白石城
実写(ライセンス済み)Kirin7739 / CC0

宮城・白石No.1234★★地図で見る →

白石城

history穴場——実はすごい

宮城県南、小さな城下町の真ん中の丘に立つ三階櫓。幕末の後に取り壊され、のちに補強金具を使わない昔ながらの木組みで建て直された。

  1. 起点仙台駅
  2. 約65分JR東北本線+徒歩
  3. 降車白石駅(JR東北本線)
  4. 徒歩
  5. 白石城

狙い目

白石は宮城の観光地図にきちんと載っていて、穴場ではない。それでも静かなのは、多くの旅行者が新幹線で町外れの白石蔵王駅を通り過ぎ、蔵王か仙台へ抜けてしまって、城下町に降りてこないからだ。

場所

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見どころ(歩く順)

大手二ノ門小池 隆 / CC BY 3.0
  1. 大手二ノ門復元された二つの門の外側。石垣の上に白い漆喰の壁と黒い木組みが載る
  2. 大手一ノ門通りと本丸のあいだに最後に構える内側の門
  3. 三階櫓石垣の天端から高さ16.7m。戦後の木造復元天守では最大級とされる
  4. 白石城歴史探訪ミュージアム丘のふもとの展示施設。城と片倉氏についての資料を置く
  5. 片倉家中武家屋敷 旧小関家丘の下、沢端川ぞいに残る家臣の住まい。宮城県指定文化財

実際の行き方

  1. 仙台駅→白石駅(JR東北本線・45〜50分)。
  2. 白石駅→城の丘のふもと(大通りを西へ徒歩)。
  3. 復元された二つの門をくぐって三階櫓へ上がり、中の階段で最上階まで。
  4. 丘を下りて歴史探訪ミュージアム、そこから川ぞいの武家屋敷へ。
JR東北本線・仙台駅から
仙台駅→(JR東北本線で45〜50分)→白石駅。そこから西へ歩いて城の丘まで。徒歩時間は宮城県観光連盟が約10分、城の公式サイトが約15分としている。どちらにしても平坦な一本道だ。
白石駅へ戻る
同じ通りを東へ歩いて白石駅に戻り、東北本線で仙台方面へ。通勤時間帯を外すと本数が少なくなるので、帰りぎわではなく着いたときに発車案内を見ておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

白石は宮城の南、西に蔵王連峰を控える盆地の町だ。江戸期には奥州街道が城下を南北に貫き、北へ行けば仙台、南へ行けば福島へ出た。城はその町の真ん中の低い丘に建ち、いまは益岡公園になっている。上りきったところにあるのは天守ではなく三階櫓だ。仙台藩の支城という格と幕府への配慮から、天守とは呼ばず大櫓と名づけられた。門も土塀も櫓もすべて木で建て直されたが、その下の石垣だけは当時のものが残っている。

おすすめの楽しみ方

開館の午前9時に着けば、建物を落ち着いて見られる。中の階段は急で、柱も梁もむき出しのまま残されているから、最上階からの眺めと同じくらい、上っていく過程そのものが見どころになる。ふもとのミュージアムと川ぞいの武家屋敷は、同じ足で回れる距離にある。

歴史・背景

白石は仙台と南の諸国をつなぐ街道の要だった。伊達政宗の側近だった片倉景綱が1602年に入城し、以後260年あまり片倉氏の城として続く。1615年に江戸幕府が一国一城令を出したときも、仙台藩は仙台城に加えて白石城を残すことを認められた。数少ない例外である。城は1874年に売却されて取り壊され、丘は公園になった。三階櫓と大手の二つの門が木造で建て直されたのは1995年のことだ。

行く前に

現金
白石城は入館有料。ふもとの歴史探訪ミュージアムと武家屋敷もそれぞれ有料で、三館の共通券がある。白石駅はSuicaなどのICカードと現金の両方が使える。
行く前に
開館は午前9時から。閉館は4月〜10月が午後5時、11月〜3月が午後4時で、入館は閉館の30分前まで。周りの益岡公園は開けた公園なので、開館時間外でも門や土塀、石垣は外から見られる。
別ルート
仙台からは東北新幹線で白石蔵王駅という手もあり、市の観光案内は約15分としている。ただし駅は町外れの田のなかにあり、城の公式サイトはそこからのタクシーを約5分としている。車なら東北自動車道の白石インターから約10分。レンタサイクルは駅と白石城で借りられる。
降りたあと
白石駅を出て城側へ、正面の通りを西へまっすぐ丘に向かう。途中ずっと屋根の上に櫓が見えている。通りの突き当たりが復元された二つの門で、本丸へはその中を通って上がる。