道は道路法上の道路ではなく、林業のために設けられた林道だ。警報が出れば通行止めになり、落石・野生動物・路面凍結の注意もそのまま残る。2026年9月28日から12月25日までは法面工事で全面通行止めとなり、この期間は徒歩でしか本宮へ行けない。土日祝のシャトルバス運行時間帯も、二輪を含む一般車両は入れない。
別ルート
土日祝には民営の観光定期バス「ハーツシャトル」が走り、下宮と観音寺市内・三豊市の絶景スポットを結ぶ。市営のりあいバス五郷高室線も1日4便この一帯を通るので、運転手に「高屋神社」と伝え、最後の区間は歩いて下宮へ向かう。
降りたあと
観音寺駅は海沿いの平地にあり、山までは距離がある。現実的な足はタクシーで、下宮まで運んでもらうのが早い。下宮からは登拝道が林の中を上り、中の宮を過ぎて最後の石段に出る。