
沖縄・宮古諸島No.884★★地図で見る →
来間島
〜来間大橋の先の畑と夕日の島〜
宮古島の南西に浮かぶ低い島。浅瀬をほぼ一直線に渡る農道橋でつながっている。橋が着く側に集落がひとつあり、あとはサトウキビの畑。西の海岸には浜が並ぶ。
- 起点宮古空港(車で南西へ・来間大橋経由)
- 約25分レンタカーで橋を渡る
- 来間島
狙い目
来間島は行きにくい島でも、知られていない島でもない。おしゃれなカフェや雑貨屋が次々に開いていると、県の観光サイトがわざわざ書いているくらいだ。この島が保っているのは、むしろ規模のほうである。集落はひとつ、あとはサトウキビ畑の区画、そして東と西で表情の変わる海岸線。探し当てる面白さではなく、横断する面白さがある。
場所
沖縄のほかの記事 4件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 来間大橋宮古島から渡る一直線の橋。すぐ脇に与那覇前浜が伸びる
- 竜宮城展望台島の東端に建つオレンジ屋根の三階建て。海峡側と島側の両方が見渡せる
- 集落島にひとつだけの集落。展望台のすぐ内側にある
- 来間遠見集落の北、高台に残る火番盛の跡
- 長間浜低木の帯を抜けた先の西向きの浜。島の夕日はここで見る
実際の行き方
- 宮古空港→レンタカーかタクシーで宮古島を南西へ。
- 来間大橋を渡り、竜宮城展望台の駐車場まで登る。
- 集落へ下り、北の来間遠見の高台へ。
- 西側の長間浜で夕日を見て、橋を戻る。
- 宮古空港から車で
- 宮古空港から竜宮城展望台まで約25分、と宮古島観光協会が示している。道は宮古島を南西へ横切って与那覇の海岸に出て、来間大橋を渡り、島の高台へ上がる。展望台には駐車場がある。宮古島に鉄道はないので、レンタカーかタクシーになる。
- 宮古空港へ戻る
- 同じ道を逆にたどる。レンタカーの返却時間も別に見込んでおきたい。来間島から出る時刻表つきの交通はないので、帰り方は渡る前に決めておくほうがいい。
どんな場所か
来間島は宮古島の南西の海にある、周囲9キロほどの低い島だ。浅い海の上を1,690メートル、来間大橋がほぼ一直線に渡していく。農道として架けられた橋で、開通した当時は同じ種類の橋として日本一の長さだった。沖縄県の観光サイトによれば、島の集落は橋が着く東側にひとつあるだけで、残りはほぼすべてが耕作地である。東側は切り立った崖、西側は浜へ落ちていく。この地形が一日の順番を決めてくれる。まず展望台と集落、最後に西の浜だ。
おすすめの楽しみ方
まず展望台へ登るのがいい。県の観光サイトもそう勧めている。島と海峡がひと回りで見渡せて、あとの行き先の位置関係が頭に入るからだ。午後遅くは西側の時間になる。長間浜は夕日に向いているが、低木のあいだの入口は暗くなると見つけにくい。日が落ちてからの光の引きは早いので、そのあと橋を渡って帰るなら余裕をみておきたい。
歴史・背景
来間大橋が開通したのは1995年3月。農道として架けられ、当時は同じ種類の橋として日本最長だった。橋の歴史がまだ浅いぶん、島の古いほうの目印は今も高いところに残っている。集落の北の高台に立つ来間遠見は、琉球王国が船の接近を見張った先島諸島の火番盛のひとつで、国の史跡に指定されている。国土地理院も、その名前で地点を記録し続けている。渡る手段はすっかり変わったが、まわりの畑の区割りはあまり変わっていない。
行く前に
- 現金
- 展望台には駐車場があり、トイレと土産店、食堂が併設されていると観光協会が案内している。展望台にも浜にも料金の設定はない。集落のカフェや店は小さな個人店で、協会の案内にカード可の記載はないため、現金を持っておくほうが確実だ。
- 行く前に
- 島の東側は崖で、西側の浜には砂の上に設備がない。夏から初秋にかけては台風が宮古諸島を通り、橋の通行も島への便も短い予告で変わりうる。観光協会は、この一帯の東向きの海岸に廃油ボールが漂着したという注意も出している。
- 別ルート
- 宮古島側の与那覇前浜から始めるという順序もある。浜は海峡を挟んで来間島と向かい合っているので、そのあと橋を渡ると、さっきまで自分が立っていた景色の中に着くことになる。展望台からは、その浜を反対側から見返せる。
- 降りたあと
- 宮古空港から島を南西へ横切り、与那覇の海岸から橋に入る。来間島に上陸するとすぐ道は登りになる。展望台の駐車場は登りきったところ、橋のたもとから少し走った先で、集落はそのすぐ内側にある。