池間島
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

沖縄・宮古諸島No.863★★地図で見る →

池間島

〜島全体が鳥獣保護区の島〜

nature穴場——実はすごい

宮古島の北西の先にある島。長く低い橋を車で渡って着く。島は全域が鳥獣保護区で、その理由は周りのサンゴ礁の海ではなく、真ん中を埋めている葦の湿原のほうにある。

  1. 起点宮古空港(車で北へ・池間大橋経由)
  2. 約35分レンタカーで橋を渡る
  3. 池間島

狙い目

池間島は宮古島北部をまわるルートに必ず入ってくる。橋は宮古の看板になっている眺めのひとつで、渡り終えたところに駐車場と売店と休憩所がある。静かなのは島の内側のほうだ。多くの人は橋を撮って引き返してしまうが、保護区の理由になっている湿原は、そこから周回路を数分走った先にある。

場所

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見どころ(歩く順)

池間湿原(ユニムイ)Paipateroma / CC BY-SA 3.0
  1. 池間大橋宮古島からの渡り。左右に海峡の浅瀬が開ける
  2. 池間島側の休憩所橋を渡りきったところの駐車場・売店・展望のスペース
  3. 池間湿原(ユニムイ)島の中央に広がる葦原と水面。保護区が守っている鳥の場所
  4. 池間島灯台北西岸、礁の縁の上に立つ白い塔
  5. 沖の八重干瀬島の北に横たわるサンゴ礁群。国の名勝および天然記念物

実際の行き方

  1. 宮古空港→レンタカーかタクシーで宮古島を北上。
  2. 池間大橋を渡り、池間島側の休憩所に駐車。
  3. 周回路を内陸へ。島の中央の湿原ユニムイへ。
  4. そのまま北西岸の灯台へまわり、橋を戻る。
宮古空港から車で
宮古空港から池間大橋まで一般道で約35分、と宮古島観光協会が示している。道は宮古島を北へ縦断し、島の北西端から橋に入る。宮古島に鉄道はないので、レンタカーかタクシーになる。
宮古空港へ戻る
同じ道を逆にたどる。レンタカーなら返却の時間を別に見ておきたい。池間島の側に時刻表のある交通はないので、帰り方は島に渡ってからではなく渡る前に決めておくのが安全だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

池間島は宮古島の北西の端から約1.5キロ。あいだの海峡に池間大橋が1,425メートル架かっている。沖縄県の観光サイトは、この島が全域を鳥獣保護区に指定されていること、渡り鳥の中継地であることを記している。理由は海岸線ではなく内陸にある。島の中央のくぼ地を、ユニムイと呼ばれる広い葦の湿原が埋めているのだ。もとは海とつながった入り江で、干拓と漁港の工事によって閉じられた。島の北の沖には、道からは見えないところに八重干瀬のサンゴ礁群が横たわる。県が国の名勝および天然記念物として挙げている場所である。

おすすめの楽しみ方

橋で止まらずに周回路を一周してしまうといい。短いループだが、湿原と灯台と北岸がひとつながりになる。葦原は真昼より午後遅くの光のほうが表情が出る。真昼は色が平らになってしまう。保護区の本来の主役である鳥を見たいなら、真夏ではなく渡りの季節を選びたい。

歴史・背景

池間大橋が開通したのは1992年。これで島は宮古島北部のドライブコースの一部になった。中央の湿原は見た目より歴史が浅い。もとは開いた入り江で、干拓と漁港の工事に閉ざされ、残った淡水に葦原が育った。北西岸の灯台は橋より古く、いまも八重干瀬へ向かう船に礁の縁を知らせている。そのあいだずっと、御嶽を中心とした祈りの習わしが続いてきたと県の観光サイトは書いている。

行く前に

現金
橋のたもとには駐車場とトイレ、池間島側には売店と休憩所があると観光協会が案内している。湿原にも海岸にも料金の設定はない。この島でお金がかかるのは、売店と燃料、そして八重干瀬へ出る船くらいだ。
行く前に
島全体が保護区なので、葦原は分け入る場所ではなく眺める場所として扱いたい。湿原は道から見るのがいい。夏から初秋にかけては台風の通り道で、橋の通行も島への便も短い予告で変わる。観光協会はこの一帯の東向きの海岸に廃油ボールが漂着したという注意も出している。
別ルート
島ではなく礁へ渡るという選び方もある。池間島を拠点にしたダイビング・シュノーケルの船が八重干瀬へ出ていて、これは道からはまったく見えない。県の観光サイトも、この島のもうひとつの見どころとして扱っている。
降りたあと
宮古空港から道は北へ、本島の先端まで上がって橋に入る。車は売店と休憩所のある池間島側に停め、そこから周回路をたどると島の内側の湿原に着く。