妙立寺
実写(ライセンス済み)Kentaro Ohno / CC BY 2.0

石川・金沢 寺町No.491★★★地図で見る →

妙立寺

〜からくり仕掛けの忍者寺〜

history王道を、いちばんいい形で

外観は二階建て。しかし中は幾重にも折り重なり、階段と部屋が迷路のように絡み合う。堂内は電話予約制で、案内人と一緒でなければ一歩も歩けない。

  1. 起点金沢駅
  2. 約30分金沢駅から路線バス
  3. 降車広小路(北鉄バス・周遊バス左回り)
  4. 徒歩
  5. 妙立寺

場所

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見どころ(歩く順)

山門と寺号標Naokijp / CC BY-SA 4.0
  1. 山門と寺号標通りに面した入口と石の寺号標。予約がなくても見られるのはここまで
  2. 賽銭箱の落とし穴本堂の入口に埋め込まれた箱。その下が落とし穴になっている
  3. 隠し階段物置の戸を開けて床板をまくると現れる、階下への通路
  4. 明かりとり階段蹴込みに障子を張った階段。光が透け、外から足影も見える
  5. 望楼(物見台)本堂屋根の突端に据えられた物見台。金沢城と加賀平野を見渡す

実際の行き方

  1. まず電話で予約を取る。ネット予約はなく、かけるのは拝観する本人。
  2. 金沢駅東口→広小路(北鉄バス、または城下まち金沢周遊バス左回り)。
  3. 広小路→妙立寺(徒歩2分)。本堂の入口で受付を済ませる。
  4. 予約のいらない境内と山門を先に見て、時間になったら案内の組に加わる。
金沢駅東口からバスで広小路へ
金沢駅東口→広小路。8・9・10番乗り場から出るバスはすべてこの停留所を通り、7番の城下まち金沢周遊バス左回りも停まる。寺の案内ではバスで約30分、タクシーなら約15分。広小路からは徒歩2分ほど。
広小路から金沢駅へ戻る
帰りは同じ通りの向かい側から金沢駅行きが出る。周遊バスの左回りは兼六園方面へ回り込み、18時前には終わる。遅い枠より午後の早い枠のほうが、帰りは楽だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

妙立寺が建つのは、犀川の南に広がる寺町台の寺院群のなか。通りから見れば二階建ての寺だが、内側は四階建て・七層に折り重なり、二十三の部屋と二十九の階段が絡み合っている。廊下は折り返し、物置の床板をまくれば階段が現れ、本堂入口の賽銭箱の下は落とし穴になる。忍者の伝説とは関係がない。攻められることを前提に組まれた防御建築で、忍者寺という別称のほうが後から付いた。

おすすめの楽しみ方

堂内の案内は九時から十六時まで、日本語のみ。一回およそ四十分で、途中で抜けることは原則できない。電話予約は一か月前の同日から受け付け、寺は旅行会社やホテル経由ではなく拝観する本人がかけるよう求めている。当日枠も空きがあれば入れるが、平日でも埋まりやすい。入場は予約時刻の十分前から、案内は時間ちょうどに始まるので、遅れると予約は無効になる。

歴史・背景

1643年、加賀藩三代藩主・前田利常の命で、金沢城内にあった祈願所を移して建てられた。加賀は外様のなかでも最大の藩で、徳川幕府から常に見張られていた。藩は犀川と浅野川を天然の濠に見立て、その外側に寺院群を配して城の外郭とする。妙立寺は後に現在の寺町台へ移され、その備えの中心を担ったと伝えられる。同時に歴代の藩主が足を運ぶ祈願所でもあった。

行く前に

現金
拝観料は大人(中学生以上)1200円、小学生800円。本堂の入口で受け取る。現金のみで、クレジットカードや電子マネーは使えない。境内に入るだけなら無料。
行く前に
1月1日・2日と法要の日は休み。未就学児は堂内に入れず、段差が多いため堂内で車椅子は使えない。堂内は写真撮影も録音も禁止で、カメラを向けられるのは境内までとなる。
別ルート
広小路には片町・香林坊の方から来るバスも停まる。城下町側を先に歩いてから南行きのバスを拾う組み方もできる。寺に専用駐車場はなく、公共交通で来るよう案内されている。
降りたあと
広小路のバス停から寺町の通りへ入って2分ほど。通りに面して石の寺号標と山門が立っている。