高千穂神社
実写(ライセンス済み)Naokijp / CC BY-SA 4.0

宮崎北・高千穂No.1236★★地図で見る →

高千穂神社

culture穴場——実はすごい

高千穂郷八十八社の総社。杉の巨木に囲まれた境内に、国の重要文化財である本殿と鋳鉄の狛犬一対がある。その脇の神楽殿では、年間を通じて毎晩、神楽が舞われる。

  1. 起点延岡駅
  2. 約1時間45分延岡からバス・その先は徒歩
  3. 降車高千穂バスセンター(宮崎交通)
  4. そこから
  5. 高千穂神社

狙い目

高千穂は穴場ではない。眼下の峡谷は九州でも指折りの名所で、駐車場は午前のうちに埋まる。ただ、神社は別の時計で動いている。日帰りの客は午後のバスで去るので、夜の神楽殿に座るのはこの町に泊まった人が中心になり、境内そのものも、峡谷が人を引き受けたあとがいちばん静かだ。

場所

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見どころ(歩く順)

夫婦杉sk01 / CC BY-SA 3.0
  1. 秩父杉源頼朝の代参・畠山重忠が手植えしたと伝わる大杉
  2. 夫婦杉根元でひとつになった二本の杉。手をつないで三度まわる習わし
  3. 拝殿と本殿奥に立つ重要文化財の本殿。この土地の伝承を写した彫刻
  4. 鎮石本殿の脇の石。世の乱れと人の悩みを鎮めると伝わるもの
  5. 神楽殿畳敷きの舞殿。毎晩、四番の神楽に充てられる

実際の行き方

  1. 延岡駅→高千穂バスセンター(宮崎交通の路線バス・約1時間30分)。
  2. 高千穂バスセンター→高千穂神社(坂を上って徒歩約15分)。
  3. 秩父杉と夫婦杉→拝殿→本殿脇の鎮石。
  4. 20時の回に合わせて神楽殿に入る。
延岡駅から宮崎交通の路線バス
延岡駅→(宮崎交通の路線バス・約1時間30分)→高千穂バスセンター。そこから坂を上って徒歩約15分。高千穂は鉄道が廃止されて線路がないため、JR日豊本線の延岡が実質の玄関口になる。
高千穂バスセンターから戻る
延岡行きは同じターミナルから出るが、本数は多くなく、夕方以降はさらに細る。夜の神楽を見るなら高千穂に泊まる前提で、宿はチケットより先に押さえておきたい。熊本行き・福岡行きの高速バスも同じ場所から出る。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

神社は宮崎県の北の端、高千穂の中心である三田井の町を見下ろす杉木立のなかにある。高千穂郷八十八社の総社とされ、朝廷の国史にも早くから名が見える古い社だ。国の重要文化財が二つある。拝殿の奥に立つ本殿と、社が所蔵する鋳鉄の狛犬一対である。境内は杉の巨木の場でもあって、根元でひとつになった二本と、鎌倉の武将が植えたと伝わる一本が立つ。そして、その脇に畳敷きの素朴な建物がある。舞はそこで行われる。

おすすめの楽しみ方

神楽は20時から21時まで、境内の神楽殿で舞われ、演目は手力雄・鈿女・戸取・御神体の四番と決まっている。席はインターネットで先に取るか、当日の受付で取る。畳敷きなので、一時間は床に座ることになる。

歴史・背景

社伝は、はじまりを垂仁天皇の御代、およそ千九百年前に置く。朝廷の史書にも早くから名が見える社だ。いまの本殿はもっと新しく、記録もはっきりしている。延岡藩主・内藤政脩を大檀那として安永7年(1778年)に完成した五間社流造で、欅材を使い、彫刻の細部まで手が込む。国の重要文化財に指定されたのは2004年のことだ。社が伝える鋳鉄の狛犬一対も同じ指定を受けており、こちらは源頼朝の奉納と伝えられている。

行く前に

現金
境内に入るのは無料。神楽は有料で、インターネットの事前予約と当日受付があり、当日枠のほうが数は少ない。
行く前に
毎晩の神楽は12月31日と1月1日、それに11月22日・23日は休みになる。22日と23日は、観光神楽に代わって神社の神楽まつりが行われる日だ。バスセンターから神社までは、町なかの道を上る区間がある。
別ルート
熊本からは高速バス「たかちほ号」が同じターミナルまで約3時間。1日1便で予約が要る。福岡からは「ごかせ号」が同じ場所に着く。
降りたあと
高千穂バスセンターから神社は南西の高台にある。徒歩なら約15分、車なら約3分と県の観光サイトは案内している。