
静岡・富士宮No.782★★★地図で見る →
白糸の滝
富士山の南西のふもと、崖の岩肌そのものから地下水が湧き出し、無数の白い筋になって落ちる。国の名勝および天然記念物で、世界文化遺産「富士山」の構成資産でもある。
- 起点富士宮駅
- 約30分バス・約30分
- 降車白糸の滝観光案内所前(富士急静岡バス)
- 徒歩
- 白糸の滝
場所
静岡のほかの記事 16件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 音止の滝同じ指定範囲にある一条の滝。歩いて向かうと先に現れる
- 上の展望スペース階段の手前にある舗装された見晴らし台。下りなくても崖の全幅が見える
- 滝つぼの遊歩道崖の下まで下りる道。滝が滝つぼを取り囲む位置に立てる
- 溶岩層の境目溶岩流が古い泥流堆積物に乗る水平の線。ここから水が横に出る
実際の行き方
- 滝に最も近い鉄道駅、JR富士宮駅まで出る。
- 富士宮駅→白糸の滝(富士急静岡バス・約30分)。
- バス停→駐車場→音止の滝→白糸の滝の展望スペース(徒歩)。
- 展望スペース→滝つぼへ下りる階段、同じ道を戻る。
- 富士宮駅から富士急静岡バス
- JR富士宮駅→(富士急静岡バス・白糸の滝方面、約30分)→白糸の滝観光案内所前。そこから展望スペースまでは数分。富士宮駅は滝に最も近い鉄道駅で、富士山南西側の乗り換え拠点でもある。本数の多い路線ではないので、出発前に乗る便を決めておきたい。
- 富士宮駅へ戻る
- 観光案内所前から同じ路線で富士宮駅へ。日中も便の間隔が空くため、帰り支度をしてから調べるのではなく、着いたときにバス停の時刻表を見ておくとよい。
どんな場所か
白糸の滝があるのは、富士宮市上井出、富士山の南西のふもとだ。ここの岩は二層になっている。下に古い泥流の堆積物、その上に新しい溶岩流。富士山の地下水は隙間の多い溶岩のなかを流れ、越えられない層に突き当たって、境目から横向きに押し出される。だから一本の川が落ちるのではなく、高さ20mほどの水のカーテンになる。湧き出す量は毎秒1.5トンほど。端に一筋だけある色の濃い流れが、川の水による滝だ。細くて音の大きい音止の滝も、同じ指定範囲のなかにある。
おすすめの楽しみ方
駐車場から音止の滝まで徒歩約5分、そこから白糸の滝までさらに同じくらい。急がなくても二つの滝を無理なく回れる。まず舗装された展望スペースで崖の全幅を眺め、それから階段を下りて滝つぼへ。しぶきの届く距離まで近づける。下りる前に、帰りのバスの時刻を確かめておきたい。
歴史・背景
国は1936年、白糸の滝と隣の音止の滝をあわせて名勝および天然記念物に指定した。のちに日本の滝百選にも選ばれている。世界遺産の構成資産としての位置づけは、景色の美しさによるものではない。山とそこから湧く水を聖なるものとして扱ってきた富士信仰の証として数えられている。その信仰の下地となった地形は展望スペースからも読み取れる。二つの岩層の境目が、崖を横一文字に走っている。
行く前に
- 現金
- 富士宮市と市観光協会の案内で料金の記載があるのは駐車場だけで、滝の見学そのものに入場料の案内はない。バス代と駐車料金のために現金を用意しておきたい。
- 行く前に
- 駐車場には営業時間があり、冬季は終了が早い。夕方に車で着くと停められないことがある。滝つぼへ下りる階段は急で、しぶきで濡れている。
- 別ルート
- 車なら東名高速の富士ICから約30分。新東名の新富士IC、中央道の河口湖ICからも道がつながっている。
- 降りたあと
- 白糸の滝観光案内所前で降り、駐車場の側へ入って、音止の滝を経て白糸の滝の展望スペースへ下る道をたどる。