岡山のマスカット
実写(ライセンス済み)Akiramorimoto85 / CC BY-SA 4.0

岡山西・倉敷船穂No.1026★★★地図で見る →

岡山のマスカット

〜倉敷・船穂のガラス温室の産地〜

food王道を、いちばんいい形で

日本のマスカット・オブ・アレキサンドリアは、その大半が岡山のガラス温室のなかで実る。高梁川の西岸・倉敷市船穂には、そのハウスに囲まれて農協の直売所があり、切ったばかりの房が等級ごとに並ぶ。

  1. 起点岡山駅
  2. 約55分JR+徒歩
  3. 降車西阿知駅(JR山陽本線)
  4. そこから
  5. 岡山のマスカット

場所

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見どころ(歩く順)

船穂支所hyolee2 / CC BY-SA 4.0
  1. 高梁川西阿知と船穂のあいだを流れる大きな川。西へ渡る
  2. 船穂支所集落の中心。市の支所と公民館、コミュニティタクシーの停留所が集まる
  3. JA船穂直売所等級ごとのマスカットと地の野菜が並ぶ農協の売り場
  4. 丘のガラス温室集落の北側の斜面を段になって上がるぶどうハウスの列

実際の行き方

  1. 岡山駅→西阿知駅(JR山陽本線・倉敷方面)。
  2. 西阿知駅→船穂(高梁川を渡って西へ、徒歩約35分)。
  3. 集落の中心のJA直売所へ。買ったら、北の斜面に段になったハウスの列を見上げる。
JR山陽本線+徒歩
岡山駅→(JR山陽本線・倉敷、福山方面)→西阿知。そこから高梁川を渡って西へ、徒歩でおよそ35分。直線でおよそ1.8km、道はほぼ平坦な集落の道だ。日中の本数は多いので、時刻表を細かく調べる必要はない。
西阿知駅へ戻る
来た道を東へ、川を渡って西阿知駅まで戻り、JR山陽本線で岡山、あるいは倉敷へ。ぶどうは暖かい鞄の中で弱るので、一日の最初ではなく最後に寄るほうがいい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

マスカット・オブ・アレキサンドリアは、岡山が果物の産地として名を上げるもとになったぶどうで、国内で穫れるものの9割ほどが岡山県産だ。露地ではなくガラス温室で育てる。高梁川の西側がぶどう畑ではなくハウスの列に見えるのは、そのためだ。倉敷市船穂は、その主産地のひとつにあたる。北の丘陵にハウスが段になって上がり、南の平地にも同じ屋根が広がる。集落のまん中には、地域の農協であるJA晴れの国岡山が直売所を構えていて、切ったばかりの房が等級ごとに並ぶ。贈答用が上の段、家庭用が下の段という具合だ。

おすすめの楽しみ方

開くのは8時半、閉まるのは16時半で、年明けの三か月だけ16時に早じまいする。マスカット・オブ・アレキサンドリアが台に載るのは5月下旬から、夏にシャインマスカットとニューピオーネが続き、秋の紫苑で季節が終わる。ぶどうの時期を外すと売り場はスイートピーと野菜になるので、行く日は実に合わせたい。

歴史・背景

マスカット・オブ・アレキサンドリアがエジプトから世界へ広がったのは、日本に来るずっと前のことだ。日本では露地栽培がうまくいかず、岡山が1886年にガラス室へ入れて初めて実らせた。以来この土地のぶどうは、屋根の下で育てるものであり続けている。船穂の強みは地形にある。北に丘、南に平地、そのあいだを高梁川が流れる。のちにシャインマスカットやニューピオーネが同じハウスに加わったが、もとのマスカットが押しのけられることはなかった。

行く前に

現金
売り場に入るのは無料。値は等級で決まり、贈答用の箱と家庭用のパックでは桁がちがう。地域の農協の直売所なので、カードが使える前提では行かず、現金を持っていきたい。
行く前に
年末年始は休み。冬のあいだは土曜も休みになり、閉まる時刻も早くなる。ぶどうの季節を外すと、目当ての棚そのものが無い。
別ルート
車がないなら、新倉敷駅南口から直売所の脇の船穂公民館へ向かう地区のコミュニティタクシー(船穂線)がある。月曜から土曜、決まった時刻に走り、予約は要らない。車で行くなら駐車場は35台分。
降りたあと
西阿知駅から西へ、高梁川を渡って船穂へ。直売所は集落のまん中を通る道沿い、公民館のすぐ北にある。