修善寺温泉
実写(ライセンス済み)伊豆市 / CC BY 4.0

伊豆・修善寺No.783★★★地図で見る →

修善寺温泉

onsen王道を、いちばんいい形で

伊豆最古とされる湯の町は、桂川の流れに沿って細長く開けている。始まりの湯は川床に立ち、いまは入るためでなく見るために残る。周りのテラスも足湯も路地も、歩くだけなら料金はかからない。

  1. 起点三島駅
  2. 約33分伊豆箱根鉄道・約33分
  3. 降車修善寺駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
  4. そこから
  5. 修善寺温泉

場所

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見どころ(歩く順)

独鈷の湯Batholith / Public domain
  1. 独鈷の湯川床に屋根を掛けた湯。町の始まりの一点で、いまは入るためでなく見るための場所
  2. 独鈷の湯公園とリバーテラス杉の湯対岸の無料のテラスと足湯。石造の独鈷杵と湯掛け稚児大師像が置かれている
  3. 修禅寺町の名のもとになった寺。川から坂を上がった先にある
  4. 竹林の小径橋の南側、水沿いに続く短い竹の道
  5. 指月殿北条政子が息子のために建てたと伝わる堂。伊豆最古の木造建築とされる

実際の行き方

  1. 東京または名古屋→三島駅(東海道新幹線)。
  2. 三島→修善寺駅(伊豆箱根鉄道駿豆線・終点)。
  3. 駅ののりば1→修善寺温泉(東海バス・終点)。
  4. 川へ下りて独鈷の湯。そこから修禅寺、竹林の小径、指月殿とひと回りする。
三島から駿豆線で
乗り換えは東海道新幹線の停まる三島駅。そこから伊豆箱根鉄道駿豆線で、終点の修善寺駅まで約33分。東京からは特急踊り子が乗り換えなしで修善寺まで入る。
三島へ戻る
帰りも同じ駿豆線で修善寺から三島へ出て、新幹線に接続する。行程のなかで先に押さえておきたいのは温泉街と駅を結ぶバスのほうなので、降りたときに終点の時刻表を見ておきたい。暗くなってからでは遅い。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

修善寺があるのは伊豆半島の内陸側、桂川——修善寺川とも呼ばれる——の短い流れに沿った一帯だ。両岸に宿と店が並んでいる。ただし町の始まりになった湯は、そのどれかの内側にあるのではなく、川床のただなかに小さな屋根を掛けて立っている。独鈷の湯と呼ばれるこの湯について、伊豆市の観光案内は言葉を濁さない。入浴はできない。足湯としても使えない。浸かるほうは対岸の公園へ移っていて、そちらは無料で開いている。そこから修禅寺、竹林の小径、指月殿までは、いずれも歩いて数分だ。

おすすめの楽しみ方

駅からのバスは約10分。降りてしまえば町は歩いてまわれる大きさなので、泊まらなくても午後いっぱいで足りる。団体のバスが着く前に入れば、路地はそこに暮らす人のものだ。対岸の公園のテラスと足湯には定休日がないから、帰りのバスを待つ場所としてちょうどいい。

歴史・背景

開湯は大同2年、西暦807年と伝わる。伊豆市の伝えるところでは、冷たい川で病の父の体を洗う少年を見た空海——のちの弘法大師——が、手にしていた独鈷杵で川の岩を打ち、そこから温かい湯を湧かせたという。湯の名は、その仏具からとられた。町の名のもとになった寺は、地名と真ん中の一字が違う。寺は禅の字、地名は善の字を使う。

行く前に

現金
町を歩くこと自体に料金はない。独鈷の湯も対岸の公園も、伊豆市の案内では無料・定休日なしとされている。川沿いの路地はそもそも通り道だ。かかるのは鉄道とバスの運賃だけになる。
行く前に
独鈷の湯に定休日はない。ただし伊豆市は、入浴はできず足湯としても使えないと明記している。浸かるなら対岸の公園へ回ることになる。湯屋そのものが川床に立っているので、川の水位が高い日は見え方が変わる。
別ルート
車の場合、観光協会は東名沼津インターまたは新東名長泉沼津インターから、伊豆縦貫道・伊豆中央道・修善寺道路を経由して約30分としている。国道1号と136号だけで向かうと約50分になる。
降りたあと
修善寺駅ののりば1から、修善寺温泉行きの東海バスに乗って終点まで。観光協会は約10分としている。降りたところがもう温泉街だ。川へ下りると、水の中に屋根を掛けた建物が立っている。それが独鈷の湯である。